スレURL:http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1333625125/
1: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/04/05(木) 20:25:25.11 ID:T98dhQhW0
NTR以外でよろしく




6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/05(木) 20:51:41.40 ID:SniqdYoEO
幼馴染「おっはよーございまーす!」

男母「あらあら、今日も元気ねぇ、幼馴染ちゃん。おはよう」

幼馴染「男を起こしに来ました!お邪魔しまーす!」

男母「あぁ、男なら……」

ドタドタドタ

男母「話も聞かないで駆け上がっちゃった、若いっていいわねぇ」

ドタドタガチャッ

幼馴染「男ー!起きろー!朝……だ……ぞー……」

幼馴染(えっ)

幼馴染(男を起こしに来たら女が寝てやがる……)

幼馴染(どういうことなの……)





13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/05(木) 20:57:29.36 ID:SniqdYoEO
女「ん……んんー……」

女「ありゃ、もう朝か……男ちゃんおはよ……って誰!?」

幼馴染「えっ、いや、誰って……私は男の幼馴染で……」

幼馴染「って言うか男は!?」

女「あぁー、あなたが噂の……」

女「男ちゃんならリビングで寝てると思うけど」

幼馴染「あ、そうですか……失礼します……」

幼馴染「男ー!」

ドタドタドタドタ

女「うーん……騒がしい子ねー」




16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/05(木) 21:04:15.87 ID:SniqdYoEO
──リビング

幼馴染「男ー!……っていないし!」

ガチャッ

男「あんだよ、うるせぇなぁ」

男「ゆっくり歯磨きもできやしねぇ」


幼馴染「あっ、男!」

幼馴染「あの人誰なの!?ねぇ!」

幼馴染「って言うかなんで男のベッド使ってんの!?」

幼馴染「まさか彼女?彼女なの!?いつの間にそんな!」

男「いや、落ち着けって」

男「いいか……ありゃあ……」

女「ふぁ……おはよー……」

女「んん?なになに?」

女「男ちゃんは愛しの彼女を放って別の子と楽しくお喋り?」




18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/05(木) 21:11:51.79 ID:SniqdYoEO
幼馴染「そんな……まさか本当に彼女なんて……」

男「いや……なんでそんな誰も得しないような嘘を……」

女「あによぉ、ちょっとした可愛い冗談じゃない、じょ・う・だ・ん」

幼馴染「こつこつフラグを積み重ねて来たのに……どこで……って冗談!?」

男「うん、お前はまず人の話を聞く努力をしような」

男「この人は俺の従姉だよ」

女「えぇー……もうバラしちゃうとかつまんないじゃーん」

男「ねぇちゃんは悪ふざけが過ぎるんだよ!」




20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/05(木) 21:23:37.95 ID:SniqdYoEO
女「ま、色々あってしばらくこの家にいるからさー、よろしくね!」

幼馴染「はぁ……よろしくお願いします……」

女「んんー……なんとなく起きちゃったけど、やっぱ二度寝するかなぁ」

男「朝飯くらい食おうぜ、どうせ昼もゴロゴロしてんだろ?」

女「春眠暁を覚えずって言うじゃん?もう一眠りするよ」

女「ほんじゃ学生さんは勉強頑張んなさいな」

男「……ま、別にいいけどさ」



男「朝っぱらから悪かったな、騒がしくて」

幼馴染「や、いいよいいよ、私もうるさいしさ!」

幼馴染「えと、30分後くらいにさ、いつものばしょでね?」

男「おう、また後でな」




27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/05(木) 21:31:15.04 ID:SniqdYoEO
──登校中

幼馴染「で、さ」

幼馴染「結局朝は詳しく聞けなかったけど」

幼馴染「なんで男の家に従姉の女さんが泊まってるわけ?」

男「ん?いや、その辺は俺も詳しく聞いてないんだわ」

男「昨日の夜に急に来てなぁ」

男「しばらく泊めてくれ!と来たもんだ」

男「親父もお袋もろくに話を聞かないで承諾しちまうし」

男「ま、知らない仲ではないわけだし、別にいいんだけどさ」




28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/05(木) 21:35:50.58 ID:SniqdYoEO
幼馴染「それで男の部屋に寝せたわけ?」

