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1: </b> ◇6wyBJfmq22<b> 2014/10/26(日) 20:00:17.43 ID:1C1fywV10
春香「どうも。皆のアイドル天海春香です」

春香「事務所に出勤してみたらプロデューサーさんがとんでもない事を」

P「きーらきーらきーらめーくゆーきがー♪」

春香「ま、まさか結婚してた…の…?」

美希「」
千早「」
雪歩「」
真美「」

やよい「?」

※アイマスとアマガミのクロスです。といってもアマガミキャラは出てこない予定です。
誤字等御座いましたらご指摘下さい。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1414321207


2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/26(日) 20:04:28.09 ID:1C1fywV10
P「聖夜のーすべーてをー包むy」

美希「ハ、ハニー?」

P「ん?どうした美希」

美希「その…ナナサキって人はハニーのお嫁さんなの?」

P「おう!七咲は俺の嫁だ!誰にも譲らない!」

美希「じゃあ、美希はハニーのお嫁さんにはなれないの?」

P「(美希がアイドルのままでは)嫁になんて絶対出来ないに決まってるだろ?」

美希「これは夢なの…昨日はお姉ちゃんと話しすぎて睡眠不足だから、眠れば夢からきっと覚めるの」フラッ

春香「美希ィーーッ!」

美希「ハニー…ハニィー…大好きなの…」

P「美希は寝ちゃったか。まぁ次の収録まで時間有るし大丈夫だな」

春香「次に起きるのはいつになるんだろう…」

P「?」

3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/26(日) 20:05:25.22 ID:1C1fywV10
千早「ブツブツ」

春香「ち、千早ちゃーん?」

千早「プロデューサーハヤクソクシテクレタモノワタシヲヒトリニシナイッテソウヨダッテアノトキユウノオハカノマエデ・・」

春香「千早ちゃん!?戻ってきてお願い!!」

千早「ハッ…川を全力バタフライで泳いで川岸に積まれた石を笑顔で蹴飛ばす優が見えたわ・・・」

春香「それやっちゃいけない事だよね?優君鬼になっちゃってるの!?」

千早「優の笑顔が見れて幸せ…ってそうじゃなくてプロデューサー!」

P「どうした千早。曲の相談か?」

千早「そのナナサキって人はやっぱりその…スタイルが良いんでしょうね?」クッ

P「七咲な。まぁ水泳やってるし良いほうだと思うぞ?」

千早「くっ」

P「でも胸に関してはそうでもないかな?そこもまた好きなんだけど」

千早「(控えめな胸が好き→千早が好き→結婚しよう千早)」

春香「何かとんでもない飛躍をしている気がするよ千早ちゃん」


4: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 20:09:50.93 ID:1C1fywV10
千早「えっと…急に言われても心の準備が//」

P「平均より上ぐらいじゃないかな。決して大きいとは言えなくても、毎日の部活で鍛えられた胸筋に内側から押し上げられ…」

千早「(16才…胸囲…平均…)」カタカタ

千早「」

千早「アオイートリー」

P「外側からは抵抗をなくす為に開発された競泳水着によって圧迫されている胸…」

春香「千早ちゃん!千早ちゃんしっかり!」

千早「モシーシアワセー」

春香「もう手遅れですよ手遅れ」

P「その火薬の様に爆発しそうな程のエネルギーを蓄えた感じがたまら…ん?レッスンでもないのに練習とは、千早は熱心だなぁ」

雪歩「…」

5: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 20:10:58.94 ID:1C1fywV10
雪歩「…」

P「お、雪歩。悪いんだけどお茶淹れてくれないかな?喉かわいちゃってさ」

雪歩「は、はい…」

P「お茶といえば、梨穂子も良くお茶を淹れてくれるんだよなぁ」

雪歩「」ピクッ

P「これが結構凝っててさ。さすが茶道部は違うかなーって」

春香「そ、その梨穂子さんとはどういう関係なんですか!?」

P「幼馴染だな。ずっと一緒にいたからあれだけど、実はお互いに…って感じかな」

雪歩「…」プルプル

P「まぁ(梨穂子の場合)、お茶よりも茶菓子が好きなんだけどさ」ハハ

春香「わっ!わーーーー!」



6: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 20:12:11.10 ID:1C1fywV10
P「んでもってスタイルはこう…むっちりというか、貧相の真反対って感じなんだよ」

