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1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/06/24(土) 16:44:55 ID:7VP1nKAA
私の名は喪黒福造……人呼んで笑ゥせぇるすまん
ただのセールスマンじゃございません
私の取り扱う品物は「心」……人間のココロでございます
この世は老いも若きも男も女も、心の寂しい人ばかり
そんな皆さんのココロのスキマをお埋めいたします
さて、今日のお客様は――
≪24歳学生≫
ただのセールスマンじゃございません
私の取り扱う品物は「心」……人間のココロでございます
この世は老いも若きも男も女も、心の寂しい人ばかり
そんな皆さんのココロのスキマをお埋めいたします
さて、今日のお客様は――
≪24歳学生≫
2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/06/24(土) 16:45:36 ID:7VP1nKAA
――大学――
大学職員「この単位の取得状況では、今年も卒業は厳しいですよ」
学生「……そうですか」
大学職員「学生さんは、将来の展望についてどうお考えですか?」
学生「どうと言われても……」
大学職員「目標もなく留年を重ねても、卒業後のことをきちんと考えていないと前には進めませんよ」
大学職員「一度、大学を休むという選択肢も考えてみてください」
大学職員「あなた自身の人生のために、どういう選択をするのがベストなのか。自分でしっかりと考えてくださいね」
学生「はい……」
大学職員「この単位の取得状況では、今年も卒業は厳しいですよ」
学生「……そうですか」
大学職員「学生さんは、将来の展望についてどうお考えですか?」
学生「どうと言われても……」
大学職員「目標もなく留年を重ねても、卒業後のことをきちんと考えていないと前には進めませんよ」
大学職員「一度、大学を休むという選択肢も考えてみてください」
大学職員「あなた自身の人生のために、どういう選択をするのがベストなのか。自分でしっかりと考えてくださいね」
学生「はい……」
3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/06/24(土) 16:46:07 ID:7VP1nKAA
――飲み屋――
学生「んっ……んっんっ」
学生「プハ――――ッ」
学生「大将! ビール! ビール!」
大将「おい、学生。ちと飲み過ぎだろう。今日はもうこの辺でやめときな」
学生「飲まなきゃやってられないんすよぉ……ああー」
大将「ホラ見ろ、もうフラフラじゃねぇか。今日は酒代はいいから、さっさと帰れ」
学生「頭に来ますよ!」
バァン!
学生「んっ……んっんっ」
学生「プハ――――ッ」
学生「大将! ビール! ビール!」
大将「おい、学生。ちと飲み過ぎだろう。今日はもうこの辺でやめときな」
学生「飲まなきゃやってられないんすよぉ……ああー」
大将「ホラ見ろ、もうフラフラじゃねぇか。今日は酒代はいいから、さっさと帰れ」
学生「頭に来ますよ!」
バァン!
4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/06/24(土) 16:46:38 ID:7VP1nKAA
――路上――
学生「はぁー」
学生(人に当たるなんて最低だな……。全部自分が悪いのに……)
ドンッ!
学生「あ、すみませ」
喪黒「いえいえ、こちらこそ」
学生「ッ!?」
学生(何だこいつ……全身黒ずくめ。不審者だってはっきりわかんだね)
学生(絡まれないようにさっさと行こう)
学生「はぁー」
学生(人に当たるなんて最低だな……。全部自分が悪いのに……)
ドンッ!