男「そりゃお前、一応はお客様なんだから、ソファで寝かせるわけにもいかねぇだろ」

男「そのかわり俺がソファで寝る羽目になったわけだけど」

男「おかげで首が痛いのなんのって」

幼馴染「ふーん……」

幼馴染「あのさ、従姉さんってさ」

男「ん?」

幼馴染「いつぐらいまでいるのかな?」

男「……さぁなぁ、気まぐれだから。あの人」




33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/05(木) 21:41:02.40 ID:SniqdYoEO
──昼休み

友「おいーす」

男「おう」

幼馴染「やっほー」

友「昼飯食おうぜー」

男「そりゃ昼だしなー……って、んげ」

幼馴染「どしたの?」

男「弁当持って来んの忘れちまった」

友「アホだなー」

幼馴染「ホントにねー」

男「るっせーよ……仕方ねぇ、購買でパンでも買ってくるわ」

男「先に食っててくれ」

友「了解ー」

幼馴染「いてらー」




35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/05(木) 21:49:40.78 ID:SniqdYoEO
女「んーと、あ!幼馴染ちゃーん!」

幼馴染「はいはいなんでしょ……ってなんで学校に」

女「いや、男ちゃんの馬鹿がさー、弁当忘れたみたいで」

女「叔母さんに頼まれちってさー」

幼馴染「あ、そうなんですか」

女「んで、肝心の男ちゃんは?」

幼馴染「弁当忘れたからってパンを買いに購買に行きましたけど……」

女「げ、もしかして無駄足?」

幼馴染「んー……お弁当、預かりましょうか?」

女「や、せっかくだし男ちゃんを待つよ」

女「恨み言の一つでもぶつけにゃ腹の虫が治まんないし」




40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/05(木) 21:59:29.52 ID:SniqdYoEO
女「やぁやぁどうもどうも、男ちゃんがいつもお世話になってますー」

友「いえいえ、こちらこそー」

友「えーと、幼馴染ちゃん、こちらの方は?」

女「男ちゃんの彼女で女って言います!よろしくねー?」

友「!?」

友「え、彼女?男に?」

友「いやそんな馬鹿なだって」

幼馴染「そのネタはもうやったじゃないですか……」

幼馴染「あのね、彼女とかじゃなくって」

幼馴染「男の従姉なんだって」

女「なーんだよぅ、ノリ悪いぞー」

幼馴染「や、だって普通に嘘じゃないですか」

女「男ちゃんも幼馴染ちゃんも真面目さんなんだなー」

女「もっと肩の力抜かなきゃ!」




44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/05(木) 22:09:26.86 ID:SniqdYoEO
幼馴染「というか知らない学校に来てそこまでリラックスできる女さんが怖いですよ……」

女「あはは、面の皮が厚いんだろうねー」

男「参った参った、購買めっちゃ混んで……ってねぇちゃん!?」

女「遅いぞ男ちゃん!ほらお弁当!」

男「いや、パン買ってきちゃったし……」

女「じゃお弁当と交換!私がパン食べるから!」

男「パンも弁当も俺が食うって選択肢はないのか」

女「ん?なになに?もしかしてお礼もなしにお弁当を渡してもらえるとでも?」

男「……わぁったよ、別に高いもんでもねぇしさ、ほら」

女「ふっふーん、最初からそうすりゃいいのよ!」

女「さって、目的も果たしたし帰りますか!」

男「ん、もう帰るんか……って用もないしそりゃそうか」




47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/05(木) 22:16:29.11 ID:SniqdYoEO
女「じゃ、良い子は寄り道せずにまっすぐ帰るんだよ?」

女「待ってるからね?」

男「俺は小学生かよ……ま、いいや」

男「弁当届けてくれてありがとう」

女「いいのいいの、愛しの男ちゃんのためだしね?」

女「ほんじゃ、幼馴染ちゃんもまたねー」

幼馴染「はい、また」



男「いやー、悪いな、なんか相手してもらっちゃって」

友「……お前、二股とか最悪だぞ……」

男「……は?」

友「幼馴染さんだけじゃなく従姉にまで手を出すなんて!」

幼馴染「!」

幼馴染「や、やだなぁ……私が男に手を出されてるなんてそんな……」




50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/05(木) 22:22:05.25 ID:SniqdYoEO
男「ねぇちゃんに手を出すとか何を言ってるのかよく分からない」

