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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 21:35:58.57 ID:srajLETtO
ミラージュ「ウィンダミアとの戦いが終わって早一年。色んなことがありました」

ミラージュ「停戦協定が結ばれた後、件のウィンダミアでもワルキューレのライブを行うことが出来たり、銀河中に知れ渡ったことで球状星団以外でもツアーが決まったり」

ミラージュ「それに――ハヤテとフレイアが、結婚したり」

ミラージュ「……悔しくなんてありません、ええ!友人として、二人が大好きな友人として思いっきり祝福させてもらいましたとも!」

ミラージュ「……フレイア、きれいだったなあ。それに、式の時だけじゃなくて。彼女はどんどんきれいになっていく気がします」

ミラージュ「元気ではつらつなのは変わりませんが、落ち着いた雰囲気も出てきて……あれからワルキューレの女子寮に移った美雲さんの影響もあるのでしょうか。ほとんど一緒ですし。なんならハヤテより一緒です」

ミラージュ「フレイアさん、なんだか最近美雲さんと同じようなゆったりしたラインの私服を好むようになってますし……」

ミラージュ「このツアーが終わって落ち着いたらハヤテとフレイアは二人で住む話をしてましたけど、美雲さんもしれっとその中に納まっていそうで怖いです」



2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 21:37:49.48 ID:srajLETtO

ミラージュ「――と、物思いに耽ってる暇はないんでした。最近長距離フォールドやら慣れない土地での公演で疲れてるようですね、いけないいけない!」

ミラージュ「ミーティングルームに現れないそのハヤテとフレイアを探していたのに!まったくもう、二人はどこに……あぁ、携帯端末を壊してしまったのは不覚です」

ミラージュ「マキナさんに修理をお願いしたら早いかと思ったら」

マキナ『ミラミラ何世代前の使ってるの!?え、このまま使いたい!?……オッケー、最新機種も真っ青なマ改造しちゃうね!きゃわっ!なスペックをおったのしみにー☆』

ミラージュ「って没収されちゃいましたし……いいじゃないですか、気に入ってるんですから」

ミラージュ「……気に入ってるといえば、もしかして」

アイテール 甲板上

ミラージュ「――やっぱりここでしたか。何かあれば風に当たりにここに来るんですから、ハヤテは……VF-31の影に隠れていますけど、フレイアも一緒のようですね」

ミラージュ「いつかのように飛び回っていないだけよしとしましょう……さて、二人を引っ張ってミーティングに戻らないと」

ミラージュ「ハヤテ!フレ――」






ハヤテ「――そうか。お前もう、身体が」

フレイア「――うん。次のライブが、最後だと思うんよ」






ミラージュ「!!!!」

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 21:39:18.74 ID:srajLETtO
ミラージュ「ど、どういうことですか!」

ハヤテ「うわ!? み、ミラージュ!お前……聞いてたのかよ」

ミラージュ「す、すみません。盗み聞きするつもりはなかったんです、その、二人を探しに。フレイア……今の、本当なんですか」

フレイア「……うん。前々からね、だましだましやっとったんやけど……もう限界っぽいんよ」

ミラージュ「そんな……どうして今まで教えてくれなかったんですか!」

フレイア「どうして、って……うーん」

ハヤテ「そりゃ、そんなこと……き、気まずいだろ、なんか」

ミラージュ「気まずいってなんですか!私と、あなたたちの仲でしょう!?」

ハヤテ「いや、俺たちの仲だからこそっていうか……」

フレイア「まだ一年もたってないのに、って、なんか……」

ミラージュ「はぁ……!?」

5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 21:42:12.74 ID:srajLETtO
ミラージュ「それは、それは…こんなことになるなんて、私も、もっと、ずっと、思っていたよりずっと、早かったです、けど……!一番に私に話してくれれば、何か、協力を……!」