P「やっぱ可愛いんだよな。この前思わず叫んじゃったもん」

P「梨穂子は可愛いなぁ!!!って」

P「アイドルとしても十分やっていけそう…でも流石にダメかなぁ」

雪歩「お茶が入りました」

P「お、雪歩お茶有難うな」

P「春香も雪歩と梨穂子を少しは見習えy…あっちぃ!!!」ザバー

春香「熱ッ!とばっちり!?」ビチャ

P「熱つつ…雪歩、ちょっと熱くしすぎなんじゃないかな?」

雪歩「ちょっと電話かけてきますぅ」バタン

P「お、おう。」

雪歩「もしもしお父さん?あのね、若い衆を何人か呼んで欲しいの。」

雪歩「うん。ドラム缶はこっちに2つ有るから。生コンだけお願い。」

春香「何だか寒気がするんですけど」

P「風邪か?全くアイドルなんだから健康管理は大事だぞ?」

春香「はい…」

8: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 20:12:56.43 ID:1C1fywV10
真美「ねぇ兄ちゃん?」

P「なんだ真美?」

真美「兄ちゃんは妹みたいな子は好きじゃないの?ないすばでぃーな子が好き?」

春香「プロデューサーさん!ロリコンは通報ですよ通報!」

P「ビクッ!僕はこんな発展途上の身体には興味がないんだ」キリッ

真美「え…」

P「ハッ!いつぞやの記憶でとっさに言ってしまった…」

真美「に、にぃ…にぃty…」

P「にぃにって言うな!(抱きしめたくなるから)」

真美「兄ちゃんの馬鹿ーーー!」ダッ

P「あ、おい真美!」

春香「あーあー泣ーかしたー泣ーかしたー」

P「うぅ…紳士失格だ」

春香「いつから紳士になったんですか?」

9: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 20:14:31.90 ID:1C1fywV10
真「おっはようございまーす!」ガチャ

P「おはよう真。今日はスカートなんだな」

真「へへっ!ボクだって女の子ですから!」

真「今日のボクは絶好調ですよ!頑張ってレッスンするぞー!」マッコリーン

P「真は本当に元気いっぱいだな…真を見てると薫を思い出すよ」

真「薫さんですか?」

P「ああ。薫だ。中学からの悪友ってやつだよ」

真「へ~っ。ボクみたいに女らしい人なんでしょうね?」ワクワク

P「喧嘩早くてな。しょっちゅう殴られたもんだよ」

真「へ?」



10: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 20:15:42.37 ID:1C1fywV10
P「本人は健気小町と呼べだなんだと言ってたが、思わず笑ってしまったよ」

真「は、はぁ」

P「一緒に色々馬鹿やらかしてなぁ…とんだトラブルメーカーだよ」

真「はい…」

P「真冬の川に橋から突き落とされた事も有ったし」

真「…」

P「その暴れっぷりからついたあだ名が〈輝日東の核弾頭〉だ」

真「」

春香「あの、あのこれじゃけなしてるだけじゃ…」

P「そうか?あの焼きそばもじゃ子の様子はこんなもんじゃ語りきれないんだが」

真「プロ…は…ボクの…こと…」

P「真?」



真「ボクのことそんなガサツで女っ気の無い乱暴者だと思ってたんですか!?」

P「え?いや話には続きが…」

真「S E I B A I !」ドガッ

P「うぽぉ!」

春香「あちゃー」

真「プロデューサーの馬鹿ぁーーーーー!!」ガチャ

P「パ…」

春香「パ?」




P「パ……パステル系の……ピンク」ガクッ

11: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 20:16:40.01 ID:1C1fywV10
春香「真、給湯室にこもっちゃいましたよ…」

P「うう…まだ話には続きがあるのに」

P「そんな薫だけど、本当は誰よりも寂しがり屋で家族や友達想いで」

P「とっても可愛らしい女の子なんだ…って」

春香「プロデューサーさん…」













春香「真のパンチラ見たんですね」

P「ティーバックは健康に良い」

春香「殴りますよ?あと真ティーバックじゃなかったですから。パステルピンクではありましたが」

P「おへそにキスもたまらない」

春香「全然誤魔化せてませんよプロデューサーさん…」

12: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 20:21:57.63 ID:1C1fywV10
律子「ただいま戻りました」

