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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 01:28:14.81 ID:7WMQWYVYO
女「(えっ…誰?私、妹なんていないけど…)」

女の子「お姉ちゃん!私、○○駅にいるの!遊びに行こ!」


女「えーと…ゴメンなさい…間違い電話では?」

女の子「お姉ちゃん、私のこと嫌いなんだ…」

今にも泣きそうだった。








5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 01:37:42.78 ID:7WMQWYVYO
女「(と、とりあえず、この場をどうにかしなければ…)」

女の子「お姉ちゃん?」

女「き、嫌いじゃないわよ!だ、大好きだよ!」

女の子「私も!お姉ちゃんだーいすき!」

女「(か、かわいい~)」

そこで女にちょっとした、悪戯心が生まれた。




6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 01:48:28.51 ID:7WMQWYVYO
女「えーと○○駅にいるって言ったわよね?」

女の子「うん!そうだよ」

女「今から行くわ。君の携帯の番号教えてくれないかしら?」

女の子「あれっ?お姉ちゃん、壊れて携帯持ってなかったんじゃなかったけ?」

女「あ、新しく買ったのよ」

女の子「なーんだ。早く言ってくれればいいのに」

番号を教える女の子。どうやらどこか抜けているようだ。




8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 01:56:23.37 ID:7WMQWYVYO
女「はい、ありがとう。駅着いたら電話するね。ちゃんとでてね」

女の子「わかった!」

電話を切る女。

女「なんか、凄い悪いことしてるような気がするわ…でもかわいい声してたし、なんか期待しちゃうな~」

会った時の言い訳を考えてながら、出掛ける支度を始めた。




13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 02:08:07.00 ID:7WMQWYVYO
駅にて


女「(さて、着いたわ)」

電話を取り出し、着信ボタンを押す。

発信音が2回なった後、すぐに女の子が出た。

女の子「もしもし、お姉ちゃん~」

女「今、駅に着いたわよ」

女は辺りをキョロキョロ見回す。

すると、女と同じく、辺りをキョロキョロ見回す女の子を見つけた。

女「今見つけたわ。すぐ行くわ」




17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 02:18:42.12 ID:FM63XOAU0
お、すんなり合流か




19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 02:20:12.94 ID:7WMQWYVYO
女「こんにちは」

女の子「お姉ちゃん、だ~れ?」

女「(うっ…声もかわいいけど、見た目もちょーかわいい~!」

女「えーとね、アナタお姉ちゃんに遊ぼうって電話したでしょ?でもお姉ちゃん、急に用事が出来ちゃって、来れなくなっちゃったから、友達の私が代わりに遊んでくれって頼まれちゃったの。私じゃ駄目かな?」

女の子「なーんだ、そうだったんだ。なら大丈夫たね!」

女「(大丈夫かしら、この子…まっ、かわいいからいいか)」

女の子「じゃ、いこ!」

そう言うと、二人は歩きだした。




20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 02:32:09.65 ID:7WMQWYVYO
女の子「お姉さん、名前なんていうの?」

女「(うっ…ヤバッ…考えてなかった…本名出すのはマズイよね…)」

急いで思案する女。

女「え、えーと、私は咲って言うのよ。よ、よろしくね」

昨日放送していた、アニメのキャラの名前を使った。

女の子「咲お姉ちゃんっていうんだ~私は亜夢っていうんだよ。よろしくね!咲お姉ちゃん!」




21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 02:33:42.06 ID:FM63XOAU0
何たくらんでるんだろう




22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 02:41:06.21 ID:7WMQWYVYO
咲「よろしくね!(この子いろいろ抜けてれけど、そこがまたかわいい!)」


亜夢「咲お姉ちゃん!遊園地連れてって」

可愛い目で懇願する亜夢。咲は何かあるかもしれないと思い、お金を多めに持ってきていた。亜夢が頼めば、服の一つや二つ買ってやるつもりだ。


咲「(電車に乗ればそう遠くないわね)いいわよ」

二人は遊園地に向かうことにした。




23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 02:49:58.26 ID:7WMQWYVYO
遊園地にて


亜夢「着いた~早く行こ!咲お姉ちゃん」


咲の手を引っ張る亜夢。

亜夢「メリーゴランド乗ろ!」

優雅な時を過ごす二人。

亜夢「次はアレ乗ろ!」

ジェットコースターを指指す亜夢。と言っても、そこまで高くない、子供用のようだ。

咲は亜夢に引っ張られながらも、かなり楽しんでいた。




25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 02:55:52.01 ID:7WMQWYVYO
亜夢「ジェットコースター楽しかったね!咲お姉ちゃん」

咲「そうだね」

ニコニコ笑う亜夢。それにつられて咲も笑ってしまう。

亜夢「咲お姉ちゃん。次、お化け屋敷入ろうよ」

咲「い、いいわよ」

お化け屋敷の中に入って行く二人。中は足元だけが照らしてある。周りはよく見えない。

咲「(こういうの苦手なんだよな~ウウッ恐い…)」




26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 03:11:42.01 ID:7WMQWYVYO
その時、横にある仕掛けが突然光りだし包帯を巻いたミイラが声をあげ出てきた。

咲「キャー!!!!!」

亜夢に抱きつき、ブルブル震えている。

亜夢「咲お姉ちゃんは怖がりだな~」

咲「だって~」

咲はいろいろな仕掛けを乗り切り、お化け屋敷ん後にした。

咲「怖かったよ~ウッウッ…」

亜夢「咲お姉ちゃんは怖がりだなぁ。よしよし、泣かないの」

その後も二人はさまざまなアトラクションを楽しみ、遊園地を後にした。




27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 03:14:12.63 ID:QSd3mNy90
先が気になるな




28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 03:21:36.37 ID:7WMQWYVYO
遊園地の帰り



亜夢「咲お姉ちゃん、今日はありがとう。スッゴい楽しかった」

咲「いいえ。(あーあこれで終わりかな…)」

空が徐々に暗くなっていた。

咲「あ、そうだ。亜夢ちゃん。ちょっとあの店入ろうよ」

そう言うと咲は、亜夢の手を引きアクセサリーショップに入っていった。

咲「なんか、好きなの一つ買ってあげる」

亜夢「え、でもお姉ちゃん、お金が…」

咲「いいよいいよ、気にしないで。好きなの買ってあげる」

どうせ会えなくなるのだ。一つくらいなんてことなかった。

亜夢「ホントにいいの?」

咲「ええ。まああんまり高いのもキツイけど」

亜夢「わぁい!咲お姉ちゃんありがとう」




29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 03:32:07.74 ID:7WMQWYVYO
亜夢「私、これにする」

亜夢は可愛らしいハート型のペンダントを手に取った。
亜夢にぴったりそうである。


咲「わかった、これでいいのね」

咲はをレジで支払いを済ませると、亜夢にプレゼントした。

咲「はい、どうぞ。大事にしてね」

亜夢「ありがとう!ねえ、付けてみていい?」

咲「うん、付けてみて」

袋を開けると、咲は亜夢の代わりにペンダントを付けてあげた。




30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 03:42:00.71 ID:7WMQWYVYO
亜夢「似合うかなあ」

咲「すっごく可愛い」

ペンダントが沈みかけの太陽に反射する。

子供っぽい亜夢が、少し大人っぽく見えた。

正直、嘘をついてる罪悪感もあってプレゼントしたペンダントだが、喜んでもらえたようだ。思い出になればなあと咲は思った。

亜夢「咲お姉ちゃん行こ」

咲「うん…」

咲は元気のない声で返事をした。




31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 03:54:46.13 ID:7WMQWYVYO
別れの時が近づいていた。

二人は黙って歩く。

亜夢も別れの時を薄々感じていた。

歩いている内に、最初に出会った駅に到着していた。

咲は亜夢を連れ去ってしまいたい衝動に駆られる。

しかし、そんなことをすれば犯罪者になってしまうだろう。

咲はその衝動を心に押し込めた。

咲「亜夢ちゃん…もうお別れだね。お姉ちゃん寂しいな…」

亜夢「うん…こ、このペンダント大事にするからね」

咲「ありがとう…」

咲の目には涙が流れていた。

咲「あ、あれ?可笑しいね。なんで泣いてるんだろ…」

亜夢「お姉ちゃん…」




32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 04:02:19.37 ID:7WMQWYVYO
亜夢は咲を見て激しく抱き締めた。

亜夢の顔が咲の大きな胸に埋まる。

咲も小さい亜夢を抱き締める。

チラチラ見てる人がいたが、人の目などきにならなかった。

咲「ウッウッ…」

亜夢「お姉ちゃん…」

二人は離れると、少しの間見つめ合っていた。

咲が先に口を開く。

咲「亜夢ちゃん…」

亜夢も涙を流していた。
亜夢「お姉ちゃん…私ね…」

そこで驚きの一言を発する。


亜夢「お姉ちゃんん家に行きたい」




33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 04:08:28.13 ID:7WMQWYVYO
咲「えっ!」

亜夢「私このままお姉ちゃんと別れるのやだよ…」

咲「で、でも、お母さんとか心配するんじゃ…」

亜夢「大丈夫。お母さんには今日遅くなるって、連絡いれておくから。ウチって結構遅くなっても大丈夫なんだよ」

咲「でも…」

亜夢「いろんなことしよ…」

その一言で咲は決心する。

亜夢を連れていく。

もちろん誘拐するわけではない。ちょっと遊ぶだけだ。

亜夢「行こ…」

そう諭されると咲と亜夢は一緒に歩き始めた。




35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 04:14:34.50 ID:7WMQWYVYO
咲の家にて


亜夢「おじゃましまーす」

咲「どうぞ」


亜夢「うわぁ~お姉ちゃんん家可愛くて綺麗」


咲「そう?ありがと。亜夢ちゃんお腹空かない?よかったらご飯作ってあげる」

亜夢「空いてる空いてる。やったー咲お姉ちゃんの手作りだ!」

はしゃぐ亜夢。

咲は冷蔵庫の中を見て、ハンバーグにすることにした。もともと夜に食べようと思ったのだ。

咲「ちょっと待っててね。今作るから」

亜夢「はーい」




36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 04:22:16.42 ID:7WMQWYVYO
料理中


咲はある疑問を考えていた。

咲「(亜夢ちゃんはなんであんなことを…)」

涙を流していた亜夢。
そして

「(お姉ちゃん家に行きたい)」

駅での亜夢の一言だ。

咲「(もしかして私のこと、好きでいてくれてるのかな…)」

顔を赤らめる咲。

咲「(もしそうだったら嬉しいな…)」


モワモワ感が残りながらも、咲はハンバーグをフライパンの上に載せた。




37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 04:31:06.38 ID:7WMQWYVYO
咲「ハンバーグ出来たわよ」


いい匂いが部屋中に漂う。

亜夢「うわぁ~美味しそう」

ご飯を茶碗に盛り付け、野菜をテーブルに置き、味噌汁を装うと、亜夢が


亜夢「うわぁ~」

嬉しいそうな顔をしている。

咲「食べよ」

亜夢「うん!」

咲、亜夢「いっただきま~す」


ご飯とハンバーグを口に頬ばる亜夢。


咲「おいしい?」

亜夢「うん!」

咲「うふふ、ありがと」




39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 04:35:52.49 ID:7WMQWYVYO
食事後


亜夢「あーおいしかった」

可愛いい声を出す亜夢」

咲「よかった」

食器をキッチンに運ぶ。

しかし咲はまだ何か引っかかっていた。

まさかとは思う。
そして亜夢にそれを聞いてしまいたいとも思った。


しかし咲はその考えを打ち消し、食器を洗うことにした。




46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 05:37:10.65 ID:7WMQWYVYO
食器を洗い終わると、亜夢はベッドに座りながらテレビを観ていた。

亜夢「お姉ちゃん、こっち来て」

咲が隣に座ると


亜夢「お姉ちゃんにお願いがあるんだけど…」

モジモジする亜夢。

咲「なあに?」

亜夢「あのね、お姉ちゃんに膝枕して欲しいなーなんて」

咲「いいわよ。しかし亜夢ちゃんは、甘えん坊さんですね」

亜夢「もう、からかわないでよ」

膨れっ面になるも咲の行為に甘える亜夢。

亜夢「お姉ちゃん、いい匂い…」




48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 05:49:02.79 ID:7WMQWYVYO
甘い時が流れる。


亜夢は咲の膝の上で温もりに包まれながら、咲の匂いを楽しんでいた。


その咲は亜夢を見て

咲「(こんなが妹いたらいいのに…)」

咲には妹はいない。一人っ子だ。

妹が欲しいと願ったことはあるが、遂にその願いは叶わなかった。

しかし、今ここに亜夢がいる。

こんなにも可愛いらしい女の子がいる。

そして、亜夢にも…

そこで、さっきの考えが浮かんでしまう。




51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 06:09:46.41 ID:7WMQWYVYO
どうしても聞きたくなってしまう。

しかし咲は聞いてしまった。


咲「亜夢ちゃんって…」

亜夢「ん?なあに?」

咲「あ、亜夢ちゃんってホントに私のこと、お姉ちゃんのお友達と思ってる?」

聞いてしまった。

咲はどうしても引っかかっていた。

何故駅で涙を流しながらあんなことを言ったのか。

亜夢の立場からすれば咲は、お姉ちゃんのお友達なのだ。

それなら、また違う日に約束を取り付けてもらえばいい。

そうすれば、こんな夜じゃなくても会えるわけだ。もちろん咲はお姉ちゃんの友達ではない。駅で別れていたら、もう会えなかっただろが。

では亜夢が、咲を知らない人だと知っていたらどうだろうか。

亜夢が咲をお姉ちゃんのお友達ではないと知っていたら。

そうすれば駅で涙を流しながらあんなことを言ったのも合点がいく。駅で頼みをせずに別れていたら、もう会えなくなっていただろう。

咲は亜夢の言葉を待っていた。




52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 06:16:03.04 ID:7WMQWYVYO
亜夢は答えない。

間違いだったのか。
咲になにか言おうとした瞬間。

亜夢「やっぱわかっちゃったか…」

亜夢が起き上がる

亜夢「お姉ちゃん鋭いんだね」

咲「やっぱりそうだったの…でもなんで私を信用したの?」

やや間があって、亜夢が口を開く。

亜夢「私ね寂しかったんだ。仕事で家にお母さんいないし。お父さんは死んじゃったし」

亜夢が続ける。




54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 06:23:10.20 ID:7WMQWYVYO
亜夢「それにね、ホントはお姉ちゃんもいないの。て言うより一人っ子なんだ」

咲「私もよ、亜夢ちゃん。でも番号はどうやって分かったの?」

亜夢「あれは、ホントに偶然だったんだ。寂しさを紛らわすために適当にいろんな人に電話して、一緒に遊んでくれる人探してたの。まあ殆どの人が間違い電話とか言って切っちゃうんだけどね」

咲「そうだったの…」

亜夢「そこで偶然繋がったのが、咲お姉ちゃんなんだよ」

咲の目を見つめる。




55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 06:32:37.50 ID:7WMQWYVYO
亜夢「最初は切られちゃうって焦ったよ。でもね、お姉ちゃんは駅に来てくれるって言ってくれた時は、スッゴい嬉しかった」

咲「でも、電話番号を教えるのは、不用心過ぎじゃ…」

亜夢「もちろん、最初は教える気はなかったよ。でもね…」

唾を飲む音が聞こえる。

そして…


亜夢「お姉ちゃんは私のこと大好きだよって言ってくれた。
私から一方的に掛けた電話で、そんなこと言われるの初めてだった…だからね、この人なら信用していいかな~なんて思っちゃって」

ペロッと舌を出す亜夢。

亜夢「もちろん、怖そうな人が来たりしたら、知らないフリして逃げようと思ったの。電話番号も変えてね」

亜夢が微笑む。




57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 06:44:31.65 ID:7WMQWYVYO
亜夢「でも、私の前に現れたのは、優しそうで、可愛らしいお姉ちゃんだった。実際、凄い優しくて、私のためにいろんなしてくれてスッゴく楽しかった。この人になら変なことされてもいいかなあなんて…」


咲「亜夢ちゃん…私…」

亜夢「それ以上言わなくていいよだいたいわかってるから。でも誤解しないでね。ホントは改めて言うつもりだったの。こんないい人、嘘ついちゃだめだって…でも結局お姉ちゃんが先に気付いちゃった。もしかしたら私、お姉ちゃんに気付いて欲しかったのかも…」

亜夢は心情を吐露した。




58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 06:55:11.62 ID:7WMQWYVYO
咲「亜夢ちゃん!」

咲は駅で抱き締めたときよりも、きつく抱き締める。咲の大きな胸が亜夢の顔に当たる。

亜夢「ううっー」

咲「あ。ゴメン、苦しかったね」

亜夢「お姉ちゃんおっぱいおっきすぎだよ。でも柔らかくて気持ちいい…」

咲「さ、触ってみる?」

亜夢「う、うん…」

咲は服を脱ぎブラジャーのホックを外すと、主張の激しい大きな胸部を露出した。




59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 07:02:14.02 ID:7WMQWYVYO
亜夢の手が触れる。

亜夢「うわぁ…すごい…」

咲「アアン…」

亜夢の可愛らしい手が咲の胸を揉み回す。

亜夢「お姉ちゃん…………おっぱい吸っていいかな」

咲「ふふふ、いいわよ」

乳首をチューチュー吸う亜夢。

咲「亜夢ちゃんは赤ちゃんみたい。かわいいわ」

優しく頭を撫でる咲。




62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 07:08:16.92 ID:7WMQWYVYO
咲「亜夢ちゃん」

優しく声をかける。

咲「これからいいこと教えてあげる。お洋服脱いで…私も全部脱ぐわ」

お互いに身に付けていた着衣を脱ぐ。

亜夢の身体はまだ大人の身体には程遠い。胸もちょっとしか膨らんでいなかった。

亜夢「恥ずかしい…」

咲「かわいいわよ。さあ亜夢ちゃん足を開いて…」




63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 07:15:25.46 ID:7WMQWYVYO
亜夢「こ、こぉ?」

恥ずかしそうに足を開く。

咲「そうよ…私の真似をして」

咲は自分の女性器に指を当てる。

そして大きくなったクリを指で擦り付けた。

亜夢も見よう見まねでやってみる。
最初はよくわからなかったが、段々気持ちよくなってきた。

咲「どう?気持ちいいでしょ…アンッ……家で一人寂しい時に私のことを思ってやってくれると嬉しいなあ」

亜夢「気持ちいいよお…」




66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 08:05:37.30 ID:7WMQWYVYO
咲「ふふふ、亜夢ちゃん凄いエッチなかおしてる」

亜夢「そ、そんなこと…アンッ」

咲「もっと近くに来て…」

亜夢は恥ずかしがりながらも咲に近づく。お互いのアソコがすぐ近くにある。


亜夢「アンッ!お、お姉ちゃん」

咲「イッちゃうの?イッちゃうのね。私もイクわ!」

二人は果てる。その勢いで咲は亜夢の唇を塞ぐ。

二人の唾液が行き来し、いやらしく混ぜ合う。

唇を離すと咲は、

咲「私、なに変なことやってるんだろ…相手まだ子供じゃん…」




68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 08:17:00.41 ID:7WMQWYVYO
亜夢は初めてのことで放心状態だった。

咲「亜夢ちゃん…ど、どうだった?」

亜夢「き、気持ちよかったよお…」

咲「そう…よかったわ…」

咲は罪悪感に苛まれながら、時計を見る。すぐ後に亜夢も時計を見ると、

亜夢「あ!もうこんな時間!」

甘い空気が一変しておびただしくなる。

咲「あ、ホントだ…なんか、楽しいことしてると時間忘れちゃうね」

亜夢「うん。きっとお姉ちゃんがいてくれたからだね」

咲「は、恥ずかしいよ…そんな素直な目で見られたら…」

亜夢「ふふ、お姉ちゃん可愛いいな」

亜夢はそういい、咲のホッペにキスをした。




70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 08:24:20.74 ID:7WMQWYVYO
二人は服を着て、亜夢は帰り支度をする。

咲はその姿を寂しげに眺めていた。

亜夢「お姉ちゃん、ゴメンね。もう帰んなくちゃ」

玄関に向かう亜夢。

咲「亜夢ちゃん…」

亜夢「そんな寂しい顔しないで」

靴を履く亜夢。
その一つ一つの動作が愛しい。

亜夢「お姉ちゃん、バイバイ」

咲「あっ…」」

亜夢が出ていこうとする。

が、出る直前に、




71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 08:35:23.84 ID:7WMQWYVYO
亜夢「よく考えたらさ、駅でもう会えなくなっちゃうって思ったけど、よく考えたら、お姉ちゃんに電話番号教えてるんだよね」

咲「あっ、そっか。ってことは、私次第で連絡出来たんだ…」

駅ではお互いの住所も、詳しい詳細も知らなかったが、亜夢は咲に電話番号を教えている。

そう。咲次第で連絡をしようと思えば出来たのだ。

咲「私、あの時すっかり忘れちゃってた。駅であんなことを…」

人目を気にせず抱き締めた、あの記憶が蘇る。

咲「(イヤッ…恥ずかしいて死にそう…)」




72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 08:40:51.55 ID:7WMQWYVYO
亜夢「それだけじゃないよ」

亜夢は携帯を取り出しボタンを押す。

と、ほぼ同時に咲の携帯が鳴り出した。

咲は携帯を取る。
相手は亜夢からだった。

咲「私、番号教えたっけ?」

亜夢「お姉ちゃんはドジだなあ。着信履歴に番号ちゃんと残ってるよ」

咲「あっ…」

咲は失念していた。




74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 08:47:19.06 ID:7WMQWYVYO
咲は非通知でかけるのを忘れていた。

自分では非通知でかけていると思っていたが、まだ見知らぬ子に自分も番号を教えていた。

咲「(自分も不用心たなあ。亜夢のこと言えないわ)」

咲が気付くと電話を切る亜夢。

亜夢「コレでいつでもお互いに、連絡出来るね」

咲「うん。また遊ぼうね」

亜夢「じゃあね。お姉ちゃん…」

咲「亜夢ちゃん待って」

咲が引き留める。




75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 08:56:24.43 ID:7WMQWYVYO
亜夢「ん、なあに?」

咲は少し屈むと、亜夢のホッペにキスをした。

咲「さっきのお返し」

亜夢「もう…お姉ちゃんったら」

咲「一人で帰れる?やっぱ送ろうか?」


亜夢「駅近いから大丈夫だよ。お姉ちゃんも心配性だなあ」

咲「ううっ…」


亜夢「じゃ、ホントに帰るね」

咲「うん。バイバイ…」

亜夢「バイバイ。お姉ちゃん、大好きだよ」

大好きだよ。


この一言を残し亜夢は帰って行った。




99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 19:11:38.65 ID:7WMQWYVYO
咲の部屋


咲は部屋中に残っている亜夢の残り香を楽しんでいた。

咲「(亜夢ちゃん匂いが残ってる…)」

咲は大きく深呼吸する。

そうすると、亜夢の残していった匂いが咲の中に吸収され、咲の中で一体化していく。

自分と亜夢が一つになったような気がした。

咲「亜夢ちゃん…」


咲は着ていた着衣を再び脱ぎ始めた。




102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 19:23:42.88 ID:7WMQWYVYO
亜夢移動中


亜夢「(咲お姉ちゃんに、エッチなこと教えてもらっちゃった…)」

亜夢は咲との行為を思い出す。

咲と一緒に行なった、淫靡な行為。

咲と亜夢の乱れた、息づかい。

その時確かに亜夢は感じていた。

罪悪感は多少あったが、咲になら何されてもいいと思った。

我に戻る亜夢。

亜夢「(私、すっごいエッチなこと考えてた…)」

赤くなる亜夢。

亜夢「(で、でも、気持ちよかったし、お家に帰ったらやってみようかな…)」




104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 19:36:50.00 ID:7WMQWYVYO
咲の部屋


咲「(アンッ!……亜夢ちゃん…こんなこと駄目なのに…)」

咲は亜夢を想像で犯しながら、行為に励んでいた。

想像の中で身をくねらせる亜夢。

その小さな身体がくねる度に咲の性器からいやらしい愛液が溢れる。

想像の亜夢が咲に語りかける。

亜夢「お姉ちゃん、大好き…」

咲「(いやぁ…らめぇ…)」

指の擦る速度を上げる。

もう絶頂に近い。

咲「あ、亜夢ちゃんイッちゃう…」

咲は果てた。
同じく想像の亜夢も。
行為後、再び罪悪感に教われる。

咲「私、何やってるんだろ……変態だ…」




105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 19:49:03.28 ID:7WMQWYVYO
亜夢宅


亜夢が帰宅する。

しかし、人っ子一人いなかった。

亜夢「(お母さんまだ帰って来てないんだ…)」

がっくりするも、

亜夢「(でも一人でエッチなこと出来るね)」

亜夢はポジティブに考えることにした。

亜夢は脱衣場に向かうと、着衣を脱ぎ、シャワーを浴びることにした。

亜夢「(お姉ちゃんの匂いがまだ残っている…)」

亜夢は自分の身体に染み付いた咲の匂いを嗅ぐ。

亜夢「(お姉ちゃんの匂い、いやらしい…)」

そうしているうちに、陰部に指がいっていた。




108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 20:14:37.73 ID:7WMQWYVYO
亜夢「ヒャウン!……(あ、お姉ちゃん…)」

亜夢は喘ぎ声を出す。

亜夢「(お姉ちゃん…そこぉ…アア~)」

亜夢も咲と同じく、想像で行為に及んでいた。

亜夢の小さな指が、赤く腫れ上がったクリを擦り付ける。

いけないことだとわかっていてもやってしまう。

しかし亜夢はその快感の虜になっていた。

亜夢「(こ、こんなの、お、お母さんに見つかったら怒られちゃうよお…)」




109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 20:25:02.55 ID:7WMQWYVYO
亜夢「あんっ!お姉ちゃん。お姉ちゃん!」

声が徐々に大きくなっていた。

もう、その声を止めることは出来ない。

咲との行為はあまりにも刺激的過ぎた。

激しくクリを擦りつけながら、割れ目に沿って指を這わせる。

這わせる度に亜夢の身体がビクビク震える。




110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 20:35:31.98 ID:7WMQWYVYO
亜夢「(も、もうイッちゃう!)お姉ちゃん!」

亜夢が絶頂を迎えると同時に、何処からか亜夢を呼ぶ声が聞こえる。

母「亜夢~お風呂入ってるの?」

母親の声とわかると、余韻に浸る時間もない。

亜夢は慌てて返事を返す。

亜夢「お、お母さん~い、今、お風呂だよ」
声が裏返ってしまった。

母親が脱衣場に姿を表す。




113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 20:55:02.43 ID:7WMQWYVYO
母親「あら、お帰りなさい」

亜夢「た、ただいま(い、今の声聞かれちゃったかな)」

母親「あら、顔が赤いわよ。のぼせちゃうから早くあがっちゃいなさいよ」

ドアを閉める母親。

亜夢「(ああー!!!!今の見られちゃったかなあ……やだやだ、恥ずかしいよお……ハァ……もういいや…シャワー浴びちゃお…)」

なんともいえない気分でシャワーを浴びる亜夢であった。




114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 21:09:42.58 ID:7WMQWYVYO
亜夢は風呂に上がると、急いで部屋に戻ろうとした。が、しかし。

母親「亜夢~」

母親の呼ぶ声が聞こえる。
亜夢は無視するわけにもいかず、返事を返す。

亜夢「な、なあに、お母さん」

母親「ご飯は食べたの?お金は渡したはずだけど」

亜夢「た、食べてきたよ」

母親と顔を合わせるのが恥ずかしくてたまらなかった。

母親「そう…ならいいけど…」

安堵する母親。が、しかし

母親「でも、顔が赤いわよ?熱でもあるんじゃないかしら?」

母親は亜夢のおでこに自分のおでこを当てた。

歳の割につるつるしたおでこが、亜夢の肌に触れる。

母親はクリっとした可愛らしい目をしており、どこか亜夢に似ていた。

肌はいささかくたびれた感じてを受けるが、そこら辺の母親と比べたら綺麗なほうだろう。




117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 21:24:27.79 ID:7WMQWYVYO
亜夢「だ、大丈夫だよ!赤ちゃんじゃないんだから」

母親「何、慌てちゃって、変な子ね」

亜夢「う、うるさいよ。も、もう寝るから。おやすみ」

亜夢は部屋に戻っていった。

母親「(変な子。でもなんか急に大人びて見えたわね…それに…)」

母親すぐさまその考えを打ち消す。

母親「(あの子も、私が知らない間に成長してるのね。あ~お腹空いた。ご飯食べちゃお)」

母親は食事の用意に取り掛かることにした。




119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 21:31:52.19 ID:6io6ai2FP
お母様はお見通し、ということか…?
つーか母親にもそっちの気があるとまたややこしいことになりそうだな




121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 21:45:05.83 ID:7WMQWYVYO
亜夢の部屋にて


亜夢「(お母さんったら、もう!)」

亜夢が膨れっ面になる。

一方母親は


母親「(ハァ…)」

母親は7年前に死んだ父親を思い出していた。

事故であった。と言っても車の事故ではない。

電車の脱線事故。

父親は運悪く先頭車両に乗っており、それに巻き込まれ死んだ。

もう昔の話だが、今でもよく思い出す。

母親「(あなた…)」

母親は暗い気分に浸りながら食を進めた。




122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 21:53:40.05 ID:7WMQWYVYO
再び亜夢の部屋


亜夢「あ、そうだ。お姉ちゃんに帰って来たこと報告しよ」

通話ボタンを押す亜夢。

コールが3回鳴った後、咲は出た。

亜夢「もしもし、お姉ちゃん」

咲「もしもし、亜夢ちゃん」

亜夢「お姉ちゃん、家に着いたよ。お姉ちゃん寝てなかった?」

咲「大丈夫よ。亜夢ちゃんの電話待ってたから」

亜夢「お姉ちゃん…」

その後二人はとりとめのないお話をした。

亜夢「あ、もう、こんな時間だ。もう寝るね」

咲「うん、おやすみ亜夢ちゃん…大好きだよ…」

亜夢「私も…おやすみなさい」

電話を切る。

こうして亜夢の夜は更けていった。




125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 22:11:40.48 ID:7WMQWYVYO
朝、目が覚める亜夢。

まだ少し眠いが、学校に行く時間だ。

亜夢は目を擦りながらベッドから起き上がる。

部屋から出ると母親の慌ただしい声が聞こえた。

母親「亜夢~。あ、亜夢おはよう。私、もう出掛けるから。朝ご飯と晩ご飯代はテーブルの上に置いてあるからよろしく。じゃあ行ってくるね。」

亜夢「いってらっしゃ~い」

母親は慌ただしく家を出ていった。

亜夢「ハァ…お母さんったら」

亜夢は朝の支度に取り掛かった。




128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 22:27:49.24 ID:7WMQWYVYO
亜夢は支度を整え、ご飯を食べると、家を出ていった。

通学中、亜夢は咲の事を考えていた。

咲の優しい笑顔。咲の可愛らしい目。咲の豊満な胸。
亜夢の妄想が止まらない。

学校着いても止まらなかった。

授業中も顔が浮かぶ。

咲の声が聞きたい。

咲の顔が見たい。

咲に早く会いたい。

亜夢はそんなことを考えながら一日を過ごした。




129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 22:41:18.34 ID:7WMQWYVYO
学校が終わる。

亜夢は急いで学校から出ると、携帯を取り出し、咲に掛けてみた。

コールが鳴るもなかなか出ない。

亜夢「(忙しいのかな…)」

電話を切る亜夢。

亜夢「(とりあえず、家に帰ろう)」

そういい亜夢は学校を後にした。




135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 00:18:31.06 ID:hvx1mlG2O
亜夢宅

亜夢は家に帰って咲の連絡を待っていた。
亜夢「(お姉ちゃん、連絡遅いなあ…)」

亜夢は咲の迷惑にならないようにと、何度も電話をするようなことはしなかった。

夕日が沈みそうな時間になった時。
亜夢の電話が鳴った。

急いで電話を取る亜夢。
それは亜夢の待ちわびた声だった。

咲「もしもし、亜夢ちゃん」

亜夢「もしもし、お姉ちゃん!」

亜夢は咲の声を聞いて、心から安堵した。

咲「亜夢ちゃんゴメンね、電話出れなくて」

亜夢「いいよ。お姉ちゃんにもお姉ちゃんの用事があるもんね」

咲「ふふふ、亜夢ちゃんはいいこね。あ。もしよかったら、これから遊びに来る?よかったら、ご飯作って待ってるよ」

亜夢「うん、行く!」亜夢は喜んで返事をした。




136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 00:24:49.25 ID:hvx1mlG2O
咲宅


ピンポ~ン

咲の部屋にチャイムが響く。

咲「は~い」

亜夢「お姉ちゃん、亜夢だよ!」

咲「今開けるね」

ドアを開ける咲

亜夢「こんにちは」

咲「よく来たね。上がって」

部屋に上がる亜夢。そこで。

亜夢「うわぁ~いい匂い」

亜夢の鼻腔くすぐるいい匂いがした。




137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 00:28:47.44 ID:hvx1mlG2O
亜夢「今日は何作ってるの?」

咲「唐揚げよ。もう出来るから部屋でテレビでも見てて」

亜夢「は~い」

嬉しそう亜夢。

それを見て咲は。

咲「(亜夢ちゃんかわいい~。早く作っちゃお)」




139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 00:38:42.11 ID:hvx1mlG2O
咲「ご飯出来たわよ~」

咲が熱々の唐揚げを持ってくる。

亜夢「うわぁ~美味しそう」

咲「熱いから気をつけて食べてね」

亜夢「は~い」

元気よく返事をする亜夢。

炊きたてのご飯を盛り付け、テーブルに置く。

咲「さあ、召し上がれ」

亜夢「いっただきま~す」

熱々の唐揚げを口に頬張る亜夢。ジューシーな肉汁が亜夢の口の中を駆け巡る。

亜夢「美味しい!お姉ちゃんは料理上手だね」

咲「そんな…照れるよ」

こうして二人の楽しい夕食は過ぎていった。




140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 00:46:50.58 ID:hvx1mlG2O
夕食後

咲は食器を片付けると咲と亜夢はベッドの上でイチャイチャしていた。

お互い横に寝っ転がり咲が亜夢を後ろから抱きつく。

そして亜夢は咲の胸を枕代わりににして身を委ねていた。

亜夢「咲お姉ちゃんのおっぱい柔らかくて気持ちいい…」

咲「もう…亜夢ちゃんったら」

亜夢「えへへー」




141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 00:53:07.25 ID:hvx1mlG2O
二人でイチャついてると、突然咲が。

咲「亜夢ちゃん…今からこの前の続きしよっか?」

亜夢「続き?」

咲「そう。この前は、二人でエッチなこと見せ合ったでしょ。今度は二人でエッチなことをするの…」

亜夢「二人でエッチなこと…」

亜夢の心臓の鼓動が速くなる。

亜夢は咲になら任せていいと思った。

亜夢「うん…いいよ…」

亜夢が小さな声で返事をした。




143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 00:57:24.85 ID:hvx1mlG2O
咲「じゃあ服を脱いで…」

咲が指示すると、亜夢は咲の言う通りにする。

そして同時に咲も服を脱ぐ。

すると咲の豊満な胸が露となる。

亜夢「お姉ちゃん…」

咲「いらっしゃい…キスしてあげる…」




144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 01:06:38.93 ID:hvx1mlG2O
二人は激しい口づけを交わす。

お互いに舌を舐め合うと、咲は亜夢の舌をしゃぶるようにして亜夢の唾液を吸い取る。

亜夢も真似するように咲の舌をしゃぶるようにし、唾液を自分の唾液と混ぜ合わせた。

お互いに唇を離すと、唾液が糸の様に繋がっていた。

咲「ハアハア…亜夢ちゃん…」

亜夢「ハアハア…咲お姉ちゃん、スッゴいいやらしい…」




145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 01:14:31.61 ID:hvx1mlG2O
咲「亜夢ちゃん、ここもう濡れてる…」

咲は亜夢のエッチな割れ目を優しくなぞる。

亜夢「イャン…ハアハア…で、でもお姉ちゃんも濡れてるよ。スッゴいエッチな汁が出てる」

亜夢も咲の女性器を擦りながら言った。

咲「ねえ…お互いの大事なところが一緒になって擦れ合っちゃったらどうなるんだろうね…」

亜夢「た、多分、壊れちゃうかも…」

咲「やってみよっか…」

そう言うと咲は自分の陰部を亜夢のアソコにくっつけた。




146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 01:21:20.14 ID:hvx1mlG2O
亜夢「キャアアアン!!!!」

亜夢がこれまでに出したことのない声をあげる。

咲「ちょっ…何コレ…ヤバイって…アンッ!」

お互いのアソコがくっつくと、どちらがともなく上下に擦りつけあっていた。

亜夢「イャン!気持ちいい!お姉ちゃん、壊れちゃうよお!」

咲「私も!凄いわコレ!」

赤く腫れ上がったクリ同士が擦りつき合う。

亜夢「ヒャウン!!お、お姉ちゃん!」




148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 01:32:01.20 ID:hvx1mlG2O
亜夢「お、お姉ちゃん!もうダメェ。イッちゃうよお…」

咲「わ、私もダメ。イクッ!」


「アあああああああああああ !!!!!」

二人は同時に大声をあげ、絶頂を迎えた。

二人は倒れ込む。

恐ろしい程の疲弊感が二人を襲う。

しかし、それは二人に取って全く苦ではなかった。




149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 01:39:02.99 ID:hvx1mlG2O
二人はしばらく裸でベッドの上でで抱き合っていた。

咲は亜夢を包み込む様にして抱き締める。

亜夢は咲の胸に顔を埋めている。

この心地よい余韻が咲は好きだった。

咲「亜夢ちゃん、亜夢ちゃん」

しかし返事はない。

どうやら寝てるようだ。

咲「ふふふ、疲れちゃったのね」

咲はしばらくそのままにしておくことにした。




150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 01:50:29.43 ID:hvx1mlG2O
どれ程の時間が過ぎただろうか。

亜夢が目を覚ます。

そこには咲の柔らかい胸があった。

亜夢「お姉ちゃーん」

呼ぶが返事がない。
どうやら咲まで寝てしまったようだ。

亜夢は咲の腕を振りほどき、ベッドから起き上がる。

甘い空気が咲の部屋に充満していた。

亜夢は数分間ボーッとしていたが、時計を見て驚愕する。

亜夢「(大変だよお!終電が無くなっちゃう)」

亜夢が慌てて服を着る。




151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 01:57:38.55 ID:hvx1mlG2O
亜夢の足音で咲は目を覚ました。

咲「あら、私も寝ちゃったわ…」

亜夢「お姉ちゃん起きた!私もう帰るね。終電無くなっちゃう」

咲も時計を見て驚く。

咲「やだっ!大変!ゴメンね!私が寝ちゃったから」

亜夢「お姉ちゃんのせいじゃないよ。気にしないで。そ、それよりも行くね」

しかし玄関まで行ったところでまた戻って来た。

亜夢「お姉ちゃん」

亜夢は咲のホッペにキスをした。

亜夢「忘れてた。バイバイお姉ちゃん」

亜夢は慌てて玄関まで駆け出し、靴を履いて出ていった。




153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 02:04:07.93 ID:hvx1mlG2O
亜夢は駅まで全力で走っていった。

亜夢「ハアハア…(間に合うかな)」

焦りが募るばかりだ。

駅に到着すると、最終列車が出ようとしていた。

急いで定期をかざし、ホームへ向かう。

亜夢「待ってぇ!」

亜夢の願いが通じたのか、電車は閉まらずに、止まったままだった。

亜夢がその隙に乗り込むと十秒もしないうちにドアが閉まっていった。




155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 02:12:31.10 ID:hvx1mlG2O
亜夢「よかったあ…」

ギリギリ間に合ったことに安堵する亜夢。

咲の家にいると、どうしても時間を忘れてしまう。

だがしかし、家に帰れば恐いイベントが待っている。

亜夢は携帯を見ると、着信履歴に母親の名前があることに恐怖を感じた。

しかも何十回も電話していたようだ。

亜夢「(お母さんに心配させちゃった…早く帰らないと…)」

亜夢は電車のスピードがもっと上がればいいのにと思った。




156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 02:18:08.83 ID:hvx1mlG2O
電車を降りると、家まで走った。

足が縺れて上手く走れないが、ただひたすら走った。

そうする内に亜夢の家に近づいて来た。

亜夢が家の前に止まる。

亜夢「ハアハア…ハアハア…(お母さんに怒られるよお…)」

しかし、そのままじっとしているわけにも行かず、亜夢は観念して家の中に入っていった。




158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 02:25:23.73 ID:hvx1mlG2O
亜夢「た、ただいま」

その音に気付いたのか、母親が慌てて玄関に掛けよってくる。

亜夢「あ、あの、お母さん…」

母親「亜夢。話があるわ。ちょっと来なさい」

亜夢「はい…」

母親「座って」

亜夢は黙って座る。

母親の顔を見ると、一見普通そうに見えるが、目が明らかに怒っていた。

母親「いろいろ聞きたいことはあるけど、これだけ最初に聞くわ」

やや間があって。

母親「亜夢。あなたこんな時間まで、どこで何をやっていたの?」

亜夢「と、友達の家で遊んでました…」




160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 02:33:47.53 ID:hvx1mlG2O
母親「嘘はダメよ。お母さん、あなたの学校のお友達の家に電話したんだから」

亜夢「違うの…」

母親「何が違うの!」

テーブルを叩く母親。

亜夢は何も言えなかった。咲のことをどう話せばいいのかわからなかった。

母親が口を開く。

母親「確かに、こんな生活になったのは、私のせいもあるかも知れない。でもね亜夢。いくらなんでも遅すぎるわ。こんな時間に出歩くなんて危険過ぎる」

亜夢「ゴメンなさい、お母さん…」

亜夢は泣きそうになっていた。




162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 02:42:07.48 ID:hvx1mlG2O
母親「じゃあ、そのお友達というのは誰?」

亜夢「学校以外の人です…」

母親「そう。で、その子は誰なの?そもそもその家の親御さんは何も言わなかったの?」

亜夢「それは…」

母親「埒が明かないわ。携帯貸して」

亜夢「えっ…」

母親「早く」

亜夢が携帯を取り出し、母親に渡す。

母親「誰なの?この咲って子?」

亜夢「はい…」

母親はすぐさま通話ボタンを押し、咲に電話をかけた。




163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 02:55:52.97 ID:hvx1mlG2O
コールが鳴る。二回目で咲は出た。

咲「はい、もしもし」

母親「もしもし。こんにちは。夜分遅くすみません。私、亜夢の母親ですが」

咲「こ、こんにちは」

咲は狼狽していた。

母親「あなたが咲ちゃんね?今、亜夢が帰って来たのだけれども、亜夢はあなたのお家で遊んでのかしら?」

咲「は、はい…」

母親「親御さんは?」

咲「わ、私一人暮らしです…」

母親「そう。ずいぶん年上なのね」

咲「すみません…で、でも、あの。亜夢ちゃんをあまり怒らないであげて下さい。亜夢ちゃんを誘ったのは私なんです」

母親「怒るか怒らないかは、こっちの勝手よ。咲ちゃんがどうこういうことじゃないわ」

咲「そ、そうですね、すみません…」




165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 03:05:19.80 ID:hvx1mlG2O
母親「とりあえず、いろいろ聞きたいことはあるけど、もう時間が時間だわ。あなたももう寝なさい」

咲「はい…ホントすみませんでした」

亜夢「……」


電話を切る母親。

亜夢「あ、あの、お母さん…」

母親「亜夢。一つ聞くわ。あなた達、どういう経緯で出会ったの?」

亜夢「それは…」

亜夢は答えられない。自分のイタズラで出会ったなどとても言えなかった。

母親「そう、答えられないのね。じゃあ質問を変えるわ。
そのペンダントどうしたの?」




166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 03:18:07.67 ID:hvx1mlG2O
亜夢「これは…さ、咲お姉ちゃんにもらったの。私にプレゼントにって…」

母親「ずいぶん、亜夢のこと気に入ってるようね」

亜夢「そ、それだけじゃないよ。遊園地に連れてってくれたり、お家でご飯食べさしてくれたり…」

母親の目を見る。

亜夢「寂しい時に、側にいてくれた」

強い目で母親を見据える。

母親「ずいぶん咲ちゃんのこと気に入ってるのね。まあ今回はここまでにしておくわ。ホントはいろいろ聞きたいけど、いつも家にいない私にも落ち度もあるし」

母親が締めくくる。




168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 03:26:48.60 ID:hvx1mlG2O
母親「でも、これだけは言っておくわ。
お願いだから今日みたいなことはしないで。明日は学校以外はお出かけ禁止。家で反省してなさい」

亜夢「はい…ゴメンなさいお母さん…」

涙を流す亜夢。

母親「亜夢…こっちに来て…」

なかなか立たない亜夢。

母親「もう怒んないから」

亜夢「うん…」

母親の側に行く亜夢。




169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 03:31:45.26 ID:hvx1mlG2O
亜夢が近づくと母親が亜夢を抱き締めた。

ただただ無言で抱き締める。

しばらく抱き締めていると母親が腕を離す。

母親「亜夢ちゃん、ちょっとお母さんの部屋に来て…」

二人は母親の部屋に向かった。




174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 03:41:42.02 ID:hvx1mlG2O
母親「座って」

二人はベッドに座る。

母親「もっと側に来て…」

二人は密着するような形となる。

母親「亜夢。あなたにとって咲ちゃんってどんな人?」

やや間が空き。

亜夢「とても大切な人よ」

母親「そうでしょうね。さっきの電話や亜夢のお話を聞く限りだと、ただのお友達とは思えないわ。まるでお互いに相思相愛の姉妹みたい」

亜夢「えへへ、そうかな」

母親「そうよ。咲ちゃんのこと好きなんでしょ?」

亜夢「うん、大好きだよ」

母親「そっか…」




176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 03:51:02.63 ID:hvx1mlG2O
母親「亜夢」

亜夢「なあに?」

返事を返すと母親は亜夢にキスをした。

母親の胸が亜夢の胸に当たる。

母親は咲程ではないが、形のいい胸を保持していた。

母親が亜夢の口の中に舌を優しく入れ込む。

亜夢「あ…いゃっ…」

母親はただひたすら娘の唇を塞いでいた。




179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 04:04:24.97 ID:hvx1mlG2O
母親は唇を離す。

亜夢「お母さん、恥ずかしい…

母親「いいじゃないの。亜夢があんまりに咲ちゃんについて熱く語るから嫉妬しちゃった」

亜夢「もう……私寝るね。夜遅いし…」

母親「ゴメンね。時間取らせちゃって」

亜夢「いいよ。じゃ、おやすみ」

母親は一人になると。

母親(「ふぅ…疲れた…亜夢を怒ったの久々かも。でもやっぱあの子も成長してるんだな…)」

夜が更けていった。




181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 04:16:01.96 ID:hvx1mlG2O
次の日

亜夢はいつも通り、学校に通い授業を受ける。

咲のことは思い出さないようにした。

昨日の母親の怒りが流石に堪えている。

学校が終わるとすぐに家に帰った。

友達に遊びに行こうと誘われたが断った。

家に帰ると、咲には連絡せず、一人で本を読むことにした。

咲からも連絡はこない。

昨日の件で反省しているのかもしれなかった。




182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 04:23:42.20 ID:hvx1mlG2O
母親「ただいま~」

母親が帰宅する。

亜夢「お帰り、今日は早かったね」

母親「仕事早めに切り上げてきたの。今日はちゃんといい子にしてたみたいね」

亜夢「うん。今日はずっと本を読んでたの。昨日はゴメンね、お母さん」

母親「反省してくれれば結構」




183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 04:32:39.80 ID:hvx1mlG2O
夕食


亜夢「なんか、お母さんと夜ご飯食べるの久しぶりだね」

母親「十日くらい前よね、一緒に食べたの」

亜夢「厳密に言えば十二日前」

母親「あ、もうそんな前か…」

亜夢「でも久しぶりに一緒に食べれて嬉しい」

母親「ゴメンね亜夢。これからはなるべく早く帰るようにするから」

亜夢「約束ね」

母親「はい…」




184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 04:40:44.34 ID:hvx1mlG2O
母親「ねえ。亜夢」

亜夢「なあに?」

母親「咲ちゃんに会いたい?」

亜夢「そりゃ会いたいけど…」

母親「なら今度、家に呼んであげなさい」

亜夢「え、いいの」

母親「いいわよ。もう怒ってないし。それにあの子にはいろいろお世話になっちゃってるから」

亜夢「やったあ!ありがとうお母さん」

母親「電話で予定聞いときなさい。私もなるべくその予定に合わせるようにするから」

亜夢「うん!」

母親「(さて…どんな子かしら…)」




186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 04:54:35.25 ID:hvx1mlG2O
咲に電話をかける亜夢。

五回目で咲は出た。

咲「もしもし…」

亜夢「もしもし、お姉ちゃん!」

咲「(なんかずいぶんテンション高いな…)亜夢ちゃん昨日は大丈夫だった?」

亜夢「大丈夫だよ。お母さんとは仲直りしたから」

咲「よかった…」

亜夢「それより、お姉ちゃん。今度私の家に遊びに来ない?一緒にご飯食べようよ」

咲「でも…お母さんまだ私のことは許してないんじゃ…」

亜夢「お母さんならね、もう怒ってないって」




187:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 05:03:05.24 ID:hvx1mlG2O
咲「またまた~」

亜夢「ホントだって!この提案をしたのもお母さんなんだから!」

咲「でも…」

亜夢「大丈夫だって、おいでよお姉ちゃん」

しばらく考え込む咲だったが、

咲「じゃあ、お邪魔しちゃおかな」

亜夢「やったー!お姉ちゃん、いつなら空いてる?」

咲「うーん…今週の土曜は?」

亜夢「ちょっと待ってて。お母さんに聞いてみる」

亜夢は母親の元へ駆け足で聞きに行った。




189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 05:18:37.67 ID:hvx1mlG2O
亜夢「お姉ちゃん、土曜夜からなら大丈夫だって」

咲「わかった。何時に行けばいい?」

亜夢「夜の七時頃に来てくれだって」

咲「了解。私、亜夢ちゃんん家わからないから、駅まで迎えに来てくれる?」

亜夢「いいよ!楽しみたな♪」

咲「私も」

亜夢「じゃあ、お姉ちゃん。土曜夜七時に駅で持ち合わせで」

咲「うん、じゃあまた。バイバイ」

亜夢「バイバイ~」

電話を切る亜夢。

ビックリしたが、まさか母親から、提案するとは思わなかった。

咲「(今度会った時にちゃんと謝ろ)」




190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 05:25:14.92 ID:hvx1mlG2O
土曜日

咲は六時半頃に待ち合わせ場所に着いた。

そこにはすでに亜夢が待っていた。

亜夢「お姉ちゃん久しぶりだね」

抱きついてくる亜夢。

咲「亜夢ちゃん…」

亜夢「あ、お母さん待ってるんだった。行こ」

亜夢宅

亜夢「ここだよ」

咲「うん…」

咲の心臓の鼓動が上がる。
この前の件もありかなり緊張していた。




191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 05:33:26.03 ID:hvx1mlG2O
亜夢「どうぞ」

咲「お、お邪魔します」

亜夢の家に上がる咲。

心臓がバクバクいっていた。

母親「あら、いらっしゃい」
母親が顔を出す。

咲「この前はすみませんでした」

頭を下げる咲

母親「ちょっ、何よ、頭上げてちょうだい」
咲「すみません…」

母親「あの件はもう過ぎたことだから。しかし…」

咲を舐めるように見回す母親。

母親「おっぱいおっきいわね」

咲「えっ!」

母親「冗談だってば」
咲「はあ…」

肩透かしを食らってしまう咲であった。




193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 05:49:07.02 ID:hvx1mlG2O
母親「どう」

咲「凄い…」

テーブルにはたくさんの豪華な料理が並んでいた。

母親「二人とも手だけ洗っちゃいなさい」


咲「な、なんかお母さんイメージと違う…なんかもっと怖いかと…」

亜夢「そんなことないって。お母さん、普段は優しいよ」

咲「そっか…」




195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 05:59:29.09 ID:hvx1mlG2O
二人は椅子に座ると、テーブルの上に並べてある豪華な食事に圧倒される。

咲「凄い…美味しそう…」

母親「じゃあ、頂きましょう」

亜夢、咲「いただきま~す」

二人は母親の料理にありつく。

母親「(なんか、三人で食べるのって久しぶり)」

母親はこの光景を優しい眼差しで見ていた。




196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 06:08:39.70 ID:hvx1mlG2O
食事後


母親「亜夢~お風呂入っちゃいなさい。もう沸いたから」

亜夢「じゃあ、お姉ちゃんと一緒に入る」

母親「駄目。咲ちゃんとはお話しがあるの。だから一人で入ってちょいだい。赤ちゃんじゃないんでしょ?」


亜夢「わかった」

亜夢は納得いかないようだったが、渋々風呂場に向かった。

母親「さてと…」

母親が咲の方を向く。

母親「さっきも言ったけど、話しがあるわ」

咲「はい…」




198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 06:18:48.45 ID:hvx1mlG2O
母親「とりあえず、お礼から言わせて。ペンダントどうもありがとう」

咲「いいえ、そんな…」

母親「遊園地にも連れてってもらったしね。でもこれからする質問には答えてもらうけど」

咲「はい…」

母親「じゃあ単刀直入に聞くけど、亜夢と咲ちゃんは、どういう経緯で出会ったの?」

咲「それは…」




199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 06:30:47.35 ID:hvx1mlG2O
母親「言えない?」

咲「いえ…」

もうこの人を騙すことは出来ない。咲は決心した。

咲「亜夢ちゃんとの出会いは一本の電話から始まりました…」

咲は亜夢に出会うまでの経緯を話した。

聞き終わると母親は。

母親「なるほどねえ。そりゃ話せないわけだ」

咲「すみません…」

母親「まあそれは、私が原因でもあるんだよね~」




201:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 06:32:55.83 ID:Q+JgYsVY0
女オンリーな世界だとこんな感じなのかな




212:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 08:38:46.29 ID:hvx1mlG2O
咲「亜夢ちゃん私の家で寂しいって言ってました」

母親「そっか…」


お互いに押し黙る。

そこで母親が。

母親「よし。私、今の仕事辞める」

咲「えっ!」

母親「前々から考えたんだけど、咲ちゃんの一言で決心がついた」

咲「で、でも大丈夫なんですか?いきなり辞めたら…」

母親「大丈夫。今、働いてるところ結構給料よかったし、貯金も実は意外にあるの。それに、今まで亜夢と一緒に過ごす時間が少なすぎたし、このままじゃいけないんだよ」

咲「じゃあ…」




214:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 08:51:12.87 ID:hvx1mlG2O
母親「と言っても、今すぐには無理なんだけどね」


咲「そうですか…」

母親「咲ちゃん」

咲「はい!」

母親「咲ちゃんは、亜夢のこと好き?」

咲「はい。大好きです」

母親「…………」

咲「…………」

母親「よし。これなら大丈夫かな」

咲「はい?」

母親「さっき言ったでしょ。仕事は今すぐには辞められないって。そうすると辞めるまでの間、また亜夢が一人になっちゃう」

咲「じゃあ…」




216:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 09:04:41.10 ID:hvx1mlG2O
母親「亜夢の側にいてあげてもらおうかと思ってる。空いてる日だけでもいいから。亜夢も喜ぶと思うし。もちろんバイト代くらいは出そうかなって考えてるけど」

咲「お、お金なんていらないです!一緒にいれるだけで私…」

母親「ホントに亜夢のことが好きなんだね。こういう人になら任せられるかもなあ」

咲「ありがとうございます」

母親「あ、まだ質問終わってなかった。まあ残りの質問はなんとなく予想はつくんだけど」

咲「質問って一体…」




218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 09:18:38.13 ID:hvx1mlG2O
母親「最初に会ったときに亜夢は咲ちゃんの家に遊びに行ったんでしょ?」

咲「はい、そうです」

母親「で、何してたの?」

咲「えっ…そ、それは、一緒にご飯食べたり、テレビ見たり…」

母親「あー。私が聞いてるのはそうじゃないんだ。じゃあ質問を変えるね。
亜夢に何教えたの?」

咲「え、えーと…」




219:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 09:25:57.81 ID:hvx1mlG2O
母親「あの日、私が仕事から帰ってくると、亜夢が風呂場でお姉ちゃん~って言いながら変な声を出してるわけ。まさかとは思ったけど、咲ちゃんの話を聞いて合点がいったわ」

咲「そ、それは…」

母親「まあ、この質問は答えなくていいよ」

咲「…………」

母親「これが、男の子だったら、何ウチの娘に手ぇだしてるだ!とか言って、すぐにでも帰ってもらってたかもしれないけど」

咲「す、すみません…」

母親「なんか、目泳いでるけど、まさか…」




220:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 09:30:10.90 ID:9rjFuGLQO
バレてるwww




222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 09:42:48.69 ID:hvx1mlG2O
母親「まさかとはおもうけど……」

母親が少し間を置く。聞きたくないが、聞きたくなってしまう。
そして…

母親「交わっちゃった?」

咲「う…」

母親はキョトンとした目で聞いた。本当に鋭い人物である。

母親「ああ…怒りを通り越して呆れた…そこまで仲良くなっちゃってたか…」

何も言えない咲。

母親「今の子速いって聞いてたけど、ホント進んでるわね~」

咲「ううっ…」

母親「やっぱ、面倒見てもらうの辞めようかしら」

咲「そ、それだけは」

母親「冗談よ…って言いたいところだけど最初の質問の中でスッゴく重要なこと聞くの忘れてた」




223:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 10:00:25.68 ID:hvx1mlG2O
母親「私が間違ってる可能性もあるけど…」

咲の心臓の鼓動が再び速まる。

母親「言うわ。咲ちゃん。いやこの呼び方は正しくないのかもしれない。もしかしてあなた偽名使ってるでしょ?
亜夢みたいに、小さくてちょっと抜けてる子はそういう考え思い付かないかもしれないけど、あなたの歳なら下手打った時のために偽名くらいは使うんじゃないかしら?もちろんあなたが本当のことを言ってくれないと推測の域はでないんだけど」

咲「それは…」

咲は遂に観念した。

咲「すみません!私、嘘をついてました。本当にゴメンなさい!」




224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 10:13:37.19 ID:hvx1mlG2O
咲は土下座した。

今まで自分がやっていたことにけじめをつけなければと感じたからである。

母親「土下座なんて辞めて。ほら頭上げる」

咲「ウッウッ…や、やっぱりわゎ、私なんか、ヒクッ。あ、亜夢ちゃんのヒクッ。め、面倒を見る資格なんてあらあありません…ヒクッ…」

咲は大粒の涙を流していた。

母親「ダメよ」

咲「うぇっ?」

変な声を上げる元咲。
母親「やっぱり、面倒見てもらうわ。逃げさせないわよ。何か変かもしれないけど」

咲「ウッウッ…ほ、本当ですか?」




225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 10:26:52.81 ID:hvx1mlG2O
母親「ええ。やっぱりあなた亜夢のことが好きなのね。嘘をついてたとはいえ、亜夢のためにそこまで泣いてくれる人初めてみた」

涙を拭く。もうその目には涙は流れてなかった

××「あの…本当にいいんですか?」

母親「もちろん。でも亜夢があなたの家に遊びに行くことは禁止。当分はあなたがウチの家に来てね。
後、亜夢にはちゃんと名前を言うのよ。もちろん先にね。私は後で聞くわ」

××「はい…本当にゴメンなさい…」

母親「わかったわかった。ほら立って」




228:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 10:35:02.41 ID:hvx1mlG2O
××は立ち上がる。

母親「座って…」

××「はい…」

母親「ねえ…」

母親は悪戯な顔付きになり

母親「私とキスしてみない…?」

いきなり無茶なことではあったが、××は自然に返事を返していた。

××「したいです…」

母親「いい子ね…」

母親は座っている××の太ももの上に股がり、口づけを交わす。

舌同士が絡まり合いお互いの胸が潰れる。




231:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 10:42:23.32 ID:hvx1mlG2O
唇を離す。

母親「アナタ、ホント胸大きいわね。触ってみていい?」

××「どうぞ…」

××の胸を揉む母親。

母親「大きいわね。あら?もしかして、乳首立ってる?嘘つきさんだけじゃなくて、変態さんでもあるのねあなた」

××「ラメェ…」

母親「そろそろ亜夢が上がってきちゃうわ。ここまでにしましょ」

母親はそう言うと××から離れる。

数分間に亜夢がお風呂から上がって来た。




233:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 10:49:27.78 ID:hvx1mlG2O
亜夢「あ。お姉ちゃん。お風呂入る?

××「私はいい…」

亜夢「遠慮しなくて良いのに…」

××「それより亜夢ちゃん。ちょっとお話しがあるの…」

亜夢「なあに?」

××「出来れば、亜夢ちゃんの部屋でお話ししたいんだけど…」

亜夢「いいよ。こっちこっち」

××を部屋に招く。




234:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 10:59:40.16 ID:hvx1mlG2O
亜夢の部屋


亜夢「お姉ちゃん座って」

××「うん…」

亜夢「で、お話しってなあに?」

××「実はね私…」

××は自分の嘘は亜夢に教えた。

亜夢「そのことか」

××「そのことって…」

亜夢「ふふふ。お姉ちゃん覚えてない?あの時のこと」




235:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 11:07:02.25 ID:hvx1mlG2O
××「あの時のこと?ゴメンいつだっけ?」

亜夢「ほら、私が、お姉ちゃんに知らない人だとわかってて、番号を教えた時のこと」

××「もしかして…」

亜夢「わかったかな?私、お姉ちゃんに「だいたいわかってるから」って言ったの覚えてる?」

××は思い出す。あの時、確かに亜夢にそう言われた。

××「じゃあ…」

亜夢「なんとなくだけどね、わかってたの。急に電話で呼び出しておいて、本名言わないだろうなあと思って」

××「ゴメンね…亜夢ちゃん…」

亜夢「もういいって。それより、お姉ちゃんのホントの名前教えて」




236:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 11:14:17.71 ID:hvx1mlG2O
××「うん、いいよ。私の名前ねミサキって言うの。美しいに咲くと書いて美咲。」

アニメのキャラから取った名前だったが、よく考えてみると自分の本名の中に偽名が入っていた。

亜夢「へぇ~美咲お姉ちゃんか…
可愛いい名前だね」

美咲「ありがとう。亜夢ちゃん」


亜夢「あ、お姉ちゃん見て。星が見えるよ」




237:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 11:19:29.83 ID:hvx1mlG2O
美咲「本当だ。綺麗…」

亜夢「お姉ちゃんと一緒に見れてよかった。一人だったら見れなかったもんね」

美咲「うん。…………ねえ。亜夢ちゃん」

亜夢「ん?なあに?

美咲「私、何度も言うけど、亜夢ちゃんのこと好きだよ。

亜夢「私も美咲お姉ちゃんのこと大好きだよ」

空一杯に星達が亜夢と美咲を見守っていた。

その時亜夢と美咲の前に流れ星が。




239:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 11:23:09.82 ID:hvx1mlG2O
美咲「あ、流れ星」

亜夢「え!どこどこ?」

美咲「もう流れちゃった」

亜夢「な~んだ。速すぎてわかんない」


亜夢と美咲が窓から星を見つめる。星達もまた同じように二人を見つめているのかもしれない。

それはまるで、二人を見守るように…

そこに再び流れ星が…











241:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 11:27:12.84 ID:hvx1mlG2O
ゴメンなさい。支援してくれた方

一応終わりです

てか僕変態なのでえっちぃことしか頭にありません




242:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 11:28:21.70 ID:7jxR/1bk0
>>241
乙よかったよ




244:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 11:44:36.28 ID:71dnen2I0
>>241
お疲れ様

頑張って構想考えてまた書いてくれ




250:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 12:13:31.09 ID:hvx1mlG2O
みなさんありがとう。

またそのうち百合百合なSSでも書きたいと思います