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花京院「この機内に敵スタンドがE・スプラッシュウウウ!!」
花京院「その騎士道精神に敬意を表してE・スプラッシュッ!!」
花京院「カマボコも刺身も好きだからE・スプラッシュ!!」
1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/27(火) 19:35:27 ID:OsuwXxeE
 
【DIOの館】
 
 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ …
 
DIO「エンヤ婆」

エンヤ婆「へああ」

DIO「ひとつ尋ねるが、生きるということはなんだ?」
 
エンヤ婆「笑顔で生きんしゃい」
 
DIO「しかし欲するものを手に入れるとき、必ず戦いが起こるな。エンヤ婆」
 
エンヤ婆「ヒッヒッヒ明治生まれのコンピューター」
 
DIO「戦いに敗れ、欲するものが手に入らなかった場合――」

DIO「挫折感と敗北感を味わい、傷つき、そして次なる戦いのとき、恐怖を感じることになる」
 
エンヤ婆「43290円になりましゅ」
 
DIO「俺は……恐怖を克服することは生きることだと思う」
 
DIO「世界の頂点に立つ者は、ほんのちっぽけな恐怖をも持たぬ者……」

DIO「分かるか? エンヤ婆」
 
エンヤ婆「43290円になりましゅ」





3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/27(火) 19:38:47 ID:OsuwXxeE
 
DIO「案じるものは……ジョースターの血統!」
 
エンヤ婆「ねるねるねるねは……ヘッヘッヘ」
 
DIO「しかしあのカス共が、このDIOの人生にこうもまとわりついてくるとは」
 
DIO「運命というものを信じざるを得なくなるのだ」
 
エンヤ婆「ねればねるほど色が変わって……」
 
DIO「正確に言おう。ジョースターに恐怖しているのではない」
 
DIO「ジョースターの血統を侮れんということだ」

エンヤ婆「こうやって付けて……」
 
DIO「このDIOの運命の歯車から、ジョースターを取り除く必要を感じるのだ!」
 
エンヤ婆「 う ま い !」 テーレッテレー!
 
DIO「すでに『法皇』『戦車』『塔』『月』の4人のスタンド使いを向かわせたが」
 
DIO「このDIO自らも出向いた方が良いのだろうか? エンヤ婆」
 
エンヤ婆「イッヒッヒッ」
 
エンヤ婆「イイーッヒッヒッヒッヒッヒ……!!」
 
――――――

4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/27(火) 19:40:38 ID:OsuwXxeE
 
【海上】
 
 \ おおおおおおっ… /
 
水夫「か、貨物船だ! スタンドだ!」

水夫「オランウータンだ! 気がつかなかった!」

 

ジョセフ「承太郎、何を案じておる」
 
ジョセフ「まさかこの貨物船にも、スタンド使いが乗っているかもしれんと考えているのか?」
 
承太郎「いいや。タラップが降りているのに、なぜ誰も顔を覗かせないのかと考えていたのさ」
 
花京院「全員下痢気味で、便所にでも入ってるんじゃあないのか!?」
 
 トンッ
 
ポルナレフ「ここまで救助に来てくれたんだ! 誰も乗ってねーわけねーだろうが!」
 
ポルナレフ「たとえ全員スタンド使いだとしても、俺はこの船に乗るぜ!」
 
花京院「ポルナレフ……残念だけど……船に乗る者はいないよ」
 
アヴドゥル「おまえ……ど……どうかしているぞッ! 完全に孤立するんだぞッ!」
 
ポルナレフ「誰か乗れよ!!」

5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/27(火) 19:41:44 ID:OsuwXxeE
トン   トン  トン
  トン  トン   トン
 
ジョセフ「んん?」
 
アン「……」ジーッ
 
承太郎「捕まりな。手を貸すぜ」
 
アン「」ピョン!
 
 
 意外ッ! それはフライングエルボー!
 