学生「あ、すみませ」
喪黒「いえいえ、こちらこそ」
学生「ッ!?」
学生(何だこいつ……全身黒ずくめ。不審者だってはっきりわかんだね)
学生(絡まれないようにさっさと行こう)
5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/06/24(土) 16:47:21 ID:7VP1nKAA
喪黒「おや、もう行ってしまわれるのですか。学生さん」
学生「えっ……どうして僕が学生だと分かるんです?」
喪黒「その精悍な顔つきを見れば十中八九、若い学生さんだろうと思いましてね」
喪黒「どうやらまだお酒を飲み足りないご様子。どうです? 袖振りあうも他生の縁。近くのバーで一杯やりませんか?」
学生「ウーン。でもなあ……お金がないし」
喪黒「ご心配なく、ワタシがおごりますよ」
学生「あ、いいすか?」
喪黒「もちろん」
学生「しょうがねえなあ……じゃあ、ちょっとだけ」
学生「えっ……どうして僕が学生だと分かるんです?」
喪黒「その精悍な顔つきを見れば十中八九、若い学生さんだろうと思いましてね」
喪黒「どうやらまだお酒を飲み足りないご様子。どうです? 袖振りあうも他生の縁。近くのバーで一杯やりませんか?」
学生「ウーン。でもなあ……お金がないし」
喪黒「ご心配なく、ワタシがおごりますよ」
学生「あ、いいすか?」
喪黒「もちろん」
学生「しょうがねえなあ……じゃあ、ちょっとだけ」
6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/06/24(土) 16:47:58 ID:7VP1nKAA
――BAR【魔の巣】――
マスター「……」キュッキュッ
喪黒「おやおや、あなた、24歳で学生なのですか?」
学生「そうですねぇ。ダブっちゃいまして……」
喪黒「それは大変ですなあ。大学に通うにはずいぶんお金がかかると聞きますし」
学生「お金がなくて困ってます。親の仕送りも、留年したと伝えたらプッツリ途絶えちゃいましたし」
喪黒「それは困りもので。何か、バイトでもなさっているのですか?」
学生「コンビニとかでバイトをしているのですが、もっと割のいいバイト、どこかにないかなぁっていつも思ってます」
喪黒「ほほう」
マスター「……」キュッキュッ
喪黒「おやおや、あなた、24歳で学生なのですか?」
学生「そうですねぇ。ダブっちゃいまして……」
喪黒「それは大変ですなあ。大学に通うにはずいぶんお金がかかると聞きますし」
学生「お金がなくて困ってます。親の仕送りも、留年したと伝えたらプッツリ途絶えちゃいましたし」
喪黒「それは困りもので。何か、バイトでもなさっているのですか?」
学生「コンビニとかでバイトをしているのですが、もっと割のいいバイト、どこかにないかなぁっていつも思ってます」
喪黒「ほほう」
7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/06/24(土) 16:48:39 ID:7VP1nKAA
学生「はぁー、でも……もし卒業できても、その先のことなんて……全然考えられないですよ」
喪黒「何をおっしゃいます。まだまだお若いあなたなら、この先何だってやっていけますよ。何か、好きなモノは無いのですか?」
学生「好きなモノですか? やっぱり王道を行くソープ系ですかね」
喪黒「ほう、ソープですか。ですが、お高いのでは?」
学生「ピンキリですよね。僕、両刀なので、どっちでもイケるタイプなんですよ」
喪黒「それは頼もしい限りですねえ。見たところ、体もよく鍛えていらっしゃるようで」
学生「そうなんですよ。体はいつも鍛えてますね。僕、できたらですけど、将来は体を使って出来る仕事がいいと思ってるんです。頭はよくないので」
喪黒「体を使う仕事ですか。具体的には、どういう?」
学生「あ、あの……。恥ずかしい話ですけど……子どもの頃の夢は俳優になることでして」
学生「こう、かっこいいアクション系のドラマに出て……有名になって……みんなの人気者になりたいって……」
学生「そんな気持ちがあって、ずっと体は鍛えてるんですけど……。現実問題、俳優なんてなれるわけがないし……ただの夢で終わっちゃいそうですけど」
喪黒「何をおっしゃいます。まだまだお若いあなたなら、この先何だってやっていけますよ。何か、好きなモノは無いのですか?」
学生「好きなモノですか? やっぱり王道を行くソープ系ですかね」
喪黒「ほう、ソープですか。ですが、お高いのでは?」
学生「ピンキリですよね。僕、両刀なので、どっちでもイケるタイプなんですよ」
喪黒「それは頼もしい限りですねえ。見たところ、体もよく鍛えていらっしゃるようで」
学生「そうなんですよ。体はいつも鍛えてますね。僕、できたらですけど、将来は体を使って出来る仕事がいいと思ってるんです。頭はよくないので」
喪黒「体を使う仕事ですか。具体的には、どういう?」
学生「あ、あの……。恥ずかしい話ですけど……子どもの頃の夢は俳優になることでして」
学生「こう、かっこいいアクション系のドラマに出て……有名になって……みんなの人気者になりたいって……」
学生「そんな気持ちがあって、ずっと体は鍛えてるんですけど……。現実問題、俳優なんてなれるわけがないし……ただの夢で終わっちゃいそうですけど」
8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/06/24(土) 16:49:11 ID:7VP1nKAA
学生「~~~ッ」ゴクゴクゴク
学生「アッー……」
喪黒「なるほど。あなたのお気持ち、よく分かりました」
喪黒「こちら、ワタシの名刺です」
学生「えっと、……喪黒福造さん?」
学生(あなたのココロをお埋めします……?)