ハヤテ「俺どれだけ鬼畜だよやめろよ」

ミラージュ「何も知らされないほうがよっぽど酷いに決まってるじゃないですか!」

フレイア「み、ミラージュさん、あんがと。あんね。カナメさんには教えてるんよ?あと美雲さんも知っとるね」

ミラージュ「カナメさんはワルキューレのリーダーですから、そうでしょうね。でも……美雲さん?」

フレイア「うん。病院行くときに『興味あるわ』ってついて来てくれたから」

ハヤテ「俺もいるのにな。ほんと、デリカシーってもんがない」

ミラージュ「デリカシーとかそういう問題じゃないでしょう!なんですかそれは、不謹慎です!後でお説教ですあの人は!」

ハヤテ「不謹慎……かあ?」

フレイア「わ、私は嬉しかったんよ?美雲さん、本読んでお腹に歌ったりしてくれたし。いひひ」

ミラージュ「う、うれしい……そうか、フレイアも不安だったんですね。そうですよね……お腹に、歌……そういえばヴァジュラ戦役の資料で読んだ記憶が……なんとかがお腹で歌うようにするとどうとか、なるほど、さすが美雲さん……」

ハヤテ「おーい、大丈夫か?」

ミラージュ「フレイアが歌えなくなるのは美雲さんにとってもショックでしょうに、それでも……いいえ、もう決めているのかもしれませんね。こんな話をしてるのに塞ぎ込んだりしていない二人と一緒で……最後まで、と」

フレイア「ミラージュさーん?」

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 21:49:20.84 ID:srajLETtO
フレイア「ミラージュさーん?どうしたんね?」

ミラージュ「フレイアさん!!!!」

フレイア「ひゃ!?は、はい!」

ミラージュ「次のライブ、絶対、絶対成功させましょう!私に出来ることなら何でも言って下さい!なんだってやってみせます!」

フレイア「……あんがと、ミラージュさん。いひひ」

ハヤテ「……ありがとな、ミラージュ。そういうわけで、ちょっとフレイアを医者に診て貰いに行って来るからさ。俺たちは欠席だって伝えてくれ」

ミラージュ「はい、気をつけて。フレイアさん、改めて……あなたは一人じゃありません。ハヤテはもちろん、私たちがついてます。大丈夫です」

フレイア「ミラージュさん……本当に、あんがと。次は、一番に教えるかんね!」

ミラージュ「はい!……はい?」

ハヤテ「つ、次って、おい」

フレイア「ん?……はわっ!ち、ちが、そういう意味とちが、ううん、そんでも、ち、ちがうんよーーーー!!!」

ハヤテ「あ、こら、あんまり走るな!あー、ミラージュ、ありがとな!それじゃ!」

ミラージュ「は、はい! 次って、どういう意味でしょうか……病状が進行したら、って、こと、かな」

ミラージュ「……彼女の友人として。しっかり、支えてあげなければ」

ミラージュ「さて、ミーティング……あれ?美雲さん?いたんですか……どうしたんですか、しゃがんでお腹を抱えて、わ、笑ってるんですか?珍しい」

美雲「ふっ、ふふっ、なんでも、なんでもないの。ほんっと、あなたってからかいがいがあるわよね」

ミラージュ「……?」

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 21:52:52.35 ID:srajLETtO
翌日 ミーティングルーム

カナメ「――ってことで、フレイアは次の公演が最後になります」

フレイア「な、なります!」

ミラージュ「軽くありませんか!?フレイア、カナメさん!これ重大発表ですよね!?」

マキナ「うわビックリした! えー、ミラミラ。だって昨日散々話題になってたからー、正直予想できてたんだよねー。だからカナカナもこんなに端折ってサクっと説明したんだし。ね、レイレイ?」

レイナ「ん。ミラージュ、情報戦線に置いてかれてる」

ミラージュ「わ、話題……?」

ハヤテ「あー……俺たち慌ててたからさ。変装するのも忘れてて……フレイアと病院に入るところ、写真に撮られちまったんだ」

美雲「迂闊ね、ハヤテ。私が付き添いする時はばっちり髪色まで変えてあげたのに」

カナメ「それはそれでケイオスの装備勝手に持ち出したから問題になるのよ、って一応もう一回言っておくからね美雲」

美雲「ふふっ。だって私」

カナメ「三歳なのは関係ありません、まったくもう」

9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 21:57:54.18 ID:srajLETtO
ミラージュ「そ、それで、広まってるんですか!?フレイアのことが……くっ。端末は手元になかったですし、昨日は帰ってテレビも観ずにいたことがこんなところで……」

