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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 02:48:29.09 ID:okcj0QxE0
男「なんてこった!!」

男「誰もいねえ!!」

男「まじか!!」

男「マジだった」





2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 02:49:47.97 ID:okcj0QxE0
男「とりあえず、人を探そう!!」

男「流石に一人くらいは……!」

男「いるはず!!!」


 数時間後


男「マジかぁ……」




3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 02:51:01.30 ID:okcj0QxE0
男「これからどうしよう」

男「食糧問題とか」

男「あれ? やばくね?」

男「……とりあえずコンビニ行こう」




4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 02:52:07.28 ID:okcj0QxE0
  コンビニ

男「お金ここに置いときますねー」

男「……はぁ、むなしい」

男「生きる希望がないぜ」

男「これからどうしようかなぁ」




5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 02:53:37.71 ID:okcj0QxE0
  自宅

男「でもやっぱり死にたくない」

男「明日から少しずつ自給自足に切り替えてがんばってみよう」

男「……なんだかなぁ」




7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 02:55:13.37 ID:okcj0QxE0
 翌日

男「まずは本屋で農園について調べよう」

男「……ふう」

  本屋

男「ふむふむ」

男「へー」

男「なるほど」

男「こりゃ無理だ」




8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 02:58:41.16 ID:okcj0QxE0
男「俺に出来るのはせいぜい植木鉢の上でトマト作る程度ってことが分かった」

男「でも今のうちにはじめておかないと」

男「食べ物がなくなってきた時に作り出しても遅いだろうし」

男「でも土地問題が……」

男「あれ? 誰もいないのだし、他人の土地使ってもよくね?」

男「ちょっとがんばってみよう」




9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 03:00:49.02 ID:okcj0QxE0
  畑

男「耕す、耕す、耕す」

男「ふう……」

男「重労働過ぎる」

男「これ毎日続けるとか無理だ」

男「……確かガソリンは一年くらいで駄目になるんだったよな」

男「しばらくは機械に頼ろう」




10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 03:02:38.11 ID:okcj0QxE0
  自宅

男「……はあ」

男「畑耕した日からもう三日」

男「あれから一日も畑に行ってないな」

男「俺って刹那的な生き物だなあ」

男「……最近、独り言もふえたなぁ」

男「……はぁ」




12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 03:03:55.32 ID:okcj0QxE0
男「なんとなく手首を切ってしまった」

男「何をやってるんだろう」

男「止血しよう」

男「死にたくない」




13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 03:06:11.00 ID:okcj0QxE0
  x日後

男「あぁ、スーパーに虫がたかってる」

男「これじゃ入れない」

男「というか入りたくない」

男「……はぁ」




14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 03:09:12.91 ID:okcj0QxE0
男「無性にテレビが見たくなってきた」

男「あぁ、ゲームしたい」

男「何で俺だけここにいるんだろうね?」

男「……あれ? 俺って取り残されたの?」

男「最近地球がやばいって言うから皆もっと未来のあるところに行っちゃったの?」

男「じゃあ俺が生きてる意味って何?」

男「どうして生きてるんだろう」




15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 03:10:25.88 ID:okcj0QxE0
  x日後

男「……」

男「……」

男「……」

男「……あ、もう夕方だ」

男「……散歩でもしよう」




17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 03:12:24.53 ID:okcj0QxE0
男「……ふう」

男「歩きつかれた」

男「寝よう」

男「お休み」




18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 03:15:01.83 ID:okcj0QxE0
母「男ー、いい加減おきなさいよー」

男「はいよ、てかもう起きてるよ」

母「あらそう、って早く顔洗ってきなさい」

男「あーい」

母「そうそう、幼馴染ちゃんもう来るわよ」

男「……え? ちょ、まってなんで?」

母「さあ?」

男「こんな姿見せられない!!」

母「……まったくもう」




20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 03:16:57.91 ID:okcj0QxE0
幼馴染「おっはよぅ!!」

男「おはよう、幼馴染」キラーン

幼馴染「うわー、なんかホストみたい」

男「かっこいいって事かい?」キラーン

幼馴染「正直、ドン引きもいいところ」

男「……ちょっとイメチェンしてくる」

幼馴染「お願い」




21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 03:19:56.05 ID:okcj0QxE0
男「それで、今日はどんな用事?」