亜美「兄ちゃんただいまー」

伊織「全く早朝からこのスーパーアイドル伊織ちゃんに仕事させるだなんて」プンプン

あずさ「でも早起きは健康にも良いのよ~?」

P「おうおかえり。竜宮はこんな朝からもう仕事だったのか?」

律子「ええ。新ドラマ『ローアングル探偵団』の撮影が有りまして」

律子「登校風景を撮影したいからって事でこんな早朝から」

伊織「何でこんないかがわしいドラマ出なくちゃいけない訳!?」

亜美「またまた~いおりん超乗り気だったじゃ~ん」

P「ほう。それは良かった」

伊織「そんな訳ないでしょ!」キー

14: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 20:23:14.42 ID:1C1fywV10
伊織「あんな変態企画上げたの誰よ!許せないわ!」

P「はい」

伊織「はい?」

P「俺が局に企画書だしたの。そしたら通った」

伊織「ほ、本当なの律子!?」

律子「ええ。でも深夜枠のドラマって地味に話題になるのよ?」

律子「他の事務所は月9とかの正統枠を狙うけど、うちは敢えて深夜枠からよ」

P「いわゆる剛力押し…じゃなくてゴリ押しせず、マニアックな枠で密かに注目を得る狙いだな」

伊織「う…確かに竜宮小町はまだまだ売出し中だけど…」

15: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 20:25:21.86 ID:1C1fywV10
P「いや~局のDも同志でさ~。是非やろうと熱く語り合ったんだよ」

P「原作・Pってなってるだろ?これ俺のペンネームな」

伊織「変態!変態!変態大人!!」バシッ

P「あ。今日密着取材のカメラ来てるぞ」

伊織「は~い?ファンの皆さんおはようございまーす!今日も元気に頑張りまーす♪」

P「嘘だけどな」

伊織「本気で殴るわよ」

P「優しくしてね……」

春香「デコりんはぶん殴っても良いと思います」

伊織「まずアンタから殴るわね春香」

16: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 20:26:43.09 ID:1C1fywV10
P「伊織はあれだな。絢辻さんみたいだな」

伊織「誰よそれ?女?」

春香「どーせまたプロデューサーさんのコレの1人でしょ?」コユビクイッ

P「おいおい…何て言い草だよ春香。同級生だよ」

伊織「ふ、ふーん…ま、私の可愛さには及ばないんでしょうけどね」

P「でも似てるんだよ。猫かぶってるところとか」

伊織「何よ!悪いの!?アイドルなんだから当然でしょ!?」

P「ハイ。水瀬さんは裏表のない素敵な人です」

伊織「やっぱり馬鹿にしてるわね!?」

18: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 20:27:39.48 ID:1C1fywV10
P「まあ待て。伊織も絢辻さんも大変だよな…」ギュッ

伊織「えっ」

春香「ヴァイ!?」

亜美「おやおや→?」

律子「プロデューサー殿…?」

P「親からは過度の期待をかけられ、優秀な兄姉と比べられ、自分を出すことが出来ない…」

P「でもいいじゃないか。伊織は伊織なんだ。誰かの目を気にすること無く自由に生きて欲しい」

P「それが一番可愛いと思うよ」ニコッ

伊織「何言ってんのよ馬鹿…//」

19: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 20:30:34.71 ID:1C1fywV10
春香「私達のこと忘れてませんかねあの2人」

律子「でもまぁ…今回は目をつぶるとしましょう。伊織すごくいい顔してるし」

あずさ「あらあら~//」

P「伊織…」ギュー

伊織「…」ギュギュー






P「…」クンカクンカ

伊織「アンタ…何やってんの?」

P「いや、今のうちに伊織の匂いを嗅ぎだめしとこうと思って」

伊織「やっぱりあんたただの変態じゃない!」バシッ

春香「ですよねー」


20: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 20:31:52.34 ID:1C1fywV10
伊織「律子!今朝買ったアレ出してちょうだい!」

律子「ハァ…これは仕方ないわね。はいこれ」

P「これは…メロンパン?」

伊織「そうよ。撮影場所近くに最近大人気のパンの移動販売車が来てたの」

あずさ「とっても美味しかったからお土産に~って」

伊織「はい。あーん」アーン

P「いっただきまー…?」

伊織「…もぐもぐ」

P「ちょっ!俺にくれないの?」

21: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 20:32:51.14 ID:1C1fywV10
伊織「そんなに食べたいの?ほら、あーん」アーン