男「それ以前に幼馴染にも手を出しちゃいねぇ!」

友「えっ」

幼馴染「えっ」

男「えっ」

友「何お前、自覚とかないの?馬鹿なの?」

幼馴染「そんな……そんなはっきり否定しなくたって……」

男「自覚とか言われても実際問題なんもないしなぁ」

友(うわぁ……)

幼馴染(うわぁ……)

男(なんか凄くげんなりした目で見られてる……)




69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/05(木) 22:59:36.86 ID:SniqdYoEO
──放課後

幼馴染「今日も部活なんだよね?」

男「おう」

幼馴染「じゃ、先帰ってるけどさ」

幼馴染「今日遊びに行ってもいい?」

男「や、別にそれはいいけどさ」

男「俺の部屋、ねぇちゃんに占拠されてるぜ?」

幼馴染「あ……うーん……それでもいいからさ!」

幼馴染(色々聞きたいこともあるし)

幼馴染(このままだとまずい気がするんだよね)

男「じゃ、8時くらいにな」

幼馴染「うん!」

友(やっぱこいつ一遍死んだらいいんじゃね?)




72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/05(木) 23:07:24.98 ID:SniqdYoEO
──夜

男「ただいまー」

女「おかえりー」

女「もーう、遅いじゃーん!」
男「いや、部活あるし」

女「そういうのは先に言ってよ?待ちくたびれちゃった」

男「……お袋に聞けば良かったじゃん」

女「……あっ」

男「…………」

女「……まぁ、それは置いといて!」

女「晩御飯食べよ!」

男「あ、先に食っててよ。着替えとかしたいし」

女「せっかく待ってたんだから一緒に食べるの!」

女「ほら、やることあるならさっさとする!」




74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/05(木) 23:13:50.95 ID:SniqdYoEO
──

幼馴染「こんばんはー」

男「よう」

女「ありゃ、幼馴染ちゃんだ」

女「どしたの?」

幼馴染「ちょっと話とかしたいなーって」

女「ふーん……なるほどなるほど」

幼馴染「?」

女「やー、男ちゃんモテモテだねー!」

幼馴染「!?」

幼馴染「ちょっ……!」

男「いや、何がどうしてその結論に」

幼馴染(こいつは……)

女(えぇー……)

女「男ちゃんはホントニブチンだね……」




77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/05(木) 23:21:01.68 ID:SniqdYoEO
男「ま、アレだ」

男「俺の部屋使うけどいいよね?」

女「んー、私も一緒にいてもいいなら」

幼馴染「もちろん構いませんよー」

男「んじゃ玄関先にいるのもなんだし、行こうぜ」


──男の部屋

男「…………」

幼馴染「…………」

女「ん?二人とも黙っちゃってどうしたの?」

男(なんてこった……)

男(エロ本が机の上に……)

幼馴染(うわー……そりゃ年頃だし持ってはいるだろうけど)

幼馴染(見たくなかったというか……)

女「あ、エロ本?わかりやすいところに隠すねー、男ちゃん」

男「なんで机の上に上げるんだよ!母親か!」




78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/05(木) 23:27:47.98 ID:SniqdYoEO
女「で、どんなこと話すの?恋バナとか?」

幼馴染「いえ、女さんの話を聞こうかと思いまして」

女「なーんだ、こりゃびっくり」

女「私がモテモテかー」

男「どう解釈するとそうなるんだ……」

幼馴染「女さんって、男の従姉なんですよね?」

女「そだよ?」

幼馴染「……なんで、男の家に来たんですか?」

男「あ、それは俺も気になってた」

男「結局まだ詳しく聞いてないし」

女「うーん……」

女「親戚の家に遊びに来た、じゃ駄目かな?」




83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/05(木) 23:35:58.62 ID:SniqdYoEO
幼馴染「でも、変じゃないですか?」