マキナ「フレフレとー、ハヤハヤのことかなー。そりゃもうバズっちゃったよー。レイレイが大元の呟きは消したけど」

レイナ「私は仕事の出来る女……でも、人の口に戸は立てられない」

ミラージュ「そう、なんですか……悪し様に、面白おかしく書いているのでしょうね!よく分かりますよ、そういう人たちからの文句で広報がどれだけ!!!」

マキナ「んー、フレフレにはおめでとー!!って声の方が大きかったような」

ミラージュ「ほら見たことか!!!!!やっぱりそうじゃないですか!!!!!なんですかおめでとーって!!!不謹慎な!!!!!!!!」

マキナ「へ?あ、うん……?あー、ハヤハヤにはそれこそ爆発しろーとかは言われてるけどー」

美雲「まったくよね」

ハヤテ「美雲さんさっきからフレイアと俺の間に入って俺の足思いっきり踏むのやめてくんね?」」

10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 22:10:01.36 ID:srajLETtO
ミラージュ「ほら見たことか!なんでそこでハヤテがそんな言い方をされなきゃならないんですか!!!」

マキナ「えー?まあ、だって、ねえ?」

レイナ「ねえ?」

ミラージュ「ハヤテが何をしたって言うんですか!!!!!」

マキナ「ぶふっ、っ、ミラミラ、どうしたの、うん、確かにハヤハヤが、そうそう、ナニしたんだもんねー」

レイナ「っ、っふ、ハヤテは手がハヤ――」

ハヤテ「やめろ!!それチャックに散々言われた!!おいミラージュ、勘弁してくれよほんとに……」

ミラージュ「す、すいません。考えたら少し興奮してしまいました」

ハヤテ「えっ、いや……うん」

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 22:20:02.94 ID:srajLETtO
レイナ「……なにかがおかしい気がする」

マキナ「うーん……クモクモ今日ご機嫌だけど、何か知ってる?」

美雲「ルダルダがジャルジャルなの」

マキナ「ふんふん、ロムロムでマヤマヤってこと……っふふ、なにそれミラミラ面白い」

レイナ「さすが銀河を又に駆けたお節介女、今日も空回ってる」

カナメ「ミラージュ……そっとしておきましょう。ま、まあ、色々と思うことはあるだろうけど。フレイアのために最高のライブに、ってことでいいかしら」

ミラージュ「それはもちろんです……なんですかみなさん、こんな時なのにやけに笑っていますけど」

美雲「っ、ふーっ。なんでも。私たちがやることは変わらないもの。フレイア、最後であろうと、いいえ。最後だからこそ、しっかりやりなさい。身体にかまけて手を抜いたら、早々に居場所がなくなるわよ」

フレイア「っ、はい!美雲さん!」

ミラージュ「美雲さん、そんな言い方……いいえ、違いますね。みんなも、いつも通り……そうですよね。皆さんは私よりずっとフレイアと過ごしてきてる……きっと、もう覚悟してたんだ……ハヤテ、私たちも支えましょう」

ハヤテ「お、おう。気合は嬉しいけどさ、なんかお前と話が合ってない気がするんだよな、なんなんだろうな」

フレイア「いひひっ。ミラージュさん、私のこと想ってくれとるんやなーってのは分かるんよ。ルンがポワーッとなっとるもん!」

ハヤテ「お前のだろそれ。ルンピッカピカだなー」

12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 22:40:13.24 ID:srajLETtO
カナメ「今度のライブでやってみたいことって何かある?」

美雲「はい」

カナメ「はい美雲」

美雲「感極まったフレイアを私が抱きしめてあげる流れを」

カナメ「それこないだのウィンダミア公演の山場でしょ」

マキナ「あれは凄かったね。会場が揺れたよ」

レイナ「マキナの山場もね」

カナメ「なんか最前列で変なメガネとマスクつけたお客さんからは『マキナとレイナも続けー!おのれー!!』とか聴こえたけど……そういうのはその場の流れでやることで今決めることじゃないのよ、美雲」