 
ジョセフ「うおおっ!?」ザパーン
 
アン「べー」
 
承太郎「やれやれ」
 
 
 意外ッ! 続けざまにエルボーッ!!
 
 
承太郎「うおっ」ザパーン
 
アン「べー」
 
承太郎「やれやれってのはそういう意味じゃねえ」

6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/27(火) 19:48:43 ID:OsuwXxeE
 
【操舵室】
 
 ギギイィー……  ギギィー……
 
ジョセフ「な、なんだこの船は!」

ジョセフ「操舵室に船主もいない! 無線室に技士もいない!」

アヴドゥル「テレビも無い! ラジオも無い! 波紋もそれほど走ってない!」

花京院「いらない! 何も! 捨ててしまおう!」

ジョセフ「それなのに見ろ! 計器や機械類は正常に作動しているぞ!」
 
花京院「全員下痢気味で、便所にでも入ってるんじゃあないのか?」
 
ジョセフ「おおい! 誰かいないのか!?」
 
アン「みんな、来てみて! こっちよ!」
 
ジョセフ「!」
 
アン「サルよwww檻の中にサルがいるわwwww」
 
サル「ホ」
 
花京院「サルか。サルはね……いいよ……すごく」
 
ジョセフ「サルなんざどうでもいいーっ! こいつにエサをやってる奴を探s餌付けせんでいいッ!」

8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/27(火) 19:53:22 ID:OsuwXxeE
 
【甲板】
 
アヴドゥル「どうだ?」
 
水夫「80%? 冗談じゃありません。現状でストレングスの性能は100%出せます」
 
アヴドゥル「足は付いてない」
 
水夫「あんなの飾りです。でもヒマなんで付けておきますよ」
 
アヴドゥル「頼む」
 
  
 
ジョセフ「……ん?」
 
 ギギ…  ギギギ……
 
ジョセフ「アヴドゥル! その水夫が危ない!!」
 
 グゥゥン!!
 
水夫「うおおおっ!?」ビリビリビリッ(大破
 
一同「うおおおおおおーっ!!」
 
水夫「お、俺の服が! 一瞬で全部剥かれたーッ!!」(見開き
 
ポルナレフ「To Loveってんじゃねぇ!!」

10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/27(火) 19:54:48 ID:OsuwXxeE
 
アン「キャアアァァーッ!」
 
承太郎「やれやれ。こういう誰得挨拶は、女の子にはキツ過ぎるぜ」
 
水夫A「うああ……だ、誰も触らないのに……!」
 
水夫B「誰も、あの操作レバーに触ってないのに、クレーンが動いたのを、俺は見たッ!」
 
水夫C「ひっ、ひとりでにあのクレーンは、あいつをマッパダカにしたんだ!」
 
裸夫「裸だったら何が悪い! もともと特別なオンリーワン!」
 
ジョセフ「気をつけろ! やはりどこかにいるぞ!」
 
花京院「花京院もいるぞ!」
 
ジョセフ「おい! 機械類には一切触るな!」
 
ジョセフ「動いたり電気を流すものには、一切触るんじゃあないッ!」
 
ジョセフ「命が惜しかったら、ワシの命令に従ってもらう!」
 
ジョセフ「全員いいというまで、下の船室内にて動くな!」
 
水夫D「俺たちは水夫だ! 余興や遊びで命や体を張ったりできるもんか!」バタバタ
 
水夫E「死が怖いんじゃない。無意味な死はごめんだと言っているんだ!」バタバタ
 
ジョセフ「やめろーッ! 無意味にあちこち走り回るんじゃあないッ!!」

13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/27(火) 20:46:52 ID:6hUgf94E
安定のバ花京院

16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/28(水) 12:32:24 ID:bv3ybAbU
 
ジョセフ「……誰かいま、スタンドをチラッとでも見たか?」
 
ポルナレフ「いや……全裸男の下半身なら……」
 
アヴドゥル「すまん……クレーンの一番近くにいたのは私だが、感じさえもしなかった……」
 
ジョセフ「その流れでそのセリフはやめろ!」
 
花京院「よし! ちょっと船の中探索してくる!」ダッ
 
ジョセフ「待たんかーッ!」
 
  
 
アン「……」
 
アン(な……何がなんだか分からないけど、やっぱりアンタ達がいるからやばいことが起こるんだわ!)
 