喪黒「明日、名刺の裏に載せている住所にぜひお立ち寄りください」
学生「はあ」
喪黒「俳優になりたいというあなたの望み、ワタシが力添えして差し上げましょう。当面必要となるお金も稼ぐことができて一石二鳥ですよ」
学生「本当ですか? えっでも……これって何かの詐欺なんじゃ。俳優にしてやるって言ってお金をだまし取るとか、そういう」
喪黒「いいえ、ワタシはお金をいっさい受け取りません。お客様に喜んでいただければ、それが何よりの報酬でございます……ホッホッホッホ」
学生「アッー……」
喪黒「なるほど。あなたのお気持ち、よく分かりました」
喪黒「こちら、ワタシの名刺です」
学生「えっと、……喪黒福造さん?」
学生(あなたのココロをお埋めします……?)
喪黒「明日、名刺の裏に載せている住所にぜひお立ち寄りください」
学生「はあ」
喪黒「俳優になりたいというあなたの望み、ワタシが力添えして差し上げましょう。当面必要となるお金も稼ぐことができて一石二鳥ですよ」
学生「本当ですか? えっでも……これって何かの詐欺なんじゃ。俳優にしてやるって言ってお金をだまし取るとか、そういう」
喪黒「いいえ、ワタシはお金をいっさい受け取りません。お客様に喜んでいただければ、それが何よりの報酬でございます……ホッホッホッホ」
9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/06/24(土) 16:49:47 ID:7VP1nKAA
――廃ビル――
学生「この建物みたいだな……」
学生「……古びたビルだけど、大丈夫なのか?」
学生「やっぱり騙されたんじゃ……」
喪黒「学生さん」
学生「うわっ! も、喪黒さん」
喪黒「そろそろ来られる頃合いと思いまして、見に来ました。さあさあ、中へ入ってください、どうぞ」
学生「この建物みたいだな……」
学生「……古びたビルだけど、大丈夫なのか?」
学生「やっぱり騙されたんじゃ……」
喪黒「学生さん」
学生「うわっ! も、喪黒さん」
喪黒「そろそろ来られる頃合いと思いまして、見に来ました。さあさあ、中へ入ってください、どうぞ」
10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/06/24(土) 16:50:17 ID:7VP1nKAA
ざわ・・ ざわ・・
学生「あれ、さっきまで静かだったのに……中に人がたくさんいる」
学生「これ……撮影スタジオ?」
学生「喪黒さん、これはいったい?」
学生「あれ、喪黒さん?」
監督「君が学生くんだね?」
学生「え、誰ですか?」
監督「何だね。その口のきき方は。私が監督だ。君の出演作品の監修も務めさせてもらう」
学生「監督って……」
監督「君の演技には期待をしているよ。さっそく演技指導に入るから、準備するように」
学生「僕が……演技を?」
監督「そうさ。君の演技がこの作品の出来を決めるんだ。役者として誇りを持って演じてほしい」
学生(僕が……俳優に!)
学生「はい! 頑張ります!」
学生「あれ、さっきまで静かだったのに……中に人がたくさんいる」
学生「これ……撮影スタジオ?」
学生「喪黒さん、これはいったい?」
学生「あれ、喪黒さん?」
監督「君が学生くんだね?」
学生「え、誰ですか?」
監督「何だね。その口のきき方は。私が監督だ。君の出演作品の監修も務めさせてもらう」
学生「監督って……」
監督「君の演技には期待をしているよ。さっそく演技指導に入るから、準備するように」
学生「僕が……演技を?」
監督「そうさ。君の演技がこの作品の出来を決めるんだ。役者として誇りを持って演じてほしい」
学生(僕が……俳優に!)
学生「はい! 頑張ります!」
11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/06/24(土) 16:50:56 ID:7VP1nKAA
――――――――
――
――まず「家さあ」だ
『まずうちさぁ……』
『お前のことが好きだったんだよ!』
『イキすぎィ!』
『この辺にぃ、美味いラーメン屋の屋台、あるらしいですよ』
『菅野美穂』
――じゃあ、オ○ニーとか?
『やりますねえ!』
『出そうと思えば(王者の風格)』
『ブッチッパ!』
――
――まず「家さあ」だ
『まずうちさぁ……』
『お前のことが好きだったんだよ!』
『イキすぎィ!』
『この辺にぃ、美味いラーメン屋の屋台、あるらしいですよ』
『菅野美穂』
――じゃあ、オ○ニーとか?