美雲「じゃあ宣言だけしておくわ。フレイア、いいわね」

フレイア「ほいな!」

カナメ「仲が良いってことでよろしい。他には……はい、美雲。こういうので発言してくれるようになって嬉しいけどさっきみたいなのは無しね」

美雲「今度は真面目よ……ミラージュ?次の公演、あなたのおじい様とおばあ様が来るそうね?」

ミラージュ「えっ、あ、はい……滅多にない球状星団外での公演ってことで、観に来てくれるそうです。あ、おじいちゃんが今度こそは直接美雲さんからサインをもらいたいと言ってました。いやハンドサインじゃなくて」

美雲「あなた、歌いなさい」

ミラージュ「…………はい?」

13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 22:52:31.70 ID:srajLETtO
美雲「せっかく遥々来たのにあなたはバルキリーで飛び回ってるだけじゃつまらないじゃない?顔も見れないもの」

ミラージュ「い、いや、あの二人なら普通に視認できるかと……いや、いやいやいやいや!!!」

マキナ「それ、いい!!いいよ、クモクモ!ナイスアイディア!!」

レイナ「うん、ミラージュの晴れ舞台」

ミラージュ「どうしてそうなるんですか!?私が出ても誰が喜ぶと……ま、まあ、おじいちゃんは飛び上がって喜ぶでしょうし、おばあちゃんも今以上にお見合いゴリ押ししてくるかもしれませんけど……カナメさんもそう思いますよね!?」

カナメ「うん、良いと思うわ」

ミラージュ「カナメさん!?」

カナメ「ミラージュ、あなたは気づいてないのかもしれないけど、ワルキューレファンの間じゃあなたは有名よ……というか、うん。あなた凄く有名じゃない、忘れたの?ほら、その……全銀河中継の告白と玉砕とお節介」

ミラージュ「……あー……うわぁ」

ハヤテ「……なんかすまん」

ミラージュ「謝らないでください余計に惨めです」


14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 23:02:33.60 ID:srajLETtO
美雲「決まりね」

ミラージュ「決まりません!わ、私、そんな、人前で!歌なんか!!」

ハヤテ「いいじゃねえか。お前、声は良いと思うけどな」

ミラージュ「えっ、そうですか……違います!そういう話じゃなくて!!」

美雲「いいじゃない。ねえ、フレイア?あなたも歌ってみたいわよね、ミラージュと」

フレイア「ミラージュさんが嫌じゃなければやけど、そうなったらゴリゴリでルンピカやねえ」

ミラージュ「……フレイアが、歌って欲しいんですか?私に?」

フレイア「うん!あ、でも、ほんまに嫌やったら……」

ミラージュ「……やります」

フレイア「ふぇ?」

ミラージュ「……出ます、ライブ!い、一曲だけ!!ですが!!だって、私……フレイアのためになんだってするって、約束しましたもんね」

フレイア「ミラージュさん……!」

美雲「……」

ハヤテ「悪ぃ顔だな」

美雲「失礼ね、フレイアの笑顔を作ってあげてるのに」

ハヤテ「だったら足踏むのもやめろってんだよだから」

15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 23:20:40.65 ID:srajLETtO
ミラージュ「それからライブまでの間、歌とダンスを必死に練習しました」

ミラージュ「流石にメインでなんて歌えませんし、ダンスは……少し苦手ですから、主にコーラスと、動きの少ない曲を、ということで」

ミラージュ「曲目の最後にフレイアさんが選んだ……『God Bless You』で」

ミラージュ「……一応祖父母に連絡したら、次の日にライブ衣装が銀河速達便で届きました」

ミラージュ「金と権限に物を言わせたそうですが……ワルキューレの衣装ってホログラムなんですけど……まあ、私は一曲だけなのでこれでいいかもしれません」

ミラージュ「……頑張りましょう、フレイアさんのために」

ミラージュ「フレイアさんの……最後の、ために!」

ミラージュ「さあ、美雲さん!最終チェックお願いします!美雲さん、聞いてますか?最近ほんとよく笑ってますね、みんな嬉しそうですけど……なんなんですか、もう」

16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 23:32:13.49 ID:srajLETtO
当日

ライブ会場

ワーーーーーーワーーーーーーーー!!!!
 ワルキューレーーーーーー!!!  おのれーーーーーーー!!
   シェルダウン!!!シェルダウン!!!!!


フレイア「みんなーーー!!アンコールあんがとーーー!!!あんがとござまーーーーす!!!」


ワーーーーーーー!!
 フレイアちゃーーーーーーーん!!!



