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1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/05(月) 21:03:52.711 ID:4WlUI4VY0.net
サターニャ「魔界通販で超能力者になれる薬を買ったわっ! これを飲めばガヴリールに勝てる」

サターニャ「じゃあ早速っ!」ゴクゴクゴク

サターニャ「なんか力がみなぎってくるわっ! はあっ!」フワフワ

サターニャ「物が浮いた!! 成功ね!! 早速ガヴリールの所に行きましょう。はあっ!」

サターニャ「自分も浮かせることが出来るのね。これでガヴリールの家までひとっ飛びよ!!」


2: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/05(月) 21:04:11.214 ID:4WlUI4VY0.net
ガヴリールの家

サターニャ「ガヴリールっ!」

ガヴ「なんだ、サターニャ。窓から入ってくるなよ、玄関使えよ」

サターニャ「ガヴリールっ! 私が浮いてるのよ!! 不思議に思わないの?」

ガヴ「不思議も何も悪魔って空飛べるだろ」

サターニャ「それもそうね……。ならこれよっ! はあっ!」フワフワ

ガヴ「何やってるの?」

サターニャ「私、超能力が使えるようになったのよ!! ガヴリール勝負してっ!!」

ガヴ「勝負って……何するんだよ」

サターニャ「それは超能力を使った勝負に決まってるでしょ!」

ガヴ「私、超能力使えないぞ」

サターニャ「なら、ガヴリールにも薬買ってあげるから、超能力勝負しましょうよ」

ガヴ「私まで超能力者にしたら意味ないんじゃないか? それなら超能力を使わない勝負をした方が早いだろ」

サターニャ「むうぅ……。また来るからねっ!!」

3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/05(月) 21:04:27.293 ID:4WlUI4VY0.net
サターニャ「それにしても超能力って便利ね。念じただけで遠くの物は動かせるし、歩かなくても浮いて移動できるし、最高だわ」

サターニャ「ああ~楽」

4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/05(月) 21:06:17.871 ID:4WlUI4VY0.net
数週間後

サターニャ「今日で薬の効果が切れるわ。超能力が使える生活も終りね、結構楽しかったわ」

サターニャ「よいしょっと。あれ? 体が重い。久しぶりに体重計に乗ってみようかしら」

サターニャ「体重が増えてる!? 超能力で横着したから?? 足が太い……二の腕がすごい……お腹も出てる……くびれもなくなってるわ!!」

サターニャ「そんな……こんなんじゃ……」

5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/05(月) 21:08:47.021 ID:4WlUI4VY0.net
サターニャ「ヴィネット、助けて!!」

ヴィーネ「サターニャどうしたの?」

サターニャ「太ったのよ。ダイエットに付き合って……」

ヴィーネ「え!? そういえば全体的に体が丸くなったような気がするわね……。毎日ちょっとずつしか変わらなかったから気付かなかったわ」

サターニャ「助けてくれる?」

ヴィーネ「当然じゃないっ! 私たち友達でしょ」

サターニャ「ヴィネット! 私ヴィネットが友達で良かったわっ!!」

6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/05(月) 21:10:24.642 ID:4WlUI4VY0.net
翌朝

ヴィーネ「サターニャっ! ほら、走って。運動神経良かったのに、随分体力落ちたわね」

サターニャ「はぁ……はぁ……。超能力使い過ぎて……。んはぁ……。怠けてたからね……」

ヴィーネ「走るのが難しいなら、歩きましょう。ほら、頑張って」

サターニャ「はぁ……はぁ……。頑張る」

7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/05(月) 21:11:30.268 ID:4WlUI4VY0.net
朝食

ヴィーネ「はい、ご飯よ」

サターニャ「量は意外と普通ね」

ヴィーネ「しっかり食べてしっかり運動をする、これがダイエットの基本よ。ちゃんと食べてね」

サターニャ「はーい」

9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/05(月) 21:12:41.504 ID:4WlUI4VY0.net
ガヴ「サターニャ」

サターニャ「ひぃ!」

ガヴ「どうしたんだ?」

サターニャ「何でもないわよ。なんの用?」

ガヴ「いや、最近ヴィーネといつも一緒にいるから何してるのかなと思って」

サターニャ「何もしてなわよ。ねぇ、ヴィネット(太った事言わないでよ)」

ヴィーネ「(分かってるわよ)そうよ。気のせいじゃない」

ガヴ「そうか?」

10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/05(月) 21:14:16.368 ID:4WlUI4VY0.net
サターニャ「ヴィネット、絶対に私が太った事言わないでよ! 特にガヴリールには」

ヴィーネ「分かってるわよ。でもどうしてガヴリール? ラフィエルじゃないの?」

サターニャ「どうしてもよ! 理由なんてないわ!!」

ヴィーネ「最近ガヴリールと話してないしどうしたの?」

サターニャ「何でもないって!」

12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/05(月) 21:16:05.454 ID:4WlUI4VY0.net
サターニャ「最近、全然痩せないわ……。もうやめたい」ポロポロ