アン(コ○ンなの? 事件を呼ぶ人間がいて巻き込まれるから、そいつには近付くなって)
 
アン(そうなの?)
 
ジョセフ「……」スタ スタ スタ
 
ジョセフ「大丈夫だ。ひとつだけ『真実』がある! 我々は」
 
アン「コ○ンじゃねーか!」バキッ

ジョセフ「バ-ロッ!」

17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/28(水) 12:33:28 ID:bv3ybAbU
――
 
 ガチャッ
 
アン「! サルwwww」
 
サル「ホ。ホ。ホ」
 
アン「何wwww?」
 
サル「ホ」コツン コツン
 
アン「錠を開けてくれっていうの?wwwwダメよ~ダメダメwwww」
 
サル「ホー」 スッ
 
アン「えっ? リンゴくれるのwwww?」

アン「いらないwwwww」
 
 シュボッ
 
アン「!?」

サル「……ホー……」スパー

アン「火……?」

アン「あ、あんたもしかして……アヴドゥルなの……?」

18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/28(水) 12:38:57 ID:bv3ybAbU
 
サル「ホー」ゴソゴソ
 
アン「!」
 
サル「ホォォ」ペラ…
 
アン「サルのあんたがコンプティーク見て面白いの?」
 
サル「ヴォォ」チラッ
 
アン「はあ?」
 
ガチャッ
 
水夫A「おい! 気をつけろ!」
 
アン「!」
 
水夫B「オランウータンは人間の5倍の力があるというからな」ゾロゾロ
 
水夫C「腕ぐらい簡単に引きちぎられるぞ」ゾロゾロ
 
水夫D「おっコンプティーク最新号じゃん」ゾロゾロ

水夫E「さあ、向こうの部屋で我々と一緒にいるのだ」ゾロゾロ
 
裸夫「一人になるなよ」ゾロゾロ
 
アン「何人群れてうろついてんのよッ!!」

19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/28(水) 12:40:55 ID:bv3ybAbU
 
【甲板】
 
 ダダダダダダ…… スタッ!
 
花京院「考えられぬ!」
 
花京院「隅々まで走り回ってみたが、どこにも誰もいない!」
 
花京院「やはり全員下痢気味で、便所にでも入ってるんじゃあないかと思われる!」
 
承太郎「なら便所調べろよ」
 
――――――――
 
【無線室】
 
水夫E「どうだ?」
 
水夫F「ダメだ……繋がらない!」
 
水夫G「もう一度ジャンプ攻撃からやってみろ!」
 
  
 
アン「……海水でベトベトする……シャワー浴びよっと」
 
アヴドゥル「案内しよう」
 
アン「どっから湧いたの消えて」

20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/28(水) 12:41:46 ID:bv3ybAbU
 
【シャワー室】
 
 ザー……
 
アン「フフフン♪ フフフン♪ イェーガー♪」
 
 ザー……
 
 
 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
 
 
 ギィィィ…
 
 
   水夫C「ファッコンパーンチwwww」
 
   水夫D「それぶっ放すのやめろ!」
 
   水夫E「ゴリラ流奥義・投げ自殺wwww」
 
   水夫F「クソゲー!!」
 
 
アン「んっ?」
 
サル「ホ」
 
アン「なんださっきのサルじゃん。フフーンフーン♪」

21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/28(水) 12:43:28 ID:bv3ybAbU
 