フレイア「いひひっ、あんがとーーーー!!!たっくさん歌って、たっくさんルンピカできて、ぶっちゃ嬉しいんやけど、次が最後の曲です」



えーーーーーーー!!!
 やだーーーーーーーーーーーー!!!!


フレイア「あんがと、あんがとーーー!そんで、この星での公演が決まって、色んな人にお祝いされて……この会場にも来てもらっとるんやけど」


フレイア「今日は!このステージに!ぶっっちゃスペシャルでゴリゴリな!!ゲストが来てくれとるんよ!!!!」



フレイア「わたしのだいっっすきな!!!ワルキューレみんなが大好きな!!!!この人です!!!!」




ミラージュ「み、ミラージュ・ファリーナ・ジーナスです!!!く、苦情は広報まで!!!!!!」


ワーーーーーーーーー!!!! 
  ワーーーーーーーーーーー!!!!!
 ミラージュちゃーーーーーーーん!!!!!!!!!
モニターから目を離すな!!!!!!!!!!!!!!!!!!

17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 23:49:01.70 ID:srajLETtO
~~~~~♪



フレイア「~~~~~~~~♪」



ミラージュ「~~~♪(フレイア……すごい)」



フレイア「~~~~~~~~~~~♪」



ミラージュ「~~~♪(もちろん今までのライブで聴いているし、練習でもすぐ近くで何度も聞いてます、けど)」



ミラージュ「~~~♪(今日の、フレイアは……フレイアの歌……感情が、すごくこもってて)」



ミラージュ「~~~♪(この歌ですし、ハヤテのことを想ってるんでしょうか……すごく、きれい)」



ミラージュ「~~~♪(この歌ですし……ハヤテのことを想ってるんでしょうか)」


ミラージュ「~~~♪(やっぱり、ちょっと……ちょっとだけ、羨ましいな)」


ミラージュ「~~~♪(いつかは、私も……二人のような……)」

18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/05(月) 00:09:43.68 ID:6UqmE6FSO
 フレイアちゃーーーーーーーーーーーん!!!
ミラーーーージュ!!!ミラーーーージューーーーーー!!!

フレイア「あんがと、あんがとーーーー!みんな、あんがとーーーー!!ミラージュさんも!!!」

マキナ「みんな、ミラミラの歌、聞いてくれたーーー!?すっごく綺麗だったよね、レイレイ!」

レイナ「ん。次も期待してる」

ミラージュ「あ、ありがとう、ございます……次はありませんから!今日だけですから!」

カナメ「勿体無いわ、楽しかったのに。ね、美雲?」

美雲「……」

カナメ「えぇ、そうね。楽しそうで何より。フレイア、あなたもおもいっきり楽しめた?」

フレイア「ほいな!!ミラージュさん、ほんま、ありがとう!ぶっちゃ嬉しかった……あんね、みんな!ミラージュさん、ほんまはこういうの苦手なんやけど、私がお願いして出てもらったんよ……どうしても、ここで。すぐ近くで、最後の歌を、聞いて欲しかったから」

ミラージュ「……」

フレイア「あんね。今だから言うんやけど『God Bless You』は……いつもは、ある人の事を想って歌ってます。ファンのみんなにこんなこと言っちゃいけんと思うんやけど、そういう気持ちを込めて歌っとるんよ」

フレイア「でも、今日は……今日の、最後の『God Bless You』は……ここにいるみんなのことを想って歌いました。この場にいるみんなに、ワルキューレとミラージュさんに、感謝と。お礼を、伝えたくて……」

ミラージュ「あっ……」

カナメ「やっぱり。いつもは空を見上げてるのに……今日は目が合うな、と思ったわ」

マキナ「ねーっ。例の人に歌うよりもピカッてたんじゃないかなー!」

レイナ「ん。私たち、罪作りな女」

美雲「――それは、どうしてなのかしら。フレイア?」

フレイア「……美雲さん」

美雲「あなたは何故?なんのために、私たちに歌ったの?」

ミラージュ「……っ」

フレイア「それは……みんな、ファンのみんな、あんね……みんな、ちょっと気づいとるのかもしれんけど。でも、私、自分の口から言わんといけん、って、思ってて……カナメさんには、ライブまで発表を待ってもらってました。あんね、みんな……あんね……!!」

ザワザワザワザワ