P「もぐもぐ…うん!これは美味いな!」

伊織「でしょ?はい、あーん」アーン

P「もぐもぐ…」

伊織「はい、あーん」アーン

P「もぐもぐ…ちょ、いおりんまだ口の中n」

伊織「あーん」アーン

P「もぐm…うっ…うー…ちょっと待って欲しいかなーって」

伊織「食べたかったんでしょ?ほらあーん」アーン

P「もぐぐgもが!!」

春香「メ、メロンパンが口いっぱいに詰め込まれてる!?」

伊織「フン!」スタスタ


22: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 20:33:52.57 ID:1C1fywV10
P「…」

春香「しっかりして下さいよもう…」

P「…」ムクッ

P「ブラブラ、ゾウさん、ブラ~ン、ブラ~ン!今日もパオ~ン!明日もパオ~ン!フリフリ、ゾウさん、みんなでパオ~ン!元気にパオ~ン」

春香「」

律子「」

亜美「」

あずさ「」

春香「酸欠でおかしくなってる!?」

P「なあ律子」

律子「はい?」

P「律子は勝負パンツって持ってるの?」

律子「」


24: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 20:35:07.15 ID:1C1fywV10
P「なんだ答えてくれないか…じゃあ亜美」

亜美「なになにー?」

P「亜美はオス猫とメス猫が、ニャンニャンしているのを見たことがある?」

亜美「にゃんにゃん?何それー」

P「それはn」



律子「…こんのポルノ野郎ォォォ!!」ドガア



P「お、おぉぉぉおお~あぁぁ…… 」

春香「見事な右ストレートですねぇ」

律子「亜美!こっちに来なさい!レッスン行くわよ!」

亜美「うあうあー!兄ちゃん助けてー!」ズルズル

P「まて律子!さっきのは酸欠でうっかり心の声が…って行ってしまった」

春香「そーいう話は小鳥さんにしてあげて下さいよ。鼻血出して喜びますよ」

P「それはいいや。でも律子に怒られるのは嫌いじゃないんだよなうん」

P「いや、まさか怒られて喜ぶなんて……僕は変態じゃないはずなのに……」

春香「十分変態だと思いますよ」

P「そうかな…」

26: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 20:36:17.62 ID:1C1fywV10
あずさ「あらあらプロデューサーさん?おいたはめっ!ですよ?」

P「えへへ。すいませんあずささん」

春香「で?」

P「で?」

春香「今度は誰を思い出すんですか?あずささん見て」

P「うーんそうだな…森島先輩かな」

あずさ「先輩なんですか~?」

P「ええ。実際は僕の方が年上なんですけど、つい先輩って言ってしまうんですよね」

春香「確かにあずささんより年上ですけど『さん』付けですしね。」

あずさ「別に呼び捨てでいいのに…」

P「いや、なんていうか…つけてしまうんですよねー」


27: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 20:37:27.20 ID:1C1fywV10
P「ちょっぴり天然なところもあって、でもとっても素敵で皆の憧れで…夫婦になった後の様子が目に浮かぶ…」

あずさ「あ、あらあら~///」

春香「もうこれプロポーズですよね?重婚ですか重婚!?」

P「彼女とは色々なプレ…遊びもしたもんです」

春香「言い直してますけど意味変わってませんよ」

P「手をつかわずラーメンを食べさせる捕虜プレイとか~」

春香「もう堂々とプレイって言っちゃってますよ…」

P「足の毛を剃ってもらったり、犬ライフ満喫したり、結婚生活の仮想練習もしたなぁ…」

春香「わおっ!完全に変態ですよそれ!」

あずさ「結婚///」

P「でも一番思い出に残ってるのは…」












P「ひ ざ 裏 に キ ス だな」

春香「」
あずさ「///」

28: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 20:38:49.73 ID:1C1fywV10
春香「…why?」

P「どうして犬が膝の裏をなめるのか、犬の立場になればわかるかも知れないって」

あずさ「ぷ、プロデューサーさんがそういうプレイがお望みなら、私頑張ります//」

P「お望みっていうか実際やったんだが…まあいいや」

P「でさ。ここまで可愛い所ばっかり語ってきたけど、やっぱ森島先輩はセクシーなところもたまらんのだよ」

あずさ「友美が確かそういうプレイに詳しかったはず…」ピポパポ

P「なんといっても」








P「 10 代 で あの色気っていうか大人っぽさなのが凄いよ。うん。」

春香「あっ」

あずさ「」


31: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 20:43:00.49 ID:1C1fywV10
あずさ「もしもし友美?え?水着にフリフリエプロンの素晴らしさ?それより…」

