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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/09(水) 01:16:30.53 ID:AJKKcgxv0
兄「最近周りがインフレしてきて勝つのがしんどくなった……」
(↑能力バトルアクション)

弟「僕もう今やってるバトルゲーム飽きちゃった……」
(↑コロコロ系ホビーゲーム)

姉「マンネリ化って切実よね……」
(↑4コマ系学園コメディ)

妹「お姉ちゃんたちはまだいいでしょ! 私なんか人生の黒歴史刻んでるんだよっ!?」
(↑魔法少女)








2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/09(水) 01:17:11.85 ID:AJKKcgxv0
兄「魔法少女たって、どうせパターンで勝ちが約束されてるからいいだろ」

兄「同じ変身、いつもの技、萌え萌えふりふりポーズ決めて大勝利」

妹「何よ何よ、好きでやってるわけじゃないもん!」

妹「大体お兄ちゃんの勝ちだって、いっつもお決まりのパターンじゃん!」

兄「まぁ確かに『新技』『覚醒』『とっさの機転』ってのがパターンなのは認める」

兄「でもそこにたどり着くまでが常に命がけなんだよ。必死にならないと助からんぞ」

妹「私だって必死だもん! 魔法少女ってほとんど毎回ピンチになるの知らないの?」

弟「ピンチといえば僕もそうだよ。なぜかいっつも、あと一歩まで追い詰められるんだ」

姉「弟君がやってるゲームってなんだったっけ」

弟「カードロボット……知恵のカードと勇気のロボットで悪の組織をやっつけるの……」

兄「テンション低いな」

弟「ここでしか言えないけど、僕、このゲーム飽きちゃってるんだ……」

弟「もっと強いカードとかロボットとかあるのに、僕のはいつもデッキもロボも固定でさ」

弟「そりゃあ新しいのもいくつか使うけど、それ以前に僕はもっと違う遊びがやりたい」

兄「飽きか……俺ら全員それに通じるものあるよな……」




4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/09(水) 01:18:07.34 ID:AJKKcgxv0
兄「その点、姉貴は気楽でいいよな」

姉「なんで?」

兄「普通の日常送れてさ、毎日友達とワイワイ楽しくやってるじゃないか」

姉「あのね。私だって大変なの」

姉「面白くないボケにぬるいツッコミ、三文コントで拘束される学校生活」

姉「悪ノリやドタバタの煽りで、深刻な被害こうむることだって日常茶飯事だし」

姉「風評だって、陰で『あ、あのときあんなことしてた○○さんだプークス』なんてザラだし」

兄「そ、それだったら俺らだって言われてるかもしれないじゃないか」

姉「あんたと妹ちゃんは一応一般人には正体隠してるでしょ」

姉「弟君の界隈に至っては、なんか憧れの象徴みたいになってるし」

弟「やめてよ……これ以上仲間が増えてむやみに信頼されるのいやだよ……」

兄「そうそう。主人公サイドっていう社会はどんどん膨らむんだよな」

妹「私……正体がバレたらどうしよう……もうまともな社会に出れない……」

弟「僕なんてこのゲームしか能がないから、これ取り上げられたらもう……」

兄「やめろ! 将来がどうとかいう話は!!」




5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/09(水) 01:19:24.29 ID:AJKKcgxv0
兄「話題を変えよう……ところでみんな、いまどんな状況なんだ? 参考までに」

弟「僕はこの前最終決戦があって、やっとのことでライバルに勝ったんだけど」

弟「なんかすぐに新しい敵の組織が出てきて、宣戦布告されちゃった……」

妹「私は今は新展開もなく落ち着いてる方かな。友達と学校生活楽しんだり、お出かけしたり」

妹「といっても外に出たら大体敵が悪さしてるから、いつも変身する羽目になるけど」

姉「私はこの間、学校で修学旅行があったんだけど」

姉「いつものメンバーと終始くだらないコント繰り返して、ろくに観光できなかった」

兄「なるほど……みんな苦労してるんだな」

弟「兄ちゃんは?」

兄「やばい」

兄「今とある事情で女の子匿ってるんだけど、そのせいで三勢力から的にされてる」

兄「早急に『新たな能力』に目覚めないと、今度下手したら瞬殺されてしまう」

姉「えっ。こんなとこで愚痴ってるヒマあるの」

兄「いや、今日は集まるついでに助言を求めに来たんだ。というわけでお願いします」

妹「えっ私!?」




6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/09(水) 01:21:21.20 ID:AJKKcgxv0
妹「……結論」