 フレイアちゃーーーん!!!

ミラージュ「フレイア……」

ポンッ

ミラージュ「っ……美雲さん?」

美雲「今回はあなたに譲ってあげるわ、ミラージュ」

ミラージュ「譲る、って……なにを?」

美雲「感極まったフレイアを、ね。ほら……あなたに祝われるのが一番嬉しいと思うもの、ほら」

ミラージュ「あ、ありがとうございます……祝う?」



フレイア「私、私……あんね!!!!!あの!!!!!この公演を最後に!!!!!」


ミラージュ「っ、フレ――」




フレイア「一旦ライブツアーをお休みして、その!!!!!!!!さ、産休に、入りましゅ!!!!!!!!!」



ズザァァァァァァァ!!!!

カナメ「み、ミラージュがズッコケて顔面スライディングを!?」

マキナ「あちゃー……本当に本当に今日まで気づかなかったんだ」

レイナ「流石、まっすぐ娘」

美雲「ふ、っっふふっ、ふふふっ」

ミラージュ「――はあああぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああ!?!?!?!????????

19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/05(月) 00:30:09.86 ID:6UqmE6FSO
ワーーーーーーーーーー!!!
 知ってたーーーーー!!
おめでとーーーーーー!!フレイアちゃんおめでとーーーーーー!!!


フレイア「あんがと、みん、ぐすっ、みんなあんがとーーーーー!!!れ、ミラージュさん、顔赤いけど、だ、大丈夫なんね」

ミラージュ「打ち付けたりだとかで羞恥に赤くなってるのが隠れて助かってます、えぇ、そんなことどうでもよくて!!!!フレイアさん!!!さ、さささ、産休!?!?さん、えぇ!?!?!?」

フレイア「あ、改めて言わんでも、そ、そうです!!あの、もうすぐこ、子供が、生まれます!!!!」


ワーーーーーー!!!ワーーーーーーー!!!
 おのれーーーーーーーー!!!


ミラージュ「さん、きゅう……でも、あの、最後、って」

フレイア「うん。今回のツアーはまだ続くけど私が参加できるのは、次が最後やねー、って。カナメさんとも、長距離フォールドが多い今回の公演に連れて行けるのはここまでやから、って話しとって」

ミラージュ「……じゃあ、あの……戻って、こられるんですね?」

フレイア「ほいな! まだまだゴリゴリに歌いたいんよ!!!ちょっとお休みして、復活公演はラグナで!あ、言ってよかったんかねこれ!?み、みんな!!!ラグナでまた会うんよーーーー!!!}


ワーーーーーーー!!!!ワーーーーーーーー!!!


ミラージュ「……お別れじゃ、ないんですね?」

フレイア「うん!!あ、ミラージュさん、もしかして私が引退やと思っとった!?ごめ――」

ギュウウウウウウウウウ

フレイア「はわっ!?はわわわっ、み、ミラージュさん!?!?!?」

ミラージュ「よかった……よかったよお……!!!フレイア、よかった、よがったぁーーーーーー!!!」

フレイア「ふぇぇ!?なんで泣いとるん!?!?!?ご、ごめんね、ミラージュさん!?ミラージュさーーーん!?」

ミラージュ「ぐすっ、フレイア……おめでとう、本当におめでとう。祝福させてください、心から……あと、美雲さん」


美雲「ふふっ、なあに?」

ミラージュ「この役目今後譲りませんから!」

美雲「あら、フレイアは私のよ」

ミラージュ「私のです!!!」




ハヤテ「……俺のだよ!!!!!!!」


 ワーーーーー!!!!
  引っ込めハヤテマーーーン

ハヤテ「ハヤテマンやめろ!!!!!!!!!!!!」









チャック「んで、なんで俺謹慎なんですか、隊長」

アラド「ひがみと冗談で二人の写真撮ったのがお前だからだろ」

チャック「ちくしょう、ちくしょう、なんだあれ。ハヤテ爆発しろ……!」


今度こそ、完

20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/05(月) 00:30:44.88 ID:6UqmE6FSO
美雲さんは俺の
じゃあの!

22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/05(月) 08:32:51.15 ID:ISEU54Ero
かわいい