幼馴染「私の知る限りじゃ、女さんが泊まりに来たことはないし」

幼馴染「それが急にしばらく泊まるって」

男「そうなんだよなー」

男「家で何かあったの?」

女「…………」

女「そうだね、話しておいた方がいいかもしれないね……」

女「実は私、彼氏と同棲しててね……」

女「その彼氏が、暴力──DVって言うのかな、その、怒ると手が付けられないって言うか……」

幼馴染「えっ……」

男「おいおい、マジかよ……」

女「私の家は彼氏も知ってるからさ、ここに逃げ込んできたんだ……」

幼馴染「そんな……」




85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/05(木) 23:40:07.36 ID:SniqdYoEO
男「……警察に相談とかは?」

女「……してないよ。……だって嘘だし」

男「…………」

幼馴染「…………」

男「……はぁ!?」

幼馴染「なんですかその嘘!?」

女「いやー、なんかちょっとマジな雰囲気だったからさ」

女「ごめんごめん、ちょっと乗っちゃった」

男「いや、ふざけんなよ!」

男「本気で心配して損したわ!」

幼馴染「聞いちゃいけない話聞いちゃったーとか思ったのに!」




89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/05(木) 23:46:18.80 ID:SniqdYoEO
女「や、心配させてごめんねー」

女「でも本気で心配されてちょっぴり嬉しかったり?」

男「そういう冗談はやめてくれよ……」

幼馴染「……でも、結局それならなんで?」

女「ん?この話引っ張るの?」

幼馴染「気になるじゃないですか!」

女「うーん、それはね……」

女「男ちゃんに会いたかったから、かなぁ」

男「またまたー、そんな誤魔化し方して」

女「……これは嘘じゃないよ?」

幼馴染(やっぱり、そうだったんだ)




91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/05(木) 23:53:46.27 ID:SniqdYoEO
幼馴染「男、ちょっと女さんと二人で話したいから」

幼馴染「席を外してくれない?」

男「ん?まぁ別にいいけど」

女「エロ本も持って行きな?」

男「リビングに持って行けってか!?」

男「なんで進んで恥をかかなきゃなんねぇんだよ!」

女「ほらいいから、さっさと出ていく!」




幼馴染「……あの」

女「心配なんだ?」

幼馴染「……はい」

女「……そっか」

幼馴染「やっぱり好き……なんですよね?」

女「そうだね、好きだよ?」




100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/05(木) 23:59:43.31 ID:SniqdYoEO
女「幼馴染ちゃんも、男のことが……」

幼馴染「はい」

女「だよねー」

幼馴染「バレバレですか」

女「そりゃ、ね」

女「……っていうか、私もバレバレ?」

幼馴染「……多分」

幼馴染「さっきの嘘はびっくりしましたけど」

女「あはは……ごめんって」

幼馴染「……私、負けませんよ?」

幼馴染「一緒にいた時間は私の方が長いし!」

女「私の方が小さい頃から知ってるしー!」

女「しかもこれからは一つ屋根の下!」




105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/06(金) 00:04:27.55 ID:M+FTVWjwO
幼馴染「でも全然意識されてないじゃないですか!」

女「まったまたー!そっちだって!」

幼馴染「…………」

女「…………」

幼馴染「……いや、もうね」

女「本当にねぇ……」

女「……いっそのこと、今告白しちゃおうかな」

幼馴染「!」

幼馴染「それなら私だって!」

女・幼馴染(……まぁ、なんとなく結末は見えてる気がするけど)




106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/06(金) 00:10:48.05 ID:xmyi4EwRO
──

男「んで、二人の話は終わったのか?」

幼馴染「……まぁね」

女「それでね、聞いて欲しいことがあるんだけど……」

男「なんだよ、急に改まって……」

男(二人して担ごうってんじゃないだろうな)

幼馴染「……あのね、私、男のことが好き」

幼馴染「子供の頃からずっと一緒で、それが当たり前になってたけど……」

幼馴染「これからも一緒にいたいし、もっと仲良くなりたい」

女「私も、男が好きだよ」

女「私の馬鹿に付き合ってくれるし」

女「私のことを大事にしてくれてる」

女「だから──」

男(えぇぇぇぇぇなにこの展開!)