 ダダダダダダダダ……
 
花京院「んっ?」キキーッ
 
花京院「これはさっきサルが入っていた檻……からっぽになってる」
 
花京院「いやそんなことよりトイレだ! トイレをチェックだ!」
 
 ダダダダダダ   ガチャッ
 
花京院「ここか!?」
 
 ガチャッ
 
花京院「ここか!?」
 
 ガチャッ
 
花京院「ここにいるのか!?」
 
アン「!? キャアアアアァァァァ!!」
 
サル「ウホホホーッ!」
 
アヴドゥル「うおおぉぉぉーっ!?」
 
アン「キャアアーッ!!」  サル「ウホホホホホホーッ!!」
 
花京院「オオオおおぉぉぉぉぉっ!!」

22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/28(水) 12:46:19 ID:bv3ybAbU
 
サル「ホホォー」ガシッ
 
花京院「なんだエテ公この手は!?」
 
サル「ホォー!」(蹴

 ブンッ
 
 法皇の緑『フンッ!』ガッ
 
花京院「なんだ!? 敵だったのかこのエテ公!!」
 
 クルクルクル…
 
花京院「!」
 
 ドガァ!
 
花京院「痛ーッ!」ブシュウ
 
サル「ホホォー!」
 
花京院「ぐっ……プロペラ!? 勝手に外れて肩に刺さったぞ!」
 
サル「ホォー」
 
花京院「おい、今の見たか!? 操作系だったぞ!!」
 
アン「いいからはやく出て行けッ!!」

23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/28(水) 12:48:28 ID:bv3ybAbU
 
花京院「スタンドだ! サルを含め、船の物を自由に動かせるスタンド!!」
 
花京院「とりあえずこれ抜いて消毒しないと!」
 
 グニン
 
花京院「と、取れない!? 鋼のプロペラが、ひとりでに曲がった!」
 
 ベコンッ  ドゴゴッ
 
花京院「ブーッ」
 
アン「カキョーイン!」
 
花京院(こ、これは一体……)
 
 バリィイン!
 
サル「ホヴォー!」
 
花京院「!? 後方の窓ガラスが勝手に割れた! このままじゃ挟み撃ちになる!」
 
花京院「ならば片方を潰す! くらえサルッ!!」
 
法皇の緑『エメラルド・スプラッシュウウウウゥゥゥ!!』ドババババ
 
サル「ホヴォー!?」ドガガガガ
 
花京院「だがこっちはガラスのシャワーだッ! ああァーッ」ザクザクザクザク

24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/28(水) 12:52:26 ID:bv3ybAbU
 
サル「ウホォーオ」
 
 スゥ…
 
花京院「き、消えた……」ピューピュー
 
花京院「なんだこいつは! エテ公が壁にめりこんで消えやがった!」
 
花京院「おい、今の見たろ!? 完全にナンシー幕張かパコレプキンだったぞ!」
 
アン「ちょっと服とってきていい?」
 
アヴドゥル「私もいってくる」
 
花京院「どうぞ!」
 
花京院(……エテ公が壁に消えた……だが、スタンド使いはどこだ……?)
 
花京院「……ま、まさか!?」
 
 ダダダダダ  ガチャ!
 
  水夫D「この野郎~ハワイに指定うんち……あっ花京院さん!」
 
  水夫E「花京院さんも一緒にやります?」
 
花京院「オララララララララーッ!!」
 
水夫s「「あ”ーッ!!」」

25: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/28(水) 12:53:16 ID:bv3ybAbU
 
花京院「よし全員気絶させたぞ。これでとりあえず攻撃は収まるだろう」
 
花京院「おっ、なんかここゲームいっぱいあるな」
 
アン「なにやってんの!?」
 
花京院「おっ着替えたか? 安心しろ、スタンド使いは倒したぞ」
 
アン「本当?」
 
 
 スゥー…
 
サル「ホオォー」
 
 
アン「いるじゃねーか!」ドゴッ
 
花京院「アブス! なぜだ!? 確かに水夫は全滅させたはず!」
 
 
 ズゥンン
 
 
花京院「うおっ!?」
 
アン「な……何? 船が傾いて……!」

26: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/28(水) 12:56:33 ID:bv3ybAbU
 
