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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 16:23:51.20 ID:qM3xBWkL0
シンジ「今日は学校休んだ方が……」

ミサト「駄目よサボるなんて!行きなさい!」

シンジ「でも……」

ミサト「行きなさい!」

シンジ「テレビでは外に出ない方が良いって……」

アスカ「だらしないわね!楽勝よこんな風!いってきますミサ……」バサッ

ミサト「アスカ!傘は……!」

アスカ「いやああああああああああああ」ピュオオオオオオオ!

シンジ「アスカアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」





3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 16:30:15.98 ID:qM3xBWkL0
ミサト「大変よ!アスカが風で飛んでいったわ!ネルフの力を結集して探し出して!」

黒服「は、はい!」ザワザワ

シンジ「アスカが飛んでいったけどとりあえずいってきまーす」スタスタ

ヒュオオオオオ

シンジ「ホントに風強いな……雨降ってるけど傘さしたらドイツ人みたいになるし……」

車「」

バス「」

飛行機「」

シンジ「うわぁ道路ひどい状況だな、電車大丈夫かな動いているかな」

ヒュオオオオオ

OL「きゃっ!」チラリ

シンジ(……白か)

シンジ「……」

シンジ「……風が強くて心配だから綾波迎えにいってあげようっと」




4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 16:35:10.18 ID:qM3xBWkL0
<レイの部屋>

ピンポーン

シンジ「……」

ヒュオオオオオ

ガチャッ

レイ「……なに?」プルンプルン

シンジ「……」ブハッ!

レイ「大丈夫?碇君、凄い出血よ」

シンジ「大丈夫……綾波朝シャンしてたんだ(朝からイイモンみた)」

レイ「何かよう?」

シンジ「い、一緒に学校行かないかと思って……」ジー

レイ「……今制服着るから待ってて」ペタペタ




5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 16:41:03.32 ID:qM3xBWkL0
シンジ「……」ジー

レイ「……」

シンジ「……」ジー

レイ「……」

シンジ「……」ジー

レイ「……おまたせ」

シンジ「行こうか……って何でスカートの下にジャージ履いてんだよおおおおおおお!?」

レイ「何でって風が強いから……」

シンジ「風が強いからって何でジャージ履くんだ!?おかしいよ!スカートにジャージなんておかしいよ!」

レイ「だって風でパンツが……」

シンジ「パンツが何だ!パンツなんかただの布きれじゃないか!」

レイ「落ち着いて、顔が怖いわ碇君」




7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 16:47:16.86 ID:qM3xBWkL0
シンジ「とにかくジャージを履くなんて僕は認めないからね!」

レイ「あなたに認めてもらわなくても結構よ」

シンジ「へ?」

レイ「学校へは一人で行くわ、じゃあね碇君」ペタペタ

シンジ「……はやなみっ!」ガシッ

レイ「離して」

シンジ「わ、わかったよ綾波!ジャージは履いていいから!だから僕と一緒に学校行ってよ!」

レイ「……」

シンジ「……」

レイ「……わかったわ、早く学校に行きましょう、遅れるわよ」

シンジ「!」

レイ「あと何でパンツにこだわるの?パンツ以上のモノ見れたのに」

シンジ「え……あ……」

レイ「……碇君のえっち」プイッ




8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 16:53:13.61 ID:qM3xBWkL0
ヒュオオオオオ

シンジ「風がホント強いね……大丈夫?綾波……」

レイ「問題ないわ」

ぎゅっ

レイ「?」

シンジ「……」

レイ「何故手を握るの?」

シンジ「か、風で飛んでいかないためだよ!」ドキドキ

レイ「いくら何でも風で飛ぶ人はいないわ」

アスカ「いやあああああああああああああああああああああ!!!」ビュオオオオオオオ!

ミサト「そっち飛んでったわよ!追って追って!」タタタタ

黒服「は、はええええ!」タタタタタタ

アスカ「いやあああああああああああああああああああああ!!!」ビュオオオオオオオ!

シンジ「……」

レイ「……」ギュッ




9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 16:59:39.65 ID:qM3xBWkL0
ヒュオオオオオ

車「」

車「」

弐号機「」

シンジ「まるで事故現場だ……風だけでこんなに……」

レイ「むしろ戦場みたいね」

幼女「ふぇぇ……」ビュオオオオオ!

シンジ「うわあ!幼女が飛んできたあああああああああ!」ガシッ!

幼女「ふぇぇ……お兄たんありがとぉ……」

シンジ「ふふふ、いいんだよ」ペロペロ




10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 17:03:24.25 ID:p+d3Cl5k0
弐号機www




11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 17:03:26.42 ID:qM3xBWkL0
レイ「碇君」

シンジ「なに?僕は風に飛ばされた幼女を助けたんだよ?」

レイ「なら何故顔を舐めまわすの?」

シンジ「それは……」

レイ「なら何故下着の中に手を入れるの?」

シンジ「……」

幼女「ふぇぇ……テクニシャンだよぉ……」ゾクゾク

パシーンッ!