ヴィーネ「大丈夫よ、サターニャ。一緒に頑張りましょう」

サターニャ「ヴィネット……」

ヴィーネ「さ、食べて。しっかり食べてしっかり運動をする、これがダイエットの基本よ」

サターニャ「そんなことしたって痩せないわ!! もう無理っ!」

ヴィーネ「大丈夫。大丈夫。私が付いてるから」

サターニャ「ヴィネット……。私頑張るわ!!」

14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/05(月) 21:17:07.923 ID:4WlUI4VY0.net
サターニャ「体重が元に戻った!! やったわヴィネット、あなたのおかげよ」

ヴィーネ「そんな事ないわよ。サターニャが頑張ったから」

サターニャ「これでやっとガヴリールに面と向かって話せるようになったわ」

ヴィーネ「あんまり迷惑かけないようにね」

サターニャ「分かってるわよっ!!」

ヴィーネ「また太りそうになったら、私の所に来てね。またダイエット食作ってあげるわ」

サターニャ「何から何までありがとね、また来るわっ!!」

15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/05(月) 21:18:35.518 ID:4WlUI4VY0.net
サターニャ「ガヴリールっ! 何かしましょう」

ガヴ「何かするって……。何するんだよ」

サターニャ「何でもいいでしょ!! 何かするのよ!」

ガヴ「それよりもさ……」

サターニャ「何?」

ガヴ「今晩私の家の近くにある公園に来てくれないか」

サターニャ「いいわよっ! 何かするの?」

ガヴ「いや……ちょっと話があるんだ」

サターニャ「話?」

ガヴ「とにかく来いよな!!」

17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/05(月) 21:21:39.594 ID:4WlUI4VY0.net


ポタポタ(雨の音)

サターニャ「あ、ガヴリール。傘もささずに待ってたの?」

ガヴ「ああ。ずっとサターニャを待ってた」

サターニャ「ねぇ、雨降ってるし、家の中で話さない?」

ガヴ「今すぐ話したいことがあるからな、ここで話そう」

サターニャ「話って何?」

ガヴ「話はな……これだっ!!」ガッ

サターニャ「うわぁ!? なに!? 何でいきなり殴るの!?」

ガヴ「それはな」バキッ

サターニャ「痛いっ」

ガヴ「サターニャが」ゴッ

サターニャ「いやぁ!」

ガヴ「半年近くも」バキ

サターニャ「やめて!」

ガヴ「ヴィーネを」バキッ

サターニャ「ガヴリールっ!」

ガヴ「奪ったからだ」ドッ

サターニャ「あっ!」

ガヴ「はぁ……はぁ……」

ザー(雨の音)

18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/05(月) 21:23:31.498 ID:4WlUI4VY0.net
ザー(雨の音)

ガヴ「はぁ……はぁ……」

サターニャ「ヴィネットを奪ったなんてそんな……」

ガヴ「ヴィーネはな、サターニャのダイエットに付き合い始めてからというもの、私の部屋掃除はしてくれない、料理はしてくれない、宿題は教えてくれない。つまり、私に全く構ってくれなくなったんだ!!」

サターニャ「ガヴリール……」

ガヴ「私はヴィーネが好きなのに……。それをサターニャが奪ったんだ!!」ゴン

サターニャ「ガヴリール……。ごめんなさい。ガヴリールの気持ちも考えずにいて」

ガヴ「なら、好きなだけ殴らせろっ!!」ガン

サターニャ「……」

ガヴ「私のヴィーネを返せ!!」バキィッ

ヴィーネ「ガヴリールやめて!!」

ガヴ「ヴィーネ……」

ザー(雨の音)

22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/05(月) 21:26:39.547 ID:4WlUI4VY0.net
ザー(雨の音)

ヴィーネ「どうしてこんな事するの!? サターニャは何も悪い事なんてしないじゃない!!」

ガヴ「したんだよ! 私からヴィーネを奪いやがって!!!」ガァン

ヴィーネ「だからやめて!! これからはガヴリールに構ってあげるから!!」

ガヴ「ヴィーネ、どうしてこいつが私に殴られ続けているか分かるか? それはな、サターニャが私を好きだからなんだ!!」

ヴィーネ「え!?」

ガヴ「痩せようとしたのだって私に醜い姿を見せたくないためだし、私と話をしなくなったのだって私に太った姿をなるべく見せようとしたくなかったからだ!!」ゴン

サターニャ「ガヴリール……気付いてたの?」

ガヴ「当然だろ!! 何ヶ月お前と一緒にいると思ってるんだ!!」ガン

ヴィーネ「お願い……やめて。私のサターニャをいじめないで……」

サターニャ「私のって………」

ガヴ「まさかヴィーネ」

ヴィーネ「そうよ、私はサターニャが好きなの」

ガヴ「なんだって……」

ヴィーネ「痛かったでしょ。雨も強くなってきたし、さぁ、行きましょうサターニャ」

ガヴ「でもヴィーネ……サターニャは」

ヴィーネ「いいわ、絶対に私を好きになってもらうもの」

サターニャ「ヴィネット……」

ガヴ「そんな馬鹿悪魔のどこがいいんだよっ!」

ザー(雨の音)


23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/05(月) 21:28:08.000 ID:4WlUI4VY0.net
最初はサターニャが太ってダイエットするって話だったんだけど、オチが思いつかなくて別の話のオチに考えてたやつを無理やりくっつけた

25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/05(月) 21:30:19.966 ID:aHA/BFbi0.net