 ズウウゥゥゥンン
  
承太郎「な、なんだこれは」ズブズブ
 
ジョセフ「し……しまったァ!」ズブズブ
 
ポルナレフ「こ……これ……は……?」ズブズブ
 
ジョセフ「こ……この貨物船は……ま、まさかこの船自体が!!」
 
承太郎「スタンドはこの貨物船か」
 
ジョセフ「全て……何もかもこの船自体が巨大なスタンドだった!」
 
ポルナレフ「この船が!?」
 
ポルナレフ「スタンド使いじゃない水夫や、女の子にも見えるスタンドがあるのか!?」
 
ジョセフ「この実在感……エネルギーがあまりに巨大だからと考えるしかあるまい!」
 
ジョセフ「承太郎! スタープラチナを放って、花京院とアヴドゥルに連絡を!」
 
承太郎「射程が足りん」
 
ポルナレフ「それじゃあこういうことか!? 絶対絶命! 俺たちは」ズブズブズブ
 
ズブズブズブズブズブズブズブ
 
ジョセフ「ポルナレフーッ!! …………おっ止まった。頭残して」

29: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/28(水) 17:21:22 ID:yA6Y1i7k
バトルにわりとしっかり筋が通ってるから笑える

33: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/30(金) 05:50:11 ID:udQzXqTw
 
――
 
花京院「『スタンド使いは不在』『スタンド攻撃は受ける』」
 
花京院「両方成立してるってのが、この状況の辛いところだな」
 
アン「パイプに縛られる覚悟なんて出来てない! どうすればいいの!?」グググ
 
花京院「いやあ不覚!」ギシッ ギシッ
 
 
 スウウ…
 
 
サル「ホッホー」
 
アン「サル出た!」
 
花京院「その格好は提督! オランウータン的に出身はブルネイ泊地とみた!」
 
アン「見て! なんか本持って指さしてる!」
 
サル「フウッ」
 
 
 オランウータンの示した単語は なんと『strength』!  意味は!?
 
 
アン「意味は!?」

34: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/30(金) 05:51:20 ID:udQzXqTw
 
 意味はタロットで8番目のカード!
 
 それは挑戦、強い意志、知恵、勇気、メダルの暗示!
 
 さらに 様々なパーツを合体させることによって
 
 無限の能力を 引き出すことができるのだ!(ババンバーン
 
  
 
サル「ホー」ガシャ ガシャ
 
アン「ルービックキューブやってるwww」
 
花京院「あれはメガハウスのジョジョの奇妙なキューブ! 1個2480円する奴だ!」
 
サル「グッホホ! ホホッ!」
 
花京院「このエテ公~! 貧乏学生を前に勝ち誇ってやがる!」
 
 
 この船のすべての物が オレのギャグさ!
 
 頼れるなかまは みんな目が死んでるんだよ!
 
 そしてオレは 実は一回刺されただけで死ぬ!
 
 そう言っている! このエテ公はそう言っている!!

35: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/30(金) 05:52:51 ID:udQzXqTw
 
サル「ホホ」バキャッ
 
花京院「キューブが粉みじんになって死んだ!」
 
サル「グッホホ……」ジーッ
 
アン「ひっwwww」
 
花京院「うおおおおおエテ公!!」 ピッ
 
花京院「襟ボタンッ・シュウウウウゥゥゥゥッ!!」
 
 
  オランウーー( ゚ω゚)・∵. ターン
 
 
サル「ウホオオォォォッ ホホオオォォ!!」ゴロゴロ
 
花京院「おーし 大命中!!」
 
アン「なに今の指弾!?」
 
花京院「パイプも緩くなったぞ!」ベキベキッ
 
サル「ウホホオオオォォ……」ゴロゴロ
 
花京院「さあ勝負はここからだ!」
 
アン「慈悲はない!」

36: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/30(金) 05:54:31 ID:udQzXqTw
 