シンジ「……」ヒリヒリ

レイ「……私から離れて歩いて」スタスタ

シンジ「……」

幼女「ふぇぇ……好きの反対は無関心だよぉ……」

シンジ「ちくしょう幼女め!お前のせいだ!風に乗ってけ!」バッ!

幼女「ふぇぇ……」ビュオオオオオオオ!




12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 17:07:19.38 ID:qM3xBWkL0
シンジ「綾波ぃ……」

レイ「……」

シンジ「綾波ったらぁ……」

レイ「……」

シンジ(まいったな……ん?)

パンツ「」

シンジ「空にパンツ?」

パンツ「おーいそこの君達!」

シンジ「!?」

レイ「……」ビクッ

パンツ「そうそう君達!悪いけど助けてくれない!?」

シンジ「しゃべったあああああああああああああああああ!!!」

レイ「」ガクガクブルブル




14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 17:12:02.87 ID:qM3xBWkL0
マリ「そりゃ喋るよ、人間だもんさ」

シンジ「何だ……豪快にパンチラしてる女の人か……」

レイ「……」ホッ

マリ「いやー、パラシュートが電線に引っ掛かっちゃってさー、助けてくんない?お礼はするよ」

シンジ「お礼?」

マリ「ふっふーん、体でねーん♪」

シンジ「……」ゴクリ

レイ「……私先行くわね」スタスタ

シンジ「はやなみっ!待ってはやなみっ!」




16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 17:17:45.30 ID:qM3xBWkL0
シンジ「でもどうやって助ければ……」

マリ「このパラシュートのロープを切ってくれればいいよ」

シンジ「でも手が届かない……」

マリ「おんぶすればいいじゃん」

シンジ「え?」

マリ「君がその子をおんぶすればいいんじゃん?」

シンジ「そうだねそうしよう」

レイ「いや」

シンジ「……はやなみっ!」

レイ「……いやよ」

マリ「んー、そこを何とか頼むよ」

シンジ「……はやなみっ!早くこの人を助けないと!」

レイ「嫌なものは嫌、あと私ははやなみじゃなくて綾波よ」




17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 17:25:02.17 ID:qM3xBWkL0
レイ「私が碇君をおんぶするわ」

シンジ「え?」

マリ「それでいいや、それでいいから早くここから降ろしてくり」

レイ「さあ……碇君……」スッ

シンジ「……はやなみっ!わかったしっかりね!」

むにゅっ

レイ「……」

マリ「あは////おいなりさんが顔に……」

レイ「……向きが逆よ」

シンジ「こっちの向きの方が安定するんだよ!さあ早く立ってはやなみっ!」

レイ「……それもそうね」スクッ

ヨロヨロ…ビターン!

シンジ「ぎゅふううううう!!」

レイ「ごめんなさい、体重を支えきれなかったわ」

シンジ「」ドクドク




18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 17:28:45.40 ID:qM3xBWkL0
レイ「仕方ないから私が上になるわ」

マリ「どっちでもいいから早く助けてー」ジタバタ

シンジ「それが1番だね!さあはやなみっ!」スッ

レイ「……」スッ

シンジ「……」ササッ

レイ「……」スッ

シンジ「……」ササッ

レイ「……」

シンジ「……」

レイ「……!」シャッ!

シンジ「……!」ババッ!

レイ「……」ハアハア

シンジ「……」ハアハア

マリ(はやくー……)




19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 17:33:57.53 ID:qM3xBWkL0
レイ「……碇君、肩に乗りたいんだけど」

シンジ「乗りなよ!さあ早く!」

レイ「そっち向きじゃなくて……」

シンジ「こっち向きの方が安定するんだよ!さあ早く!」

レイ「……」

シンジ「……はやなみっ!」

レイ「……それもそうね」スッ

むんずっ

シンジ(ああっ!綾波のあわびの感触!匂い!)クンカクンカ

シンジ(最高だ!幸せ過ぎて意識……が?)バタリ

レイ「……」ギュウウウウウ

マリ「……早く外してあげないと彼死んじゃうよ」

レイ「碇君が死んでも代わりはいるもの」ギュウウウウウ

シンジ「」ブクブク




20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 17:40:30.51 ID:qM3xBWkL0
シンジ「母さんが見えたよ……」

レイ「まだ助けられてないわね」

マリ「んもーう!もえパンチラし過ぎて感覚が麻痺してきたよーぅ!」ジタバタ

シンジ「……」ジー

レイ「……」チッ

シンジ「じゃ、じゃあこのどこかから飛んできた物干し竿でパラシュートを外すというのはどう?」ドキドキ

レイ「いい案ね、交尾の事しか考えてない猿にしては」

シンジ「はやなみぃ……」

レイ「……」チッ

シンジ「よ、よし!早く助けてあげよう!」




21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 17:46:39.64 ID:qM3xBWkL0
レイ「……」ツンツン

シンジ「……」ツンツン

マリ「……ひゃん////」

レイ「……」ツンツン

シンジ「……」ツンツン

マリ「……あふっ////」

シンジ「……」ツンツン

マリ「はひっ////」

シンジ「……」ツンツンツンツンツンツンツンツンツンツン

マリ「やん激しい////だめっそんな////あんっそんなトコ////」

レイ「……ごめんなさい少し待ってて」

マリ「うん待つ」

レイ「……」ホアチャー!