幼馴染「うん、デートしようと思ってね」

男「なんと!!?」

幼馴染「デートが嫌なら遊びに行こうよ」

男「嫌よ嫌よも好きのうちってね」

幼馴染「やたー」

男「ういやつういやつ」

幼馴染「テレテレ」

男「かわいいなぁもう!!!!」

幼馴染「もう、早く行こうよ」

男「おう!!!」




22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 03:22:00.48 ID:okcj0QxE0
男「ただいまー」

母「おかえり。デートはどうだった?」

男「蕩けたよマジで」

母「それはよかったわね」

男「おう!! ……でも張り切りすぎて疲れた。寝る」

母「はいはい」

男「お休みー」

母「お休み」




23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 03:23:26.05 ID:okcj0QxE0
男「ん、ぅん。おはよう、俺」

男「……なんか幸せがあふれてくる」

男「何もないのにね」

男「……もう少し、がんばってみよう!」




26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 03:26:05.97 ID:okcj0QxE0
男「しかし、本当に何もすることがない」

男「やる気も起きないし」

男「がんばるって何を?」

男「……やっぱり、もう無理だぁ」




27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 03:27:32.10 ID:okcj0QxE0
男「とりあえず散歩しよう」

男「って、人がいる!?」

男「あれ? 夢じゃない?」

男「マジで?」




29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 03:29:54.50 ID:okcj0QxE0
男「あ、あの、すいません!!」

「でさー、マジありえないよね~」
「ちょ、それマジ? うざーい」

男「あの!」

「それでさ~」
「うっそ。それまじやば~」

男「すいませんって」

男「って触れない?」

男「すり抜けた……」

男「それに俺のこと見えてない?」

男「マジで?」




30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 03:31:30.45 ID:okcj0QxE0
男「俺いつの間にか死んじゃった感じ?」

男「……でも、誰もいないよりかなりマシだぁ」

男「よかった」

男「……うぐっ、ひっく、よかったぁ」




31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 03:33:17.93 ID:okcj0QxE0
男「ただいまー!!」

母「……」

男「おー母ちゃんすっげぇ久しぶり!」

母「……」

男「あれ? なんかやせた~?」

母「……」

男「ふんふふ~ンって鼻歌歌っちゃったりして」

男「あ、そうだ。テレビつけよう!!」




34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 03:35:48.94 ID:okcj0QxE0
テレビ「――次のニュースです」

男「映ったー!! うわ、すげー!!」

母「……!! テレビが勝手に?」

男「あ、ちょ母ちゃん消さないでくれよ」

母「……」

男「あ~あ、これじゃ見れそうにないなあ」

男「あ、そうだ。せっかくだし幼馴染に会いにいってみよう!!」




36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 03:37:48.55 ID:okcj0QxE0
幼馴染「……」

男「あ、いたいた」

男「って、なんかやつれてる?」

男「何かあった?」

男「聞こえないかぁ」

幼馴染「男君……」

男「よんだ?」

幼馴染「あいたいよ」グスッ

男「……え?」




37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 03:43:06.76 ID:okcj0QxE0
幼馴染「どうして……ッ! どうしてしんじゃったの!!?」

男「うん? え?」

男「なんて言ったの?」

男「死んだ? やっぱり?」

幼馴染「寂しいよ、男君」グスッ

男「幽霊になって会いにきたぞ」

男「だから泣くなって、な?」

幼馴染「男君、男君……ッ」

男「――俺は、俺ならここにいるじゃないか!!」

幼馴染「会いたいよぉ、声、聞きたい」ぐすっ

男「……っ」

男「俺、かえるね?」

男「ばいばい」




38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 03:45:02.20 ID:okcj0QxE0
  x日後

男「つらい」

男「一人のほうが楽だった」

男「目の前にいるのに声すら届かないなんて」

男「ここは地獄じゃないか」

男「死にたい」

男「……死にたい」




39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 03:46:06.03 ID:8Y0+D5Ju0
これは…




40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 03:47:38.38 ID:okcj0QxE0
男「もう誰とも会いたくない」

男「幽霊って死ぬのかな?」

男「……やっぱり死にたくないや」

男「怖いし」

男「帰りたいなぁ」

男「誰もいない世界に」

男「はぁ、もう寝よう」




42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 03:51:23.10 ID:okcj0QxE0
男「お休み、俺」