あずさ「短大でよくやってたスーパーアトミックソードシュート、やり方教えてくれる?」

あずさ「うん…オーキードーキー。今からそっちに行くわね~」チキチキチキ

春香「あずささんめちゃめちゃ怒ってますよ…どうするんですか!」

P「そうだ春香」

春香「何ですか言い訳ですか?」

P「森島先輩の本名って、『森島ラブリーはるか』 なんだぜ」

春香「!?」

P「ラブリーはるか」

春香「えへへ//」

P「(ちょろい)」

32: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 20:44:20.61 ID:1C1fywV10
P「そうだ。そろそろテレビであれ始まるな」ピッ

春香「あれって?」

P「他事務所アイドルの生放送インタビューだ。今回は『魔王エンジェル』らしい。」

春香「なるほど…確かに勉強しないとダメですよね」

P「次のフェスであたる強敵だからな…相手の情報は仕入れておかないと!」

‐テレビ‐

司会「えー今日は魔王エンジェルの御三方にきて頂いております」

司会「早速ですがファンからの質問タイム。えーPN『ケン×マサ正義』さんからです。」

麗華「」ピクッ

司会「『最近ハマってるものは何ですか?』だそうです。」

麗華「ちょっとまって。何そのPN。」

司会「は?と…言いますと?」

麗華「何がケン×マサよ!そんなのあり得ないわ!マサ×ケンに決まってるじゃない!」

司会「ちょっ!何を仰るのd」

麗華「黙りなさい!業界から消すわよ!」

司会「」

33: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 20:45:24.92 ID:1C1fywV10
司会「えっと、視聴者様方から大量のメッセージが…うっ!何だ?…『お前はケンの性質をわかってない』、『ノンケは帰れ』、『それより高木の密着特集はまだか』」

麗華「ハァー!?このミルクフォーチュン様に楯突くなんていい度胸じゃない!」

司会「ミルク…フォー?」

麗華「そうよ!この私がミルk…」

りん「わーっ!えへへー♪りんは最近まんま肉まんにハマってまーす♪」

司会「なっなるほどー!それでは今日はこの辺で!魔王エンジェルさんでしたー!」

麗華「ちょっと!まだ論議は終わってないわ!徹底的に話しないと!」ギャーギャー

ともみ「(最近はセルフ亀甲縛りに挑戦中…フフ)」


‐事務所‐

テレビ「ワーワーギャーギャー」

P「…」

春香「…」

P「これで対策はバッチリだな!」

春香「対策というか、自滅してるような…」

36: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 20:50:55.68 ID:1C1fywV10
P「さっきの子達の声、紗江ちゃんと美也に似てたような…」

春香「で、まだ女は残ってるんですか?」ハアー

P「何て言い草だよ…そうだな。実はとっておきの人が…」

‐事務所前‐

響「はいさい!おはようだぞ貴音!」

貴音「これは響…おはよう御座います」

響「今日は何かの仕事で貴音と一緒だったような…」

ハム蔵「11時からキビトランドでロケだ。しっかり覚えとけ」ハマキスパー

響「おお!そうだったぞ!流石ハム蔵!」

貴音「今私にもハム蔵殿の声が聞こえたような…」

ハム蔵「ジュイ!」

響「まっさかー!そんな訳ないさー!」

貴音「面妖な…」

38: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 21:00:59.49 ID:1C1fywV10
響「そろそろ中に入r…中で何か話してる?」キキミミー

P『響ちゃんはマジ天使ヤバいカワイイたまらん』

響「」

貴音「」

響「なっ…なっ…何を…//」

P『普段は成績優秀で運動神経も抜群、周りの面倒もしっかりみる優しくてまさに完璧な人でさ』

響「あっ…あう…//」

P『そして…改めて考えるとスタイルいいよなぁ…は、83…いや、待てよ!85はあるんじゃないか?だけど、ここは間をとって84で…』

春香『…』

響「や、やっぱりプロデューサーは変態さー///」

ハム蔵「ジュジュイ!」

39: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 21:04:22.39 ID:1C1fywV10
P『でさ。完璧なんだけど可愛らしい部分もたくさん有るんだよ!自身の顔気にしてるとことか…もう正直たまらんね!響ちゃん最高!!』