妹「お兄ちゃんの能力と私の魔法には、なんの縁もゆかりもないので助言は無理です」

兄「そこを何とか。今回はかなり行き詰ってるんだよ」

姉「↑なんか女の子にお金をたかるクズみたい」

兄「↑姉貴のキャラって学校にいるとき絶対そんなセリフ言わないよな!」

弟「カードをたかる大人の人たちならいたなぁ。あの人たちクズなのかな」

妹「お兄ちゃん、大変なのはみんな同じなんだから頑張りなよ」

兄「いやでも、相手の口約束の期日(『一週間後だ……』)はもう3日後なんだよ」

兄「こうなったらお前もう助っ人に来てくれ。来てください」

妹「絶対イヤ。私の戦い方なんて所詮は素人芸だし」

妹「それにお兄ちゃんの敵って、変身シーンも技モーション中も待っててくれないでしょ」

兄「まぁ奴ら本気だからな。けど凝ったセリフ回しや技名なんかは叫んだりするぞ」

弟「あっ、それこっちでもあるある」

弟「ゲーム中は2秒で終わるプレイが、なぜか2分もかかっちゃうんだ」

姉「面倒くさいねえ」




8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/09(水) 01:23:21.06 ID:AJKKcgxv0
兄「はーもうどうすれば。今度こそ殺されるかもしれん」

妹「でもお兄ちゃんが匿ってる女の子って、可愛いんでしょ」

兄「まぁ可愛いさ。ただ変身したお前くらいコスプレ度高いけどな」

妹「じゃあガールフレンドできて万々歳じゃん。十分報われてんじゃん」

兄「待て、俺は少なくともあと3人くらいのヒロインに好意を寄せられてるんだぞ」

妹「なにそれ。破裂してよ」

兄「お前だってアイドルだから、たくさんの好意を寄せられてるじゃないか」

妹「純真な幼いファン以外からの不特定多数の好意なんておぞましい限りだよ」

兄「大きなおともだちだっておともだちだろ?」

妹「意味不明な迷言生み出さないで!」

姉「ていうかさ、大体あんたって恋愛沙汰には鈍感じゃなかったっけ」

兄「いやいや、まともな神経してたら絶対気付くって。鈍感のフリもしんどいんだ」

姉「出ましたフリ。私たちってホント演技派だよね」

弟「でも兄ちゃん主人公だから実際カッコイイよね」

兄「ありがとうな。お前も主人公だからカッコイイぞ特に髪型」




9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/09(水) 01:24:18.12 ID:AJKKcgxv0
弟「実は僕も鈍感扱いされてるんだけど」

弟「今のヒロインちゃん、今すぐ告白したいくらい好きだよ」

妹「あんですと」

姉「ヒュー弟君てばスミに置けないねえ」

弟「正直いま付き合ってるゲームのことなんか忘れて、ヒロインちゃんと遊びたい」

兄「本音だよな。主人公やってる時は↑の法則が逆になるもんな」

妹「でもその娘、どうせゲームのルールも分からずに応援してるだけでしょ」

妹「どう考えても退屈でしょ。毎度毎度つき合わされちゃってかわいそう」

弟「そんなことないよ。僕が勝つと笑顔で喜んでくれるよ」

姉「演技だよ。と思ったけど多分弟君くらいの年代なら本物なんだろな。うらやましい」

弟「でも最近はずっと対戦続きだったから、全然おしゃべりできてないんだ……」

妹「皮肉ね。二人の仲を妨げる恋の障害が、当のゲームってわけ」

兄「お前しっかりキープしとけよ。そういう空気キャラって下手すると消えるから」

弟「そうなの!?」

姉「正ヒロインは消えないって。あんたんとこに出てくる不遇な娘と一緒にしなさんな」




11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/09(水) 01:27:42.90 ID:AJKKcgxv0
兄「というか毎回毎回戦ってばっかりだし、息抜き(回)も息抜きにならないし」

兄「たまには思いっきり別のことがしたい」

弟「じゃあカードロボットやってみる? 結構楽しいよ。最初のうちは」

兄「やる気そがれるような勧め方すんなよ」

姉「私やってもいいけど、多分一回使いきりのネタで終わると思う」

妹「お姉ちゃんもたまには別のことやりたかったりするの?」

姉「もちろん。魔法少女以外はね」

妹「ちぇっ」

兄「おい、お前こそ命を懸けた能力バトルやらないか。てかそういう魔法少女いるんだろ?」

妹「私のはそういう特殊なスタンスじゃないの! あくまでお子様向けなの!」

妹「お兄ちゃんこそ一回くらい魔法少女になってみればいいじゃない!」

兄「俺ちゃんとした能力者だから余計タチ悪いな。しかも変態になっても敵は容赦してくれん」

姉「男が魔法少女になるネタなんてまだまだ現役だけど」

妹「あそうだ、弟君ならビジュアルもいいし、きっと需要ある魔法少女になれるよ!」

弟「なにそれ全然うれしくないよ!」




12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/09(水) 01:32:00.05 ID:AJKKcgxv0
兄「しかし誰か別んとこの空気を味わうってのも悪くないかもしれんな」