男「……はぁ」

男「幽霊って寝ないんだよね」

男「俺も幽霊だし、数日間寝てないし」

男「というか寝れないし」

男「この世界は本当に辛いなぁ」




44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 03:54:29.32 ID:okcj0QxE0
男「よう、幼馴染」

幼馴染「」ぶつぶつ

男「幼馴染?」

幼馴染「男君会いたいよいまどこにいるの?
 ねえ男君私ずっと好きだったのにどうしてこんなことになっちゃったのかな?
 私もう嫌だよ」ぶつぶつ

男「……幼馴染」

男「正直もう見ていられないよ」

男「だんだん病んでいく幼馴染も、手首に増えてる怪我も」

男「もう、嫌だ」




45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 03:56:54.09 ID:okcj0QxE0
男「もう嫌なんだ!!!」

幼馴染「――あれ?」

男「……え?」

幼馴染「お、男君?」

男「あれ? まじで? 嘘?」

幼馴染「男君だぁ」ぱぁぁ

男「まじ? 見えるの? うわ、え、まじです?」




46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 04:01:20.56 ID:okcj0QxE0
幼馴染「あは、アハハ。アハハハハハハハ男君だ、男君がいる!!!」

男「え?」

幼馴染母「ど、どうしたの!?」

幼馴染「男君がいるよぉ、ほら!! アハハ、お母さんあそこに男君がいるよ! アハハは」

幼馴染母「幼馴染、かわいそうに……」




47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 04:01:36.49 ID:okcj0QxE0
男「おい」

男「幼馴染」

男「俺はこっちにいるんだぞ?」

男「お前の隣にだよ?」

男「どこ指差してるのさ……」

男「畜生!」

幼馴染母「病院に行きましょう、大丈夫。すぐよくなるわ」

幼馴染「アハハはハハハ」




49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 04:04:29.56 ID:okcj0QxE0
男「……」

男「……」

男「……どうしようね?」

男「……はぁ」




50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 04:05:24.24 ID:okcj0QxE0
男「一度家に帰ろう」

男「……はぁ」




52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 04:07:53.27 ID:okcj0QxE0
  自宅

男「ただいまー」

母「……また扉が勝手に」

男「母さん顔真っ白だよ?」

男「母さんもやつれてるし」

男「最近寝てないんじゃない?」

母「やだもう。男が帰ってきたのかしらね」

男「そうだよ。俺ここにいるよ?」




53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 04:09:43.78 ID:okcj0QxE0
母「……なんてね」はぁ

男「母さん……」

男「……もういい」

男「アレ? そういえば俺なんで死んだんだろう?」




54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 04:11:52.58 ID:okcj0QxE0
  x日後

男「ここが幼馴染の入院してる病院かぁ」

男「失礼しますよっと」

男「結構きれいなイメージだったんだけど」

男「そんなことないんだなぁ……」

男「ここだ」

男「……鍵かかってない」

男「なんだか想像とズレがあるなぁ」




56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 04:15:41.69 ID:okcj0QxE0
幼馴染「あ、男君。来てくれたんだぁ」

男「はい!?」

幼馴染「うんうん、今は見えないけどそこにいるんだよね。アハハ」

男「病んでるなぁ」

幼馴染「男君、怒ってる?」

男「何が?」

幼馴染「怒ってるよね?」

男「いや、だから何に?」

幼馴染「うん、わかってるよ。怒ってるからこうやって私のところにくるんだよね?」

男「やっぱり会話は成立しないよね」




57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 04:19:19.90 ID:okcj0QxE0
幼馴染「でも男君も悪いんだよ?」

男「俺も悪いんですかー。で、何の話なの?」

幼馴染「だって、男君、変な女と仲良くなるし」

男「変な女?」

幼馴染「それに突然あの女、男君がすきだって。……許せないよ」

男「何の話かさっぱりだよ」

幼馴染「だから男君を刺したの」

男「何のはなしか……て、ええ?」




58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 04:22:28.74 ID:okcj0QxE0
幼馴染「だから男君は私のものだよね?」

幼馴染「あの女のものじゃないよ!」

幼馴染「アハハハハ」

男「……なんてこった」

幼馴染「アハハ、死んでおしまいじゃないんだよ!! 私のものになったんだから!!」

幼馴染「アハハハハハ」

先生「失礼します」

幼馴染「アハハ」

先生「薬うちますよー」

幼馴染「アハハハハハ」




59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 04:24:18.39 ID:okcj0QxE0
男「……」