シンジ「ひぶうううううう!!!」ドゴオオオオオン!




23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 18:02:28.12 ID:qM3xBWkL0
シンジ「僕モヒカンじゃないよぉ……」

レイ「まいったわ、どこかの生ゴミのせいで全然助けられない」

マリ「ふぇーん」

アスカ「いやあああああああああああああああああああああ!!!」ビュオオオオオオオ!

シンジ「ん?」

レイ「あ」

マリ「え」

ドガアアアアアアアアアアアアアアアン!

アスカ「いたた……ちょっと避けなさいよね!」

マリ「無理言わないでよ……でもまあ今ので降りれたからいいとするか」

アスカ「よくない!……ってバカシンジとエコヒイキじゃない!」

シンジ「びっくりしたよ……いきなり飛んでくるんだもん……アスカ大丈夫?」

アスカ「い、いっとくけどわざと飛んでいたんだからね!」

レイ「その割には悲鳴凄かったわね」




25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 18:08:22.44 ID:qM3xBWkL0
アスカ「悲鳴!?馬鹿言わないでよこのエリートの私が悲鳴なんて……」

レイ「アスカ『いやあああああああああああああああああああああ!!!』」

アスカ「だから私に限ってそんなみっともないマネ……」

レイ「アスカ『いやあああああああああああああああああああああ!!!』」

シンジ「……」ピクピク

アスカ「やめなさいよファースト!ぶっ飛ばすわよ!」

レイ「アスカ『いやあああああああああああああああああああああ!!!』」

シンジ「……ンフ!」ヒクヒク

マリ「あははははははは!」ゲラゲラ

アスカ「……」プルプル

レイ「アスカ『いやあああああああああああああああああああああ!!!』」

アスカ「……」フルフル

シンジ「綾波その辺にしてあげて、アスカが泣きそう」




26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 18:13:12.66 ID:qM3xBWkL0
レイ「本来の目的に戻りましょう、学校に行くわよ」

シンジ「そうだったすっかり忘れてたよ」

マリ「そういや私も学校に行く途中だった」

シンジ「アスカも行こうよ」

アスカ「……」

シンジ「ほらアスカったら」グイッ

アスカ「……」バッ!

シンジ「……」

アスカ「……」プイッ

シンジ「……顔を見せたくないなら最後尾でついてくればいいよ」

アスカ「……」

シンジ「……そうしよ?アスカ」

アスカ「……」

アスカ「……」コクンッ




27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 18:13:56.38 ID:nxFqWNuN0
楽しそうで何より




28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 18:21:57.90 ID:qM3xBWkL0
ビュオオオオオオオ

シンジ「うー……風強い」

マリ「パンチラしまくりだよ……私もジャージ履いてくればよかった」

アスカ「ちょっとバカシンジ!何見てんのよ!エッチバカ変態!」

レイ「それに飛ばされないよう気をつけなくちゃ、誰かさんみたいに」

アスカ「……」

シンジ「はやなみ……せっかく元気になってたのに……ああまた最後尾に戻っちゃった」

マリ「ううー……そうだ、この際パンチラしたから何だって思えばいいんだ」

レイ「どういう事?」

マリ「パンツが見えて恥ずかしいって思うから恥ずかしいんだよ」

マリ「パンツが見えても恥ずかしくない!って思えば……ほら恥ずかしくない!」

レイ「ごめんなさい意味がわからないわ」

マリ「ごめん今のは忘れて」

ビュオオオオオオオ




29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 18:26:56.79 ID:qM3xBWkL0
シンジ「いや!僕はわかるよマリさん!」

シンジ「勃起してるのを見られるのを恥ずかしいと思うから恥ずかしいんだ!」

シンジ「最初から勃起してるのを見せるつもりでいればいいんだ!そうですよねマリさん!?」

マリ「……」

レイ「……」

ビュオオオオオオオ

シンジ「……風で突っ込みが聞こえないだけだと思いたい」

シンジ「(そうだアスカだ)アスカ!アスカはどう思う!?」

アスカ「……何がですか?」

シンジ「ええー……敬語ぉー……?」




30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 18:32:41.34 ID:qM3xBWkL0
ビュオオオオオオオ

マヤ「待ってぇー!」タタタタタ

シンジ「マヤさんだ、どうしたんですかマヤさん?」

マリ「やだあの人処女臭い」

レイ「何か追い掛けてるわね」

マヤ「捕まえて!私の処女膜がこの風で逃げ出したの!」

処女膜「……」バッサバッサ

シンジ「え」

レイ「え」

マリ「え」

アスカ「それは大変ですね」

おわり




32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/04(水) 18:45:20.75 ID:kcRG7Qsw0
なかなか斬新だった




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