サル「グヒイイィィ……」バッ
 
アン「あっ、上着脱いでお手上げ!」
 
花京院「隙ありッッ!!」
 
法皇の緑『エメラルド・スプラッシュウウウウゥゥゥゥッ!!』
 
 
 ド ガ ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
 
 
花京院「うおおおあああああああああぁぁぁぁッ!!」
 
 
 ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
 
 
サル「  」 ガシャン  ドゴッン  ドッドォン…
 
 
花京院「……」
 
アン「……」
 
花京院「勝ったか!」
 
アン「うん……」

37: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/30(金) 05:56:11 ID:udQzXqTw
 
 ガタン ゴゴゴゴッ
 
花京院「!?」
 
アン「きゃっ! ……歪んでいるわ! この船、グニャグニャになってるわ!」
 
花京院「またスタンド攻撃か!? ええい本体はどこにいる!!」
 
アヴドゥル「おい二人とも! この船はもう沈むぞ!」
 
アン「出たドゥル!!」
 
花京院「アヴドゥル! むっどうして全裸なんだ?」
 
アヴドゥル「いやあこれは誤解だ」
 
アン「どういう誤解だよ!」バチーン
アヴドゥル「ありがとうございます!」
 
 
花京院「放置してた水夫たちも起こしたぞ!」
 
水夫「さむい」
水夫「たかい」
水夫「こわいだス」
 
アン「おまえらッ!」
 
アヴドゥル「なんかよく分からんがヤバそうだから脱出するぞ! 急げ!」

38: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/30(金) 05:57:17 ID:udQzXqTw
 
【ボート】
 
――
 
 ズズーン  ゴボゴボゴボ…
 
  
 
アン「信じられないわ。船の形が変わっていく……」Nice boat...
 
ジョセフ「なんということだ。あのサルは、自分のスタンドで海を渡ってきたのか」
 
花京院「サルのスタンド? 何の話ですかね」
 
アヴドゥル「恐るべきパワー……初めて出会うエネルギーだった……」ブルン
 
ジョセフ「我々は完全に圧倒されていた……」
 
ジョセフ「花京院がウロウロしていなければ、間違いなくやられていただろう」
 
承太郎「いやその理屈はおかしい」
 
アヴドゥル「しかし……こいつ以上の強力なスタンドとうんたらかんたら」
 
ポルナレフ「ガム噛むかい? キキ」  アン「誰よ!」
 
ジョセフ「これでまた漂流か」
 
花京院「日本を出て4日! 全戦全勝だ!!」

39: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/30(金) 05:58:31 ID:udQzXqTw
 
――
 
【DIOの館】
 
 
 ゴゴゴゴゴ…
 
 
DIO「ストレングスがやられたようだな」
 
エンヤ婆「だぁれが来たんけえ」
 
DIO「適当に6人かき集めて突っ込ませたが、大丈夫だろうか」
 
エンヤ婆「ばあちゃんの畑のもんを食べりゃ、すぐ元気になっちゃうよ」
 
DIO「ふん。変わった老婆だ。お前の欲しいものはなんだ?」
 
エンヤ婆「殺すがいい!!」

エンヤ婆「召しの年寄りさ、簡単なものだよ」
 
エンヤ婆「ジョナサンを殺したようにの……」
 
DIO「ふん」
 
DIO「ん? ちょっと待て」
 
エンヤ婆「 う ま い !」 テーレッテレー!

40: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/30(金) 05:59:25 ID:udQzXqTw
 
 ストレングス撃破!
 
 行け花京院!
 
 
 
 終わり

41: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/30(金) 06:03:25 ID:udQzXqTw
手抜きすみません眠いので寝ますみ(^q^)

44: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/30(金) 09:07:22 ID:FNcjZlFk
お疲れスプラッシュ!!

45: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/30(金) 09:53:35 ID:c0S2Qn2A
いちいちエンヤ婆に吹くwwwwww

>>1にE・乙スプラッシュウウゥゥ!!

次スレ:花京院「呪いの冷蔵庫などエメラルド・スプラッシュ!!」