男「なんだろうね?」

男「ほら、よく世界は勝手に回るって話しあるじゃん?」

男「あれをリアルに食らった感じ」

男「世界なんてもう俺のことを完全に無視してるんだろうね」

男「あはははは」

男「おかしくなりそう」




61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 04:25:51.33 ID:okcj0QxE0
男「もう無理」

男「死にたくないとかいえないくらい」

男「死にたい」

男「もう限界だよ」

男「これ以上ここにいるとおかしくなりそう」

男「……もう、むりだよ」




62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 04:27:43.18 ID:okcj0QxE0
男「あはは」

男「車走ってる」

男「早いなあ」

男「うわ、風つよい」

男「落ちそう」

男「いやまあ、今から落ちるんだけども」

男「高いなー」

男「こわいなー」

男「でも、死んだら終わりだし」

男「もうむりだし」




63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 04:28:56.36 ID:okcj0QxE0
男「この悪夢から目を覚ましたい」

男「いやまぁこれ現実なんだけど」

男「死んだら何もないだろうけど」

男「今は、そっちのほうが良い」




65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 04:30:32.49 ID:okcj0QxE0
男「それじゃあまぁ」

男「さようなら」

男「お休み」


     幼馴染『アハハ、死んでおしまいじゃないんだよ!!』

――グシャ




66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 04:34:42.83 ID:okcj0QxE0

――
―――

母「早く起きなさいよー」

男「……え?」

母「ほら、もう、顔洗ってきなさい」

男「う、うん」

男「……え?」

男「曖昧だけど、ある程度は覚えてる」

男「あれ、全部夢!?」

男「……何そのオチ」

母「男! 幼馴染ちゃんがもう来るよ!」

男「え? な、なんで!?」




67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 04:35:27.31 ID:okcj0QxE0
母「さあ?」

男「こんな姿見せられない!!」

母「……まったくもう」




68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 04:35:52.13 ID:okcj0QxE0
幼馴染「おっはよぅ!!」

男「おはよう、幼馴染」キラーン

幼馴染「うわー、なんかホストみたい」

男「かっこいいって事かい?」キラーン

幼馴染「正直、ドン引きもいいところ」

男「……ちょっとイメチェンしてくる」

幼馴染「お願い」




69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 04:36:24.29 ID:okcj0QxE0
男「それで、今日はどんな用事?」

幼馴染「うん、デートしようと思ってね」

男「なんと!!?」

幼馴染「デートが嫌なら遊びに行こうよ」

男「嫌よ嫌よも好きのうちってね」

幼馴染「やたー」

男「ういやつういやつ」

幼馴染「テレテレ」

男「かわいいなぁもう!!!!」

幼馴染「もう、早く行こうよ」

男「おう!!!」




70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 04:37:43.65 ID:okcj0QxE0
  デート中

幼馴染「あはは、それでね……あ、ちょっと」

男「うん?」

幼馴染「お花積んでくるね」

男「ああ、いってらっしゃい」




71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 04:42:29.04 ID:okcj0QxE0
男「ふんふふ~ん」

女「あの~すいません」

男「あ、はい?」

女「あなたも、見ましたね?」

男「はい?」

女「夢、それも胸糞悪いくらいの悪夢。
 にもかかわらずリアリティにはことかかない地獄の奴です」

男「な、なんで?」

女「自分と、少しお話しませんか?」

男「君も、被害者?」

女「はい、たぶんあなたと同じです」

男「……俺も、話したい」



幼馴染「……」


幼馴染『だって、男君、変な女と仲良くなるし』
                              終わり




35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 03:36:18.15 ID:EB966Z1rP
あれ? 人がいるのにスーパーに虫?




72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 04:43:44.46 ID:okcj0QxE0
>>35
無人の世界と男が死んでいる世界は別物、と考えてください




73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 04:43:59.61 ID:y8RtMoT/O
ヤンデレは最高ということですねハァハァ///




74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 04:44:18.05 ID:wVLjHp5S0


無限ループって怖いね




75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/06(月) 04:45:00.62 ID:okcj0QxE0
このssはここで終了となります
即興だったので矛盾などあると思います
すいません

見ていただき、
ありがとうございました!!