『やりますねえ!』
『出そうと思えば(王者の風格)』
『ブッチッパ!』
12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/06/24(土) 16:51:32 ID:7VP1nKAA
喪黒「学生さんの出演作品が店頭にも並ぶようになりましたねえ」
学生「お久しぶりです。喪黒さん」
喪黒「おや、学生さん」
学生「喪黒さんのおかげで、僕は俳優としてデビューできました。好きなことをやって、お金までもらえて、本当に幸せです。ありがとうございました」
喪黒「ホホホ……それはよかった。おっと、一つだけ言い忘れていたことがありました」
学生「はい? 何です?」
喪黒「いいですか学生さん。今後もこのお仕事を続けていくおつもりならば、もう二度と、ソープを利用してはいけませんよ」
喪黒「これは約束です。よろしいですね」
学生「おかのした」
学生「お久しぶりです。喪黒さん」
喪黒「おや、学生さん」
学生「喪黒さんのおかげで、僕は俳優としてデビューできました。好きなことをやって、お金までもらえて、本当に幸せです。ありがとうございました」
喪黒「ホホホ……それはよかった。おっと、一つだけ言い忘れていたことがありました」
学生「はい? 何です?」
喪黒「いいですか学生さん。今後もこのお仕事を続けていくおつもりならば、もう二度と、ソープを利用してはいけませんよ」
喪黒「これは約束です。よろしいですね」
学生「おかのした」
13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/06/24(土) 16:52:03 ID:7VP1nKAA
――――――
――
「ホラホラホラホラホラホラホラホラホラホラ!」
「ひゃあっ・・あっあっあんっ・・・・・らめぇーっ」
学生「フゥー、気持ちいいー」
学生(喪黒さんはああ言ってたけど、やっぱり王道のソープ系はやめられねえな)
学生(約束破っちゃったけど)
学生「ま、多少はね」
喪黒「学生さん」
学生「ファッ!?」
――
「ホラホラホラホラホラホラホラホラホラホラ!」
「ひゃあっ・・あっあっあんっ・・・・・らめぇーっ」
学生「フゥー、気持ちいいー」
学生(喪黒さんはああ言ってたけど、やっぱり王道のソープ系はやめられねえな)
学生(約束破っちゃったけど)
学生「ま、多少はね」
喪黒「学生さん」
学生「ファッ!?」
14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/06/24(土) 16:52:39 ID:7VP1nKAA
喪黒「あれほど約束したのに……これはもう仕方がありませんなあ」
学生「わ、悪気はなかったんですよ! ヤバイと思ったけど性欲を抑えきれなくて……」
喪黒「言い訳は無用です」
学生「喪黒さん許して!」
喪黒「ドーーーーン!!!!」
学生「ぬああああああああああああああああああんッ」
学生「わ、悪気はなかったんですよ! ヤバイと思ったけど性欲を抑えきれなくて……」
喪黒「言い訳は無用です」
学生「喪黒さん許して!」
喪黒「ドーーーーン!!!!」
学生「ぬああああああああああああああああああんッ」
15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/06/24(土) 16:54:02 ID:7VP1nKAA
――――――
――
カタカタカタカタ
野獣先輩『イキすぎィ!』
「くさい」
「キモい」
「汚物」
「うんこの擬人化」
「野獣死ね」
「ステハゲ」
「一生ネットの晒し者」
「元はホモビ」
……
カタカタ
元学生「死にてえなあ……」
――
カタカタカタカタ
野獣先輩『イキすぎィ!』
「くさい」
「キモい」
「汚物」
「うんこの擬人化」
「野獣死ね」
「ステハゲ」
「一生ネットの晒し者」
「元はホモビ」
……
カタカタ
元学生「死にてえなあ……」
16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/06/24(土) 16:54:38 ID:7VP1nKAA
カタカタ
『うぃいいいいいいいいいいい↑っす!どうも、シャムで~す!』
元学生「ぷっ」
元学生「……明日も頑張ろう」
『うぃいいいいいいいいいいい↑っす!どうも、シャムで~す!』
元学生「ぷっ」
元学生「……明日も頑張ろう」
17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/06/24(土) 16:55:31 ID:7VP1nKAA
喪黒「オーホッホッホ……、これで元学生さんも有名な人気俳優としてインターネット上でひっぱりだこ」
喪黒「とはいえ、常に世間の目に晒され、言いたい放題言われて飽きられたら見向きもされなくなる俳優業」
喪黒「何とも因果な商売でありますなあ……」
喪黒「ホッホッホ……オーーーホッホッホッホ……」
おわれ
喪黒「とはいえ、常に世間の目に晒され、言いたい放題言われて飽きられたら見向きもされなくなる俳優業」
喪黒「何とも因果な商売でありますなあ……」
喪黒「ホッホッホ……オーーーホッホッホッホ……」
おわれ




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