1: ◆yz988L0kIg 2017/07/01(土) 21:27:10.06 ID:5qKbGRDI0
乃々ちゃんと雪美ちゃんが机の下でお喋りする短い話です


2: ◆yz988L0kIg 2017/07/01(土) 21:29:24.53 ID:5qKbGRDI0
乃々(もりくぼです…今日も机の下で漫画を読んでたらいつの間にか猫が寄ってきて絶対絶命なんですけど…)

ペロ「ンギャァ」

乃々「ひっ……」

乃々(ちょっとこわいんですけど…猫ってにゃぁじゃないんですか…)

ペロ「にゃぁ…」

乃々「えっ?」

乃々(今なんか…すっごいやれやれみたいな感じでにゃぁって言いました…?)

乃々(心が読まれている感じがするんですけど…)

ペロ「にゃ~」スリスリ

乃々(こ、今度は擦り寄ってきたんですけど…)

乃々(あっ…意外とかわいい…)

3: ◆yz988L0kIg 2017/07/01(土) 21:31:08.13 ID:5qKbGRDI0
乃々(ちょっとぐらいなら…触っても…)

ペロ「ええよ」

乃々(!?)

乃々(い、いま声が聞こえた気がするんですけど…疲れてるんでしょうか…)

乃々(疲れてるので…もりくぼは猫さんと遊んで帰ります…)ナデナデ

ペロ「にゃぁ~」

乃々(ちょっと喜んでるみたいです…よかった…)

乃々「猫さん…どこから来たんですか…」モフモフ

ペロ「んぎゃぁ~」

乃々「ってわかりませんよね…でもほんとうにどこから来たんでしょう…」

雪美「………………………………」

乃々「わっ…雪美さんいつから見てたんですか…」

4: ◆yz988L0kIg 2017/07/01(土) 21:32:40.54 ID:5qKbGRDI0
雪美「もりくぼです………から……」

乃々「もりくぼですって言ってないんですけど…」

雪美「ペロ………ここに居た………、探した……探したよ…………」

乃々「雪美さんの飼い猫だったんですね…」

雪美「……乃々…この子…うちのペロ……お友達、なって…」

乃々「ペロさん…っていうんですね…」

ペロ「にゃあ〜」

雪美「うん……ペロ………」

乃々「そ、そうですか…」

雪美「……………………………」

乃々(会話が途切れてにらめっこになっちゃったんですけど…)

雪美「……………………………」

乃々(気まずいんで帰っていいですか…)

雪美「……………………………」ジーッ

乃々(あぅ、ずっと見つめられても困るんですけど…)

乃々(ペロさんからなんとか言ってほしいんですけど…むりですよね…むりくぼ…)

5: ◆yz988L0kIg 2017/07/01(土) 21:34:05.21 ID:5qKbGRDI0
ペロ「にゃぁ」

雪美「………うん………、わかった…………」

乃々「えっ?えっ…?」

雪美「横…………座る………………」

乃々「ど、どうぞ……」

雪美「ありがとう………………」

乃々(視線がなくなったから少し楽になりました…)

雪美「ペロ………急に……走り出した………。どうして…………」

乃々「ど、どうしてでしょう」

ペロ「にゃぁ」

雪美「そう………、乃々と………遊びたかった………。そう………」

乃々「えっ、雪美さんペロと話せるんですか…」

雪美「うん…………、ペロの気持ち…わかる……」」

乃々「ふぁんたじぃなんですけど…」

雪美「乃々の……きもち………ペロ……伝わってる………。乃々……、ペロのきもち………わかる…………?」

乃々「猫のきもちを理解するのは、ちょっとむーりぃー…」

6: ◆yz988L0kIg 2017/07/01(土) 21:36:12.12 ID:5qKbGRDI0
雪美「大丈夫………。目……じっとみれば…わかる………」