妹「私やだよ真剣勝負のバトルなんて!」

兄「いやいやレギュラー参入じゃなくて、あくまでモブのゲストとしてだな」

姉「ああ背景のエキストラみたいなものね。量産型の地味人間Aってことね」

弟「面白いかも!」

妹「じゃあ私お姉ちゃんのところがいい。普通の学校生活送ってみたい」

姉「私は弟君のところがいい。流行りのゲームが絶好の暇つぶしになりそう」

弟「僕は……やっぱりヒロインちゃんと気ままに遊べたらどこでもいいや」

弟「でも兄ちゃんのとこは危なそうだからパスしたいな」

兄「俺のとこ人気ないな!」

兄「能力者でありふれた世界、楽しいぞ! スリリングだぞー!」

妹「だって私知ってるもん。そういうのの一般人って大体悲惨な巻き込まれ方するって」

姉「非能力者ってだけで格差できてるしねえ。一般人は良いことないよ」

弟「怖いよね」

兄「ちくしょー俺だって他人事でありたいんだよ!」




13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/09(水) 01:36:46.06 ID:AJKKcgxv0
姉「ところでみんなさ。兄弟設定はどうやりくりしてる?」

兄「な、何の話だよ。俺らは都合上それぞれ一人っ子でいるしかないだろ」

弟「僕、お兄ちゃんがいることになってるよ。背が高くて長い銀髪の」

兄「なんでだよ!?」

弟「悪の組織のクールな凄腕プレイヤーなんだ。僕とは生き別れなんだってさ」

妹「私、妹がいることになってるよ」

兄「なんでまた!?」

妹「小学2年生の大人しくてかわい~い妹なの。不思議なチカラを持ってるのよ」

姉「私にはお姉ちゃんがいる」

兄「なぜよ!?」

姉「ぐうたらダメ系社会人姉貴。まぁあの人が出る回は面白い方かな」

兄「どうなってんだよお前ら。じゃあ俺……俺達は何の集まりなんだよ!」

姉「それはそれ。これはこれ。現実との区別は先方だってついてるって」

兄「現実? 俺たちが主人公やってるときは非現実? でもだっていま……あれ?」

妹「ま、深く考えないほうがいいって。きっと知っちゃいけないことなんだよ」




15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/09(水) 01:41:40.28 ID:AJKKcgxv0
弟「でも兄ちゃんって何で一人っ子なの? 僕たちは別の兄弟いるのに」

姉「それはね、その方がハーレム計画に都合がいいからよ」

弟「ハーレムって?」

兄「いたらんこと吹き込むな! たぶんアレだ」

兄「代わりに親父が大物務めてるからだ。敵勢力の一つのボスなんだよ」

姉「うそ。私のとこじゃお父さんなんていない(もといまだ登場してない)けど」

弟「僕のとこもいない!(最初からいなかったかのように)」

妹「私のとこにはいるよ。今朝トーストかじりながら新聞読んでた」

兄「なんだそれ。俺のとこの親父は、目血走らせながら本気で殺しにくるというのに」

妹「なにそれ。私のお父さんはダンディズム溢れるクールスマイルパパなのに」

弟「僕、妹ちゃんとこのお父さんがいい」

兄「俺もだ!」

姉「何にせよ、家族観っていうの? たまにこうやって集まらないと狂っちゃうね」

妹「というか私たちの本当の親って誰だったっけ?」

兄「やめろ! なんか怖くなってきた!!」




16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/09(水) 01:44:41.54 ID:AJKKcgxv0
姉「ねえ。ちょっとあんたさ、『劇中』での主人公やってみせてよ」