109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/06(金) 00:14:16.11 ID:xmyi4EwRO
男「なんだよ、幼馴染まで乗っかっちゃって!」

男「二人して俺をからかおうってんだな!」

男「さっきは騙されたけど今度は騙されないぞねぇちゃん!」

女「──男ちゃん」

幼馴染「冗談なんかじゃないよ」

女「いくら鈍くったって薄々感づいてはいたんでしょ?」

幼馴染「……そうやって、誤魔化すのはずるいよ」




110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/06(金) 00:19:51.40 ID:xmyi4EwRO
男「いや、その、ちょっと待てって!」

男「あんまりにも急で、気持ちに整理がつかないって!」

男「というかどっちかが好きとかそういうんじゃなくってさ!」

男「二人とも大事だし、あぁもう分かんねぇって!」

女「…………」

幼馴染「…………」

女「この優柔不断!」

幼馴染「女の敵!」

女「ヘタレ!」

幼馴染「馬鹿!」

男母「しっかりしなさい!」

女「鬼!」

幼馴染「悪魔!」

男父「人で無し!」

女・幼馴染「ちゃんと決めて!」




114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/06(金) 00:21:24.59 ID:hkAYt1sj0
>>110
親も聴いてたのかよ




113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/06(金) 00:20:53.59 ID:7EH3C+dB0
両親がさりげなく乱入w




117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/06(金) 00:25:22.27 ID:xmyi4EwRO
男「…………」

男「……いや、なにしてんの?親父とお袋」

男母「あんたの熱い叫びが聞こえてきたから様子を窺ってたのよねぇ」

男「」

男父「お前エロ本選びのセンスねぇなぁ」

男「父親に対してアレだけど何言ってんだあんた」

男「じゃあエロ本しまうからさ、ちょっと一人に──」

幼馴染「……はぐらかされないからね」

女「ちゃんと答えて?」




119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/06(金) 00:33:10.18 ID:xmyi4EwRO
男母「そうねぇ」

男母「あなたたち二人は付き合いが長すぎて」

男母「いつ告白しても急になってしまうと思う」

男母「だから、ちょっと待ってあげてくれないかしら」

男母「息子がいくら馬鹿でもね」

男母「ちゃんと答えを出すと思うわ」

男父「そうだな」

幼馴染「……そうですね」

女「私、待ってるからね?男ちゃん!」

男母「こんないい子達に好かれるなんて果報者ねぇ、この馬鹿息子は」

男父「まったくだ、もったいないくらいだな」

男(なんか親にさりげなく退路を断たれた)




123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/06(金) 00:42:46.38 ID:xmyi4EwRO
────

幼馴染「じゃあお昼ご飯は屋上で食べようか」

男「おう」

女「今日は天気もいいしねー」

友(なんか二人に腕組まれてるよ、死ねよこいつ)

幼馴染「って言うかなんで女さんがいるんですか?」

女「そりゃあもうお弁当の完成が遅くなっちゃったから届けにね!」

幼馴染「……男、明日から私がお弁当作るよ」

女「やだなぁ、人様の家にそんな出費させられるわけないじゃない」

男「いや、俺購買のパンでいいって……」

女・幼馴染「は?」

男「なんでもないです……」

友「爆発しろ」

おしまい




125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/06(金) 00:43:33.41 ID:tmj04rfP0
友・・・




130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/06(金) 00:46:30.90 ID:7ew741mf0
>>1
いい引き際だ




132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/06(金) 00:48:05.15 ID:7EH3C+dB0
まあ>>1の立て逃げからよくここまでがんばった
心をこめて乙




最新の人気商品
第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇 特典 ストーリーダイジェスト付き
アイコンアーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~(プレミアムボックス)予約特典オリジナルドラマCD付き
アイコンファイアーエムブレム 覚醒
アイコンペルソナ4 ザ・ゴールデン 特典 PlayStation Vita用スクリーン(タッチスクリーン)オリジナル保護シート(壁紙付き)付き
アイコンAQUAPAZZA -AQUAPLUS DREAM MATCH- (初回限定版)