響「う、うがー…そんなにも自分の事…//」

貴音「真…良かったですね響…」

P『だけどさ…』









P『響ちゃん、実は攻略対象じゃないんだよなぁ…ハッハッハッ』

響「」

貴音「」

ハム蔵「ジュイ…」

40: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 21:06:51.94 ID:1C1fywV10
春香『ど、どういう事なんですか?あんなに色々言ってたのに!』

P『んーだってそう決まってるんだもん。文句ならエビに言ってくれよな!」

春香『流石にこれは酷いです…響ちゃんの事、なんとかならないんですか?』

響「た、貴音ぇ…」グス

貴音「気をしっかり持つのです!」

P『ああ。言い方悪かったな。実はちょっと前に攻略対象になった…って言う方が良いかな』

春香『ホントですか!良かった…って良くはないんですけど』

響「!」パア

貴音「」ホッ

P『っと言っても…』
















P『 お ま け の 話 なんだがな。ハハハ』

春香『』

響「」

貴音「」

43: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 21:17:28.70 ID:1C1fywV10
響「」ガチャ

春香「あ、って響ちゃん。おはよう」

P「響!おかえりんりん!」

響「…」

P「そうだ響!実は『イナゴマスク』シリーズ最新作の主題歌にお前をってスポンサーが!」

響「…」

P「今回のイナゴマスクは全部で13人も…響?」

響「」ポロポロ

P「あれ?ど、どうした響」

響「ぷろでゅーさーなんて…大嫌いさー…」ボロボロ

P「お、おい…そこでこちらをじーっと見ている君!何とかしてくれないかね?」

春香「…と言われましても…」

響「…し、仕事有るから、自分行ってくるさー!」ニコッ

春香「響ちゃん…無理して笑顔で…」

44: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 21:18:51.81 ID:1C1fywV10
貴音「…」

P「何だったんだ…?っと貴音にも仕事が来てるぞ!」

貴音「…」

P「えっと…これだ!映画『桃色スナイパー』の主演!この役貰うのに結構頑張ったんだよー!」

P「神秘的で、闇を連想させる黒いレザースーツ。それを女の人が着ると…誘惑度は通常の3倍!『ひょっとしたら僕はこの人の手の中でもてあそばれてしまうのでは!』なんて夢想せざるを得ないよ…」

春香「…」

P「僕はこの組み合わせを考え出した偉大な人物に何か賞を与えるべきだと思うんだ!」

P「それほどまでにすばらしいこのコスチュームを貴音にも体験してもらいたい……!だから是非!」

貴音「…」

45: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 21:19:57.46 ID:1C1fywV10
P「貴音?」

貴音「この痴れ者っ!!!」バシッ

P「!?」

貴音「響をあのように泣かせておいて…よくもそんな事が…!」ワナワナ

P「え?泣かせる?俺?」

貴音「貴方様には失望致しました。今は仕事に向かいますが、今後の事は帰ってから…」スッ

春香「これをあえて言葉にするなら…嫉妬?…いや違う気が…」

46: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 21:21:20.18 ID:1C1fywV10
P「うーむ。どうしよう。何故か嫌われてしまったぞ…」

春香「…」

ハム蔵「まぁ年頃の娘ッ子は思い込んだら真っすぐだからなァ」

P「全く…困った…」

ハム蔵「今回は俺に任せとけよ。なぁに、次はキビトランドのロケだ。きびにゃんを水上バイクから突き落としでもしたら響も笑うだろうさ」

P「ホントですか!?いや助かりますよいつもいつも…」

ハム蔵「あんまり気負いすぎるなよ。背中が煤けてるぜ…」ガチャ

P「兄貴!有難う御座います!」

春香「今…ハム蔵喋ってませんでした?」

P「はて…何の事だか。だったら何でハム蔵が喋ってる?時にお前声出さなかったんだ?」

春香「それは大人のじj…もう良いですよその話は!」

47: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 21:26:09.58 ID:1C1fywV10
P「さて…まだ語ってないのは…麻耶ちゃんだなっ!」

春香「あーはいはいー」

P「良い大人なんだけど、でもでもうっかりな部分がキュート!」

春香「お茶淹れなおしてきますね」

P「素敵な恋愛がしたいと思い続ける乙女な部分!素敵!」

春香「やっぱりクッキーにはブラックコーヒーかな…」

P「でも彼女は教師…越えてはいけない禁断の関係…」

P「男らしさを見せて撃沈…勉強以外を教えて貰おうとして撃沈…違う女の子を攻略するつもりがいつの間にか撃沈…」

48: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 21:27:17.49 ID:1C1fywV10
P「色んな同志達がやられていった…だが!そんな同志達よ!立ち上がれ!」

P「遂に麻耶ちゃんが攻略対象になったのだよ!そう!結婚を申し込むトコから全ては始まる!!!」

春香「コーヒーミルはどこやったかな…」

P「ちょっとだけではあるが、俺達は遂に夢を掴む事が出来る!初代ミスサンタをこの手に!!」

P「学生時代から変わらないそのスタイル!うおおおお!麻耶ちゃん!俺だ!結婚してくれー!!」

春香「豆はブルーマウンテンに限りますよ」ゴリゴリ

49: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 21:29:37.97 ID:1C1fywV10
P「他にもまだまだ魅力的な女の子達との想いでが…」

やよい「あの…プロデューサーさん…」

P「どうしたやよい?」

春香「そういや、やよいちゃんずっと事務所の掃除してたね…」

やよい「えと…プロデューサーさんが結婚したら、もう家に遊びに来てくれないのかなーって」

P「な…それは…」

50: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 21:30:25.72 ID:1C1fywV10
やよい「私お姉ちゃんだから、ワガママは言っちゃダメだけど…ちょっぴり寂しいな…」

P「やよい!大丈夫だ!俺は結婚してもやよいとはずっと仲良しだからな!やよいは可愛いな!マジ天使!」ダキッ

やよい「うっうー!すごく嬉しいですーっ!」

春香「あっ!ズルい…タラシなプロデューサーさんだけど…私も優しくして欲しいんですからねー!」ダキッ

真「…」ガチャ

真「ボ、ボク…私も!女の子らしくなって、振り向かせてみせるんだからーっ!」ダキッ

P「おう!お前達は最高に可愛い!全員まとめて可愛がってやるぞこのやろー!」


51: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 21:34:06.21 ID:1C1fywV10
- 社長室 -

<ワーワーギャーギャー

社長「…では次回の876・765プロ合同ライブはこんな感じで宜しく頼むよ!」

石川「え、ええ///」

社長「ん?どうしてそんなに顔を赤くしているのかね?風邪でも…?」

石川「いえ//そういう訳では…」

尾崎「ええ…//」

社長「尾崎君まで…少し暖房を利かせすぎたかな…」

石川・尾崎「///」

社長「?」

???「ピヨ…」

52: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 21:37:55.54 ID:1C1fywV10
- 夜・事務所 -

???「ピヨピヨ…皆帰ったわね…」

小鳥「どうやらプロデューサーさんの昼間の話が理解出来ていたのは私だけみたいね…」

小鳥「そう!彼がしていたのは現実の話じゃないハズ!ゲームソフトの話ピヨ!」

小鳥「私はあの後秋葉に走りソフトを手に入れた!休憩時間過ぎて律子さんに怒られたけど気にしない!」

小鳥「アイドルの皆の気持ちは知ってるけど…でも私だって結婚したい!ええ本気でもうマズいのよ!」

小鳥「これをプレイすればプロデューサーさんの!好みのタイプが!全て丸わかり!さあ行くのよ小鳥!」ウイーン

53: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 21:39:40.75 ID:1C1fywV10
- ゲーム画面 -


冬馬『なぁ…大将…大将のココ…もうこんなにトロ子ちゃんだぜ…!』

冬馬『全く困ったネタさんだ…へへっ大足払いは俺には効かないって言ってるだろ…?』

ケン『フフフ…」

マサ『さぁ始めようぜ!レッツパァリィィィ!!』

マイケル『フゥ~~~!イエース!カモーン!』

冬馬『背水の逆転劇なんか起きやしねぇ!さぁ!』


55: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 21:46:43.99 ID:1C1fywV10
小鳥「ピ、ピョ!?何か違う!?ハッ!これは!」ガサガサ




箱『 ア マ ガ セ  ホモコレ+ 』


小鳥「ま、間違えたピョーーー!」

小鳥「だけどこれはこれで…ピョピョピョー!」

小鳥「たまらないっピョーーーーーーーー!!!」


- 終わり -


57: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 21:55:35.14 ID:1C1fywV10
~ ちょっとおまけ ~

後日…

-たるき亭-


社長「P君。どうしたのかね?最近何か悩んでいるようだが…」

P「ええ…実は最近一部のアイドル達と何だか距離が空いちゃって…」

社長「ふむ…確かにどことなくギクシャクしているような…」

P「でも仕事自体は好調なんですよ。全員Aランクに到達していますし。しかし…」

58: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 21:57:27.82 ID:1C1fywV10
社長「しかし?」

P「いくらアイドルランクが上がったって、彼女達が楽しめていないんじゃ、意味が有りません…」

社長「うむ…だがそれでこそ私の見込んだ男だよ。今そう感じているのならきっと上手く行くさ」

P「そうでしょうか…女性との付き合い方は全く…昔色々有ったもので…」

59: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 21:58:16.94 ID:1C1fywV10
社長「色々とは?」

P「はい…中学生の頃、好きだった女の子とクリスマスに約束して…でも裏切られて…それで…」

社長「…」

P「高校では何とかしようとしました。色んな女の子とも知り合いました」

P「でも…上手く行かず…僕は結局一人きり…妹にも色々迷惑かけて…」

社長「そうか…そんな事が」

60: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 21:59:42.87 ID:1C1fywV10
P「フフッ…ここまでダメだと、まるで小説やゲームの話みたいでしょう?でも、これは現実…」

P「多くの女の子を傷つけてしまった僕だから…せめて今だけは…あの子達だけは幸せにしてあげたい」

P「そう誓って今は働いています。ダメダメですがね…」

社長「…それで初めて会った時、あんなにやつれていたのだね」

61: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 22:00:19.63 ID:1C1fywV10
P「ええ。でも、何故あんな抜け殻みたいだった自分を拾って下さったのです?」

社長「確かに君はくたびれて、全てに絶望した顔をしていた。だが、その瞳の奥には確かに『紳士』の魂が残っていた」

社長「だから私は君に声をかけたのだよ。ティンときた!わけだね」ハッハッハッ

P「社長…」

62: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 22:01:01.41 ID:1C1fywV10
店員「あの、ご注文…はされていませんが、鍋焼きうどんです」

社長「どういう事かね?」

店員「それが…あちらのお客様が、ごちそうしたい…との事で」

P「あの人…ですか?」


スキンヘッドの男「…」スッ

P「あ、ありがとうございました…」

店員「ありがとうございましたー!またお越しをー!」


63: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 22:01:50.81 ID:1C1fywV10
-店の外-

男「…」ピポパポ

男「もしもし。お嬢ですかい?あっしです」

男「すいやせん…あっしには…あの男はやれません…」ボロボロ

男「あれは多分お嬢の勘違いでさ…あの男はそういう男じゃぁありやせん!」ボロボロ

男「あいつならきっと…お嬢を大切にしてくれやす!ええ!そうですとも!」

男「はい…はい……わかって頂けて良かったです…お嬢まで泣かなくても…では戻りやす」スタスタ

64: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 22:05:02.67 ID:1C1fywV10
社長「酔狂な人もいるもんだねぇ…」

P「ええ。お酒では無くうどんってのは珍しいですが」

社長「うどん…か」

P「社長?うどんがどうしたんですか?」

社長「いや…うどんを見ていると思いだすのだよ…」

P「昔の事…ですか?」

社長「ああ。今はもうおじさんだがね。私にも有ったのだよ。若かった時が…」

社長「校舎裏であの子のヒザにキスしたり、理科準備室で抱きしめたり…そういう事を望んだ時が…」

P「…聞かせて下さい」













社長「そう…あれはまだ私が学生で、『輝日南』 という町に居た頃…」



- 終わり -



72: ◆6wyBJfmq22 2014/10/26(日) 22:51:45.37 ID:1C1fywV10
~ ちょっとおまけ2 ~

社長「さて…仕事にかかろうか」

???「高木…高木…」ハアハア

社長「む?妙な気配が…」

???「…高木はあのPとかいうのに騙されてるのだ!このセレブな私以上に高木の事を理解出来るのは…」

社長「うーむ。何処かから見られているのか?」

???「こうなったらPの失脚を…そうだ!奴の担当アイドル達に仕掛けを…」ピポパポ

???「おい。如月のスキャンダルを何としてでも掴め!後は星井の引き抜き準備もぬかるな!!」

???「クク…これで765事務所も終わりだ!後は傷心の高木を私の事務所に…クク」

P「…裡沙?」


- ホントに終わり -