兄「な、なんだよ急に」

姉「ヒマだし。一回くらい生で演技見せて」

妹「あーそれ私も気になってた。なんか技とか出せるんでしょ? やってみて!」

弟「僕もそれ見てみたいな」

兄「ええ……なんでせっかくの休みにわざわざ主人公なんか……」

姉「はいスタート! ほら、敵が出てきた! いつもの敵!」

兄「いつの敵だよ!」

姉「『ふん。やはり貴様ではあの子は守れんようだな』」

兄「くっ……『そんなことはやってみなくちゃ分からねぇだろ!』」

兄「『俺は○○との約束は絶対守る! 何が目の前に立ちふさがろうとだ!』」

妹「おーすごい、やっぱ声色違うんだー」

兄「『今こそ目覚めろ……俺の新たな能力よ……最後の力よ!』」

兄「ところがまだ目覚めるメドが立ってないんだな、これが」

弟「ええー……」




17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/09(水) 01:49:40.20 ID:AJKKcgxv0
姉「なんか急に素に戻るとギャップ萎えするっていうかー寒くなるね」

妹「お兄ちゃんってずっと主人公してればいいのに」

兄「ずっと主人公なんかしてたら、本当の俺を見失ってしまう!」

兄「それよりちゃんとお前らもやれよな! 人にさせたんだから当然だろ!」

姉「やだよ」

妹「絶対ヤダ」

弟「あ、じゃあ僕やる」

兄「どうぞどうぞ」

弟「じゃあえーっと……『負けるわけにはいかないんだ! ボクのターン!!』」

姉「やだかわいい」

妹「弟君って主人公も素も変わらないから好印象だよね」

弟「『この瞬間、ロボットスピリットがエナジーが2ポイントたまるよ!』」

弟「『さらにロボットパーツのライフが『カードを捨て『相手の捨て札を『この瞬間――」

弟「『エナジーを消費して『レベルチェンジ! 発動効果は『さらにお互いカードを――!」

兄「おいターンが終わらんぞ!!」




19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/09(水) 01:53:36.08 ID:AJKKcgxv0
弟「はぁ……最初の方は分かりやすかったんだけど、今じゃこんな感じ」

兄「何でそうなった」

弟「シンプルな戦いだとどうしても大味になっちゃうから……」

姉「マンネリからの脱却が新たなマンネリを生む悪循環よねぇ」

妹「でも弟君すごい、よくあんな長い呪文みたいなのスラスラ言えるねぇ」

弟「僕これしか能がないから……」

姉「そんなことないよ。私弟君にはこれからも頑張って欲しいな」

妹「困ったことがあったらすぐに言ってね」

兄「この俺との扱いの差! なぁ!」

弟「兄ちゃん」

兄「甘やかされるなよ弟よ! お前ちやほやされるのも今のうちだけだぞ!」

弟「ど、どうすればいいの……?」

兄「勉強しろ! お前学校の成績は!?」

弟「な、なんとか平均よりは上だけど……」

兄「何っ!? ま、まじか」   姉「ほんとあんた救えないわね」




20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/09(水) 01:58:42.06 ID:AJKKcgxv0
兄「おい妹! 次はお前の番だ!」

妹「えっ?」

兄「俺も弟も主人公やったんだからお前も変身ぐらいしてみせろ!」

妹「『わ、私そんなの無理だよぉ~』」

兄「!?」

妹「『さっきからうるさいわねー、マスコットは大人しくしときなさいよ!』」

妹「『エッ? 敵? 大変、すぐに変身しなくちゃ!』」

妹「『○○パワー××チェンジ!』で演出飛ばして『◇◇参上! 覚悟してよね!』」

妹「とまあこんな感じ」

姉「女の子に磨きがかかってるねぇ、騙せる騙せる」

兄「おい肝心の変身シーンは!?」

妹「えっ……そんなに私の変身見たいの? お兄ちゃん気持ち悪い……」

兄「い、いやそういう意味じゃなくて、ちゃんとした主人公をだな!」

弟「妹ちゃん、可愛かったよ」

妹「ほんと? ありがと♪ どっかの変態お兄ちゃんとは大違いね」  兄「ハァ!?」




21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/09(水) 02:04:38.15 ID:AJKKcgxv0
弟「姉ちゃんは主人公やらないの?」

姉「うーんやる必要ないっていうか……」

兄「おい自分だけずるいぞ!」

姉「いや、強いて言うならいまやってる感じに近いかも」

妹「どゆこと?」

姉「こういう下らない会話がそのまま本編なの」

兄「いまいちよく分からんからキャラ被ってみろよ」

姉「『は~い。キャラかぶったよ~』」

弟「姉ちゃん、それ僕のキャップ帽だよっ」

姉「『じゃあ今からこのキャップ帽を【キャラ】と命名します!』」

弟「キャしか関係ないよ!」

姉「『キャー!』 はい返すね」

妹「えーつまんない」

兄「今みたいなの繰り返すの?」

姉「繰り返すわけよ。毎日毎日やってるとさすがにダレちゃうのよ」




22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/09(水) 02:08:14.97 ID:AJKKcgxv0
兄「一通り主人公をちょろっとだけ演じ合ったけど」

兄「少なくともみんな楽そうではないな」

弟「ゲームのテキスト覚えるの楽じゃないよー」

妹「終始ネコ被って変身するの疲れるよー」

姉「キャラ被ってギャグひねりだすの大変だよー」

兄「命をかけて特殊な能力で女の子守るのキツイよー」

弟「↑女の子を守るために戦うだなんて最高じゃないの?」

妹「↑↑守れるだけの能力が与えられてるだけマシだし」

姉「↑↑↑その子がその台詞聞いたらどう思うかとか考えないわけ?」

兄「なんで俺ばっかりボロクソに叩かれるんだよ!」

弟「僕叩いてなんかないよっ」

姉「なんかこう、私らの中じゃ私らの中でキャラが決まってるのよね」

妹「素の付き合いならもうポジションも揺るがないしね」

兄「もうキャラとかポジションとかやめろ! 俺達兄弟だろ!」

弟「兄ちゃんなに言い出してるの……」




23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/09(水) 02:09:51.65 ID:unh2lQp4O
兄すげえ楽しそう




28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/09(水) 02:15:57.04 ID:AJKKcgxv0
兄「はぁ……主人公代われないかな」

姉「能力バトルなら可能性はあるかもね」

弟「えっどういうことなの、ずるい!」

姉「ずるくないよ。お兄ちゃんにとっちゃ悲惨な可能性だから」

兄「そういう主役交代は願い下げだわ!!」

妹「私は定期で交代するからちょっと気が楽。いま折り返しぐらいかな」

弟「えぇーずるい。僕なんて終わりが見えないのに……」

姉「大丈夫、流行らなくなったら自動的に下ろされるよ」

兄「最年少なのに残酷な仕打ちだな!」

妹「お姉ちゃんは?」

姉「私のはサザエさん方式だからねー。終わる時はいきなり終わらせてくれるかも」

弟「ウチキリ? ってこと?」

姉「えらい! よく知ってるねー」

妹「シリーズものの魔法少女って打ち切りなんてないから期待できないなー」

兄「お前らそれ以上のメタ発言はやめろ!」




29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/09(水) 02:16:59.31 ID:AJKKcgxv0
ピリリリリリ ピリリリリリリ

兄「!? ケータイ……」

姉「アニソンじゃない着信音なんて」

兄「げっ、仲間からだ……ちょっとすまん」ピッ

兄「『どうした、××?』」

*「『いまどこにいる!』」

兄「『ああ……ちょっと一人になりたくってな』」

*「『すぐに戻ってこい、大変なんだ! 奴ら期日前に攻めてきやがった!』」

兄「『なんだって!? 分かった、すぐ行く』」

*「『例の新たな能力、大丈夫なんだろうな!?』」

兄「『ああ、ばっちりだ。すぐに向かう、それまで持ちこたえてくれ』」

*「『おう! 頼りにしてるぜ!』」プツッ

兄「……」

兄「どぼしよう」

妹「とっとと行けば」




32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/09(水) 02:21:14.47 ID:AJKKcgxv0
兄「それじゃ行ってくる……」

弟「兄ちゃん大丈夫?」

兄「大丈夫じゃない……でも土壇場で何とかなる気がする」

妹「いつも通りじゃん」

姉「『骨は拾ってあげるよー』」

弟「兄ちゃん気をつけてね」

兄「ああ、お前もカード頑張れよ」

弟「う ん … … 」

妹「私もそろそろ行こっと。仲間の回終わった頃だろうし」

姉「私も戻ろ。ネタ出来上がってる頃だし」

兄「じゃあここらで解散だな」

兄「お前ら最終回まで頑張れよ! じゃあな!!」

弟「またね!」

姉「おつかれー」

妹「お疲れ様ーっ」




33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/09(水) 02:21:58.92 ID:AJKKcgxv0
――――――――――――――――――――――――

母「ふふっ」

母「いい脚本できちゃったっと!」

END




34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/09(水) 02:22:29.23 ID:AJKKcgxv0
寝ます 付き合ってくれた人ありがとう おやすみ




35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/09(水) 02:23:21.77 ID:unh2lQp4O
>>34
おつ
よかったぜ