乃々「それはもっとむりなんですけど…」

雪美「……………………?」

乃々「目を見ると…もりくぼは消えてしまうのです…」

雪美「めどぅーさ…………?」

乃々「石にはならないんですけど…」

雪美「ペロの目…………ダメ……………?」

乃々「ペロさんがダメとかじゃなくて…目を合わせるのがそもそもむーりぃー…」

ペロ「にゃぁ…」

乃々「そ、そんな残念そうな声で鳴かないでください…むりなものはむーりぃーですから……」

雪美「乃々………、ペロ……きもち……わかる…………?すごい………」

乃々「も、もりくぼは天敵から身を守るために耳は良く聞こえるんです…」

雪美「てんてき……痛い………、耳……聞こえたら…痛くない…………?」

乃々「その点滴じゃないですよ…自分のことをいぢめてくる人のことです…」

雪美「…………………犯人……?」

乃々「事件の匂いがするんですけど…」

7: ◆yz988L0kIg 2017/07/01(土) 21:37:38.25 ID:5qKbGRDI0
雪美「てんてき………違う………」

乃々「違いますよ…例えば無理やり仕事に連れて行こうとするプロデューサーさんとか、です…」

雪美「…………? 乃々……いつも…楽しそう……」

乃々「楽しくはないんですけど…」

雪美「そう………」

乃々「でも…プロデューサーさんを困らせるのはダメだから…少しだけ頑張る…」

雪美「乃々……優しい………」

乃々「そんなことないですよ…雪美さんのほうが優しいです…」

雪美「乃々……そういうところ……優しい……、だから…ペロも……心……許す………」

乃々「でももりくぼはまだ許せません…ペロさんまだちょっとこわい…」

雪美「そう……………」

乃々「あぅ、そんな残念そうな顔しないでください…ちょっとだけなので…」

雪美「乃々………やっぱり…優しい…………」

乃々「もりくぼは優しくないんですけど」

雪美「乃々……そういうところ……優しい……、だから…ペロも……心……許す……」

乃々「無限るーぷぅー」

8: ◆yz988L0kIg 2017/07/01(土) 21:38:58.14 ID:5qKbGRDI0
雪美「乃々……ここで………何…してた………?」

乃々「何もしてません…もりくぼはここに住んでますので…」

雪美「えっ…………」

乃々「冗談です。もりくぼんぎゃぐです……」

雪美「もりくぼん…………くらむぼん………おともだち…………?」

乃々「あめりかんのつもりだったんですけど…」

雪美「もりくぼんは……アイドル……なった…よ………」

乃々「アイドルは一回だけって話だったんですけど…」

雪美「もりくぼん……なぜ……アイドル……なった………?」

乃々「知らないんですけど……」

雪美「もりくぼん……」

乃々「勝手に殺さないでほしいんですけど…」

雪美「まだ……言ってない……………」

9: ◆yz988L0kIg 2017/07/01(土) 21:40:04.33 ID:5qKbGRDI0
乃々「まだ死なないです…今死んじゃったら、プロデューサーさんに迷惑かけちゃうから…」

雪美「それなら………お仕事……逃げる……どうして………?」

乃々「もりくぼんは…プロデューサーさんに迷惑かけたくないけれどお仕事はむーりぃーだよ…なんですけど」

雪美「むー…りー…………」

乃々「だからたまに…こうやってサンクチュアリで休憩するんです」

雪美「たま…に……?」

乃々「いつもじゃないです…やる気があるときもあるんですけど…ごくごくまれに…」

雪美「かくりつ……いってん…ごぱーせんと……ぐらい………?」

乃々「やる気のあるもりくぼはえすえすあーるですか」

雪美「さんびゃっかい……むーりー……言ったら……一回……やる気…だす……?」

乃々「驚きの天井つきなんですけど…」

雪美「100まんかい…むーりー…って…言った乃々………」

乃々「それまたもりくぼ死んじゃうんですけど……」

雪美「………難しい………」

10: ◆yz988L0kIg 2017/07/01(土) 21:42:55.29 ID:5qKbGRDI0
乃々「もりくぼのお話はもりくぼが作ります」

雪美「乃々……やっぱり……むーりー……言っても……、強い………流石………ね………」

乃々「もりくぼはとても弱い生き物です…」

雪美「そう…………」

乃々「でも雪美さんは強い。雪美さんは…はだしの猫です………」

雪美「………!おどりゃ……久保森……?図書室で……読んだ……………」

乃々「長靴をはいたネコのほうなんですけど」

ペロ「ンギャァ!」

雪美「ペロ……………!」

乃々「まさかそこで反応するとは思わなかったんですけど」

雪美「ふふっ………」

乃々「雪美さんは不思議な人です…浮世離れした見た目なのに人懐っこくて…」

雪美「褒められる…ちょっと……恥ずかしい……でも……嬉しい……」

乃々「大人しくて…お洋服もかわいいですけど、飾り気がなくて…もりくぼには真似できません…」

雪美「乃々も……お洋服……かわいい………でも……ちょっと…大人っぽい……おしゃれ………」

乃々「うぅ、もりくぼをそんなに褒めてどうするつもりですか…しかえしですか…」

雪美「ふふっ……………」

11: ◆yz988L0kIg 2017/07/01(土) 21:43:49.74 ID:5qKbGRDI0
乃々「今はもりくぼのターンです…」

乃々「雪美さんはこの前のトーク番組でもありすさんが返答に困ったときにとっさにボケて気を反らせてました」

乃々「そういう機転の効くところがあるので…はだしの猫です」

雪美「ふふっ………嬉しい………」

モバP「おーいののー、仕事いくぞー」

雪美「乃々………モバP…………呼んでる………」

乃々「静かにしてくださいバレてしまいますので」

雪美(すぐ………バレる………。隠れる………無駄…………?)

モバP「困ったなぁ、そろそろ出発しないとまずいんだけど……」

雪美「モバP……困ってる………」ガシッ

乃々「きゃっ! もりくぼの腕を掴んでどうするつもりですか? い、いぢめですか…?」

雪美「モバP…………」

モバP「あぁ雪美か、乃々知らな……って乃々、やっぱりそこに居たのか」

乃々「雪美さんのせいで見つかってしまったんですけど」

モバP「雪美が見つめてくれたのか、ありがとうな」

雪美「えもの………献上せよ…って…………ペロ侯爵……から…………」

乃々「もりくぼは獲物じゃないんですけど」

モバP「行くぞ乃々!今日はトークライブだ!

乃々「とーくなんてむーりぃー、とーくするぐらいならお酒を飲んで川に飛び込むんですけど」

雪美「ノノス……負けないで………」

モバP「大丈夫だノノス、お前の上にあるのはその身を押しつぶす車輪ではなくお前を守る机なのだから」

雪美「こうして……ノノスは……お仕事……いきました……めでたし……めでたし……」

終わり

12: ◆yz988L0kIg 2017/07/01(土) 21:46:23.36 ID:5qKbGRDI0
以上です。
これからも膝の上の恋人こと佐城雪美ちゃんをよろしくお願いします。

前作です。
【デレマスSS】五